女性が実際に愛液が垂れる瞬間ってどんな時？元看護士が解説

皆さんは、愛液が垂れる経験をしたことはありますか？愛液が垂れるほどあふれ出る時、女性はどんな状態なのでしょうか。興奮している？または気持ちとは無関係に濡れるのでしょうか。この記事では、

• 愛液が垂れるのはどんな時なのか
• その種類と役割
• 愛液に関する悩みと解決策　

以上ついて詳しく解説しています。愛液に関する知識を深めておくと、パートナーとのセックスにおける、悩みや疑問点が解消できるかもしれません。セックスをより楽しみたいという方はぜひ最後までご覧ください。

愛液が垂れることってあるの？

濡れやすさは人それぞれですが、愛液が垂れる経験をしたことがある方は、少なくありません。それは感じている証拠なのでしょうか？
どんなときにあふれるほどの愛液が出るのでしょうか？詳しく解説していきます。

垂れるほど愛液が出てる女性はエロい！

男性にとって、愛撫やセックスでしっかり女性が反応してくれていると嬉しいものです。
その証拠に、アダルト動画や二次元のエロ動画でも、大胆に濡らしたり、潮吹きする作品は人気を集めています。
パートナーが濡れやすいと、男性も興奮しますよね。

愛液が垂れるほど出る女性は割と居る

実は濡れやすい女性は結構いるようです。愛液が垂れるほど濡れる経験をしたことがある女性は意外といます。パートナーが濡れやすいとセックスが盛り上がりますね。

愛液が垂れるほど出る瞬間は感じているからだけではない？

男性はパートナーが、愛液が垂れるほど濡れていると「感じてくれているんだな」と思いませんか？もちろん、感じていると愛液が出やすい状況になります。
しかし、そこには分泌される原理や役割があります。

愛液が垂れる＝興奮している？

性的に興奮すると愛液が分泌される、これも間違いではありません。
しかしその原理について詳しく説明できる方は少ないのではないでしょうか。
ここからは愛液が出るしくみや、その役割について詳しく解説していきます。

垂れるほどの愛液が出る原理

女性が性的に興奮すると、愛液が分泌されます。垂れるほどに濡れるのは、ペニスの受け入れ体制を作る為です。
女性器が十分に濡れていないと、挿入時に摩擦が起こります。するりとペニスを受け入れる為に多量の愛液が分泌されるのです。

愛液の主な役割

愛液はただの液体ではありません。大事な３つの役割があるのをご存じですか？
濡れやすい女性も、パートナーが濡れやすいという男性も、その役割について正しく理解している方は少ないかもしれません。ぜひご覧になって愛液の大切さを知っていただきたいと思います。

妊娠しやすくなるため膣内のｐHが変化する

女性器がエッチの時に濡れるのは、なぜなのでしょうか？興奮しているから？それももちろん正解ですが、実は妊娠しやすい状態を作る為でもあるのです。
膣内は通常、酸性に保たれています。酸に弱い精子が生き延びるには過酷な環境です。このままでは妊娠が起こりにくい為、アルカリ性であるバルトリン腺が膣内を中和し、精子を生きたまま子宮に届ける手助けをしてくれているのです。

セックスをスムーズにする

先述の通り、ペニスを挿入する際に女性器が十分に濡れていないと、摩擦が生じ時には痛みを伴います。
挿入事態が困難になることも。挿入時に粘膜を傷つけない為に、愛液が潤して保護してくれているのです。

腟内を雑菌から守る役割

膣内からの分泌液には、粘膜を潤すことで雑菌を排出させる役割があります。子宮内への雑菌の侵入を防ぐために分泌されているのです。

好きな人と居ると愛液が出やすくなるのは本当

そもそもほとんどの女性は、基本的には好きな人としかセックスしたいと思いません。これは男女の性に対する捉え方の違いからくるものです。
男性が性欲解消の目的でセックスするのに対して、女性は愛情を確認する行為としてセックスをします。
女性は感情に重点を置く傾向がある為、好きな人と居ると愛液があふれるのは自然なことです。

どんな時に愛液が垂れていると興奮するのか聞いてみた

皆さんはどんな時に愛液が垂れると興奮するのでしょうか。シチュエーションに分けて見てみましょう。

男性を中心に興奮する瞬間について聞いてみた

パートナーが愛液があふれるほど濡らしている姿には、興奮を覚えるはずです。セックスのときはもちろん、他にもこんな時に濡れていることを知ったらいかがでしょうか？

愛液が垂れると興奮する瞬間

愛液が垂れると興奮する瞬間には、以下のような場面があります。皆さんも経験があるのではないでしょうか。

エッチの時

エッチの時に愛液が垂れるほど濡れていると、男性は「感じてくれているんだ」と興奮しますよね。マン汁が出ているかどうかを、女性が感じているかどうかの指標にしている男性は多いのではないでしょうか。愛液はセックスにおいて、盛り上がる要素にもなってくれています。

お出かけ中の時

先述の通り、女性は好きな人と居ると濡れやすくなります。女性にとってセックス＝愛情だからです。愛し合っているカップルなら、お出かけ中にもパートナーと居るだけで濡らしてしまう事も。それを知った男性側も興奮してしまいますね。

エッチな雰囲気がまったくないのにふと濡れた時

まれにエッチな雰囲気がまったくないのに濡れる事があります。女性は脳の興奮と体の興奮がイコールにはなりません。分かりやすく言うと、興奮しているのに濡れない事もあるし、興奮していないのに濡れる事もある、という事です。
その為何の前触れもなく気が付いたら濡れていたということも起こりえます。

愛液が垂れると困るタイミングももちろんある

濡れやすい方だと、愛液が垂れると困るタイミングもあるようです。世の濡れやすい女性はどんな事で困っているのでしょうか。男性にとっては未知の世界なので、興味がある方も多いのではないでしょうか。ぜひ最後までご覧ください。

替えの下着などの手筈がついてない時

思いがけずに垂れるほど濡れてしまって、「替えの下着がない！」と困った経験がある女性は一定数いるようです。濡れやすい女性だとおりものシートを常備している方もいるのだとか。

汚されると困るところにいる時

彼氏のベッドや不倫相手の寝室など、汚したくない場所で垂れるほど濡れると困ってしまうようです。濡れやすい女性にとって、「汚してしまって申し訳ない」という気持ちになる場面は多いのかもしれません。

セックスをするほどの関係でないとき

女性の中には、「この人いいな」「かっこいいな」と行為を抱くと濡れてしまう、という方もいます。先述した通り、女性は好きな人と居ると濡れやすくなります。この場合セックスで愛情が満たされることがないので、気持ちのやり場に困るようです。

垂れる愛液の種類と役割

垂れる愛液に種類があることは、知らない方が多いのではないでしょうか。実は大きく３つの分類に分けられます。女性の体についての知識を深めるきっかけにしてくださいね。

通常膣が湿るのはおりものによるもの

おりものとは、子宮内や膣から排出される分泌物の事を言います。膣内を潤して粘膜を守ってくれています。また汚れを排出させたり、ばい菌の侵入を防ぐ役割もあります。おりものは女性の体を守る役割がある為、その量に個人差はありますが常に排出されています。
性的な興奮とは関係なく濡れるもの、という認識です。

愛液と呼ばれるバルトリン腺液

バルトリン腺から分泌されるのは、性的に興奮した時に出るいわゆるマン汁と呼ばれるものです。エッチの時に女性が濡れるのは、このバルトリン腺から出る液体の為です。
バルトリン腺液には、男性器の挿入をスムーズにしたり、妊娠しやすい状態を作る役割があります。
通常、膣内は酸性に保たれていますが、このままでは精子が生き延びるには過酷な環境です。そこでアルカリ性のバルトリン腺が膣内を中和し、精子を生きたまま子宮に届けるサポートをするのです。

潮吹きに出る愛液とは違うスキーン腺液

スキーン腺液とは、いわゆる潮吹きの際にスキーン腺から出る分泌物です。スキーン腺は尿道口の左右にある為、おしっこと勘違いされることも。おしっこ特有のツンとしたアンモニア臭がないのが特徴です。
スキーン腺に刺激を与えると、スキーン腺液が分泌されて潮吹きが起こります。ここで注意なのですが、潮吹きとオーガズムとは別物です。アダルト動画や二次元のエロ作品の影響で、潮吹き＝オーガズムと勘違いしている方も多いようですが、女性が感じているかに関係なく、スキーン腺への刺激によって潮吹きが引き起こされます。

排卵日などの生理周期によっても分泌される愛液は変わってくる

生理周期とは、生理が始まった日から次の生理が始まる前日までのことをいいます。卵胞期→排卵期→黄体期→生理のサイクルを毎月繰り返しています。
この周期のどの期間にセックスをしたかによって、分泌される愛液が変わることがあります。特にその変化が分かりやすいのが排卵期です。
排卵期には膣からの分泌物の量が増えます。これは精子をスムーズに運ぶ為です。この時には粘り気がある、ゼリー状の分泌物が出ることがあります。

女性が経験した思わず愛液が垂れる瞬間

ここからは、女性が実際に経験した思わず愛液が垂れる瞬間をご紹介します。男性陣必見、あなたのパートナーもこんな時に興奮しているのかもしれません。

パートナーの魅力的な匂い

女性はパートナーを選ぶ際に、無意識のうちに匂いを判断基準にしているそうです。パートナーの男性に行為を抱いていれば、その匂いを嗅ぐだけで愛液が垂れてくるという方も…。汗をかく季節には、男性は匂いケアに気を配りましょう。

パートナーの仕草に萌える瞬間

パートナーの仕草に魅力を感じ、愛液が垂れる経験をした方もいます。女性に人気がある男性の仕草といえば、ネクタイを緩める動作や、タバコを吸う動作などをよく耳にしますよね。男性はセックスの前に、このような仕草を取ることを意識してみてはいかがでしょうか。色気をかもし出せるかもしれません。

手を優しく触られた時

パートナーに手を優しく触られると、女性はエッチな気分になることがあります。手は男女が初めて触れ合う部位であることが多く、想像力豊かな女性にとってはその先のキスやセックスを連想させます。手を優しく触られて愛液が垂れる経験をした方は、意外と多いのかもしれません。

優しく耳元で囁かれたとき

耳が性感帯という女性はかなり多いです。耳元で囁かれると愛液が垂れてしまうという女性も。言葉責めが苦手な男性は、耳元で優しく「気持ちいい？」と聞くことからスタートしてみてはいかがでしょうか。

愛液が垂れる現象に関するよくある質問

愛液が垂れる現象について、よくある質問とその回答をご紹介します。皆さんの愛液に関する悩みが解決できるかもしれませんので、ぜひ最後までご覧ください。

愛液の垂れるどころか量が少ないんだけど嫌われてるの？

パートナーの女性が、愛液が垂れるどころか少ない事でお悩みの方も多いのでは。濡れやすさは個人差が大きく、その日の体調や生理周期も関係します。興奮していてもあまり濡れないという女性もいます。挿入時や摩擦による痛みでお困りであれば、ローションを使ってみるのもおすすめです。

愛液が多すぎてベッドが汚れがちだけどどうしたらいい？

中には愛液が多すぎて困っている方もいます。セックスの度にベッドがびしょびしょになってしまっては後始末が大変です。濡れやすい方は、バスタオルを敷いたり汚れて欲しくない物は片付けておくなど、事前の準備をしましょう。そうすることで気兼ねなくセックスを楽しむことができます。

バレたくない時に愛液が垂れた時どうやって隠したら良い？

「なんで今濡れるの？」という体験をして焦った経験がある方も。前述したように、パートナーと居るだけで愛液が垂れてくる女性もいます。自分が濡れやすいと自覚がある方は、おりものシートと替えのシートを常に常備しておきましょう。汚れたらぐ交換できるようにしておくと安心です。

女性が実際に愛液が垂れる瞬間ってどんな時？元看護士が解説のまとめ

ここまで愛液が垂れることについて詳しく解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事のポイントは、

• 女性は性的に興奮すると愛液が出るが、その種類によって興奮とは無関係に分泌されるものがある
• 愛液は大きく３種類に分けられ、膣や子宮内を守る役割がある
• 愛液に関する悩みは正しい知識と事前の準備で解決できる

という点です。
愛液はセックスを盛り上げる要素でもあり、女性の体を守る重要な存在だという事がご理解いただけましたでしょうか。男性は女性が濡れているかという事が気になりがちです。しかし、生理周期や体調によってその量に変化が出るという事を知っておくだけで、セックスを楽しむ余裕が持てるはずです。この記事が、皆さんのナイトライフをより良いものにするためのお役に立てれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。