SMプレイで相手を縛ってみたいな、縛られてみたいなと思ったことはありますか?
セックス中に縄などで手や足などを縛るSMプレイを緊縛プレイといいます。支配欲や羞恥心をうまく煽ってくれるSMプレイはセックスのスパイスにもなります。
でも、初心者がいきなり緊縛プレイを始めるのには怪我のリスクが高く、そもそもうまく縛れません。そこで今回は初心者でも失敗しないSMプレイでの縛り方について解説してきます。
SMの王道「緊縛プレイ」について
緊縛プレイはSMプレイの王道で花形です。ロープが体に食い込む状態は美しく芸術だとも言われています。
緊縛プレイとは
緊縛のルーツは古く、武術や逮捕術として古来より日本で息づいてきたものです。最初に緊縛の技術が使われるようになったのは、戦国時代で捕虜を捕獲するためのものでした。
さらに江戸時代に入ると罪人を拘束するためのものとして用いられるようになりました。罪人を素早く拘束する縛り方と、捉えた罪人を晒し者にするための縛り方があったそうです。捉えられた罪人は、罪状や身分によって違った縛り方をされていたようです。
このような歴史の中で、いろいろな縛り方が生まれ、縛り方にも注目されるようになり、見た目の美しさも考慮されるようになりました。そのため、現代の緊縛プレイではただ単に拘束するだけではなく、縛り方の美しさを追求する芸術としても考えられています。
拘束と緊縛の違いについて
SMプレイの中には拘束プレイというものもあります。拘束プレイも緊縛プレイも相手の自由を奪うと言う意味では同じです。しかしこの二つには違いがあります。
拘束プレイは相手の自由を奪うことが目的です。そのため使う道具にこだわりはありません。緊縛と同じようにロープでもいいし、テープやネクタイ、手錠やサランサップでもいいのです。
しかし緊縛プレイにおいては縄で縛ることが重要視されています。身体の自由を奪うだけでなく、縛られた体のビジュアルを楽しむのが緊縛プレイです。そのため縛り方には型があり、体系化されているのが特徴です。
今回はSM的な縛り方について解説していきます!
今回は、SMプレイの最高峰ともいえる緊縛プレイについて解説していきます。初心者には少しハードルが高いSMプレイですが、しっかり覚えていつもとは違うセックスを楽しんでみてはいかがでしょうか?
とはいえ、緊縛プレイには骨折や脱臼など怪我のリスクもあります。いきなり実践するのではなく、ある程度順を追って練習していくことが必要です。この記事では縛り方の注意点やポイントも紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
緊縛プレイに使う縄について解説
まずは緊縛プレイにおいて最も重要なアイテム、縄について解説していきます。
SM的な縛り方をする縄に必要な長さは7~10m前後とされている
まず基本的なこととして、緊縛プレイで縄を用いるときは半分に折って使用します。これは1本で使うよりも安定感を出すためだけでなく、縄を2本にすることで体にかかる圧を分散させる目的があります。
そのため縄の長さとしては7〜10mは必要になってきます。7〜10mの縄を用意したら、先端をあらかじめ結んでおきましょう。そしてざっくりと束ねておくと使う時も取り出しやすいです。
材質によって特性が異なり扱いやすさも変わる
使用する縄は材質によってその特性が変わります。扱いやすさも変わるので、縄を選ぶときは材質にも注目しておきましょう。
シリコン製
天然素材ではないシリコン製のロープは、伸縮性が非常にあります。伸縮性があることで、きつくしめすぎないというメリットはありますが、しっかり縛れないというデメリットもあります。
シリコン製のロープは麻縄などとは異なるテクニックがいるため、緊縛上級者でも扱いが難しいとされています。緊縛に用いるときは正しい知識と場面を選んで使用する必要がある材質です。
綿(コットン)
綿(コットン)素材は衣服にも使われる素材で、肌触りが良く清潔に保っていれば匂いもないのが特徴です。アダルトショップでは染色された色鮮やかなコットン素材のロープが売られています。メンテナンスも楽なので、初心者に向いている素材と言えるでしょう。
しかしコットンはシリコンやゴムロープほどではないですが、多少の伸縮性があります。そのため吊るしたり体重がかかる縛り方をしようとすると怪我の危険度が増します。
初心者の入門的なロープなので、初めての緊縛には向いているでしょう。しかし上級編の縛り方をするとなった時には、素材の見直しをした方が良いでしょう。
麻(ジュート)
緊縛プレイで使われる縄といえば、この麻の縄です。伸縮性が少なく、縛る強さをコントロールしやすいため使われることが多いです。
しかし、購入後は工業油などが染み込んでいいることもあり、若干は何つく匂いがあります。そのため一度なめしと言われる作業をしないといけません。このなめし作業が手間なため、初心者には扱いにくいと感じる人もいます。
またなめした縄でも、表面にチクチクした毛羽立ちを感じることは多いです。この麻縄特有のチクチク感が良いという人もいますが、初心者には痛いと感じる人も多く、上級者向けの素材です。
ホームセンターなどで買える麻縄や登山用ロープは緊縛には向いていない
緊縛プレイの縄はなんでもいいと言うわけではありません。先ほど記載した素材もそうですが、何かの時に簡単に切れることが大事です。
緊縛プレイはプレイの特性上、怪我のリスクがあります。万が一、解けなくなってしまった時のために切断しやすい縄を使うことが必要です。
そのためホームセンターで売っている麻縄や登山用ロープは緊縛には向いていません。ホームセンターで売っているような縄やロープは、簡単に切れないことが重要視されています。
そもそもの用途が違うので、緊縛プレイをするときはアダルトショップで縄を購入した方が無難です。
SM的な縛り方を学ぶ前に覚えておきたいロープの基本や練習方法
SM的な縛り方を学ぶ前に、まずはロープの結び方の基本を練習しておきましょう。
ロープの扱いは3種類の要素で構成されている
ロープの扱い方は3種類の要素で構成されています。大まかにいうとノット(結び)、ヒッチ(縛り)、ベント(繋ぎ)です。
これらのやり方をまずはマスターしましょう。縄の結び方を理解することで、ほどき方も理解できるようになります。もしもの時に素早く解けるようにするために、まずは正しい縄の結び方を覚えましょう。
ロープだけを結ぶノット(結び)について
ロープのみを結ぶ方法をノット(結び)と言います。ロープの蝶々結びや固結びもノットです。ですがロープで蝶々結びや固結びをすると簡単に解けてしまったり、逆に解けなかったりします。
そのため固定がしっかりでき、結びやすく固定しやすいロープワークをする必要があるのです。その代表的なのがもやい結びです。船を固定位するのに使われる結び方ですが、応用できる場面が多く、日常生活でも使えるので覚えておいて損はないでしょう。
普通に結ぶよりも強度は高いのに、解くのは簡単というのが特徴です。手首や足の緊縛をしたときに使います。そのほか代表的なノットとして、八の字結びや自在結びというものがあります。
また解くのが簡単な引き解け結びもあります。引き解け結びは片方の縄を引っ張ることで簡単に解ける結び方です。強度は少し落ちますが、手首や足首の拘束くらいなら耐えられます。簡単に解けるので初歩的な縛り方をするときに向いています。
ロープと対象物を結ぶヒッチ(縛り)について
ロープを対象物に巻き付けて結ぶ方法をヒッチ(縛り)といいます。代表的なのが巻き結びです。
柱に体を固定させる時にも使えますが、バイブやディルドを縄に絡ませる時にも使えます。そのほか両腕を固定したりするのにも用いられる方法です。緊縛プレイの縛り方において、色々使える結び方です。
巻き結びほか、二重巻き結びやブレイクスヒッチも代表的な結び方です。
ロープ同士を結ぶベント(繋ぎ)について
ベント(繋ぎ)とはロープ同士を結んで長くしたいときに用いられる方法です。緊縛に用いられる縄の長さは7〜10mです。でも手首や足を固定するだけならそんなに長くなくても大丈夫です。なので5mくらいの縄を使用している人もいます。
しかしやってみたい縛り方が、持っている縄よりも長い長さを必要としたらどうしますか?新しい縄を買うのもいいですが、2本縄があるなら繋げて使用しても良いでしょう。そんな時に役立つのがこのベント(繋ぎ)です。
代表的なのはテグス結びと言われる結び方です。強度がしっかりあるのにほどきたい時にはすぐに解けるというのが利点です。
そのほか代表的なベントとして本結びがあります。
最初は柱などを縛ってみたり、瓶などのくびれのあるものを練習台にすると良い
縄を扱うときは靴紐を結ぶような結び方ではいけません。緊縛においても結び方は重要で、正しく結ぶことで強度も増し、万が一の時も素早く解くことができます。少々難しいかもしれませんが、練習しておきましょう。
最初は人体で行うのではなく、柱を縛ってみたり、瓶などのくびれがあるものをうまく縛れるように練習することから始めましょう。
いきなり人に試してみてうまくできないとなると、エッチな雰囲気も盛り下がってしまいます。モタモタしているところを見られるのも嫌ですよね?パートナーにカッコ悪いところを見せないようにするためにも、しっかり練習しておくことをおすすめします。
難易度別にSMプレイに使える縛り方について解説
次は難易度別にSMプレイに使える縛り方を解説していきます。難しい種類の縛り方から始めるのではなく、簡単な縛り方からやってみてください。
SM初心者向けの簡単な縛り方
SM初心者向けの簡単な縛り方から紹介していきます。これができるだけでもSMプレイの感じは十分演出できますよ。覚えておきましょう。
手首だけ縛る
基本中の基本といってもいい、手首の縛り方から解説していきます。
手首を縛る方法は至ってシンプルなのですが、緊縛プレイにおいて手首を縛らない方が稀というくらい出番の多い縛り方です。
- 手首を前で揃えます。この時しっかり揃えておかないと緩みの原因になるので気をつけてください
- 揃えた手首に縄を2・3周巻き付けます
- 一度縄を縛り、縄を手首の間に通し再度縛ります。こうすることで縄が締まりすぎることを防止します
意外と簡単ですよね?解き方は逆の手順で解くだけです。特に難しいことはありません。引っ張りすぎると結び目が固くなってしまうので気をつけましょう。結び方は本結びでももやい結びでもOKです。引き解け結びなら解くのも簡単です。
足首だけ縛る
次は足首を縛る方法です。基本的には手首を縛る方法と同じです。ただし足は手首よりも痛みに鈍感な面があります。縛りすぎて血流障害を起こす可能性もあるので、注意しましょう。
- 足首を揃えます。この時しっかり揃えておかないと緩みの原因になるので気をつけてください
- 揃えた足首に縄を2・3周巻き付けます
- 一度縄を縛り、縄を足首の間に通し再度縛ります。こうすることで縄が締まりすぎることを防止します
ほどき方も手首と一緒で、逆の手順で解くだけです。シンプルな縛り方なので縄が絡まることも少ないです。最後の縛る部分を蝶々結びや引き解け結びにしておけば解くのも簡単です。
手首と足首両方縛る
片方の手首と足首を一緒に縛る方法です。手首だけ、足首だけで拘束するよりも、より自由が奪われるのでSM感の増す縛り方です。
- 手で片方の足首を掴んでもらいます
- 手首と足首をピッタリ合わせた状態で縄を2・3周巻きます
- 一度縛ります
- 手首と足首の間に縄を通し、再度縛ります
手首や足首を縛る方法の応用になります。解き方も一緒です。最後の結び目を蝶々結びや引き解け結びにしておけば、解くのも簡単です。
sm中級者向けの縛り技
次からは少し難しくなります。中級者向けの縛り方を紹介していきます。
後手縛り
両腕を体の後ろで固定する縛り方です。手を前に持ってくることができなくなるので、おっっぱいなどの体の前面を隠すことが難しくなります。また手を使った奉仕もできなくなるので、口だけで奉仕してほしい人にはおすすめです。
- 両手で両肘を掴むように、背中側で合わせます
- 縄を手首に巻き付けます。この時、縄に余裕ができるように、自分の手を挟み調節します。これをしないと、縄が手首に擦れてしまい、痛くて仕方がなくなります
- 長い方の縄を、巻いた縄の下に一度通してから結びます。おすすめは本結びか巴結びです。
- 手首に余裕があることを確認し、完成です
解く時は、縄の端を引っ張るのではなく、結び目をほぐすように中央に寄せて空間を作ります。空いた空間に指を入れると思ったよりも簡単に解けますよ。正しく結ぶことで解くのも簡単になります。
菱縄縛り
菱縄縛りは一番よく見る縛り方だと思います。上半身全体を縛る縛り方なので、見栄えもよく、緊縛プレイの醍醐味である縄の食い込みも楽しめます。
よく亀甲縛りと間違われている方がいますが、違いは身体前面の縄の形状です。菱縄縛りは縄の形状がダイヤモンド型の四角形であり、亀甲縛りは亀の甲羅の模様のような六角形の形になります。
- 縄頭の中に受け手の頭から首に通してかけます。通した縄を鎖骨の少し下ぐらいで団子結びにします。
- ①で作った団子結びを胸の間でもう一つ作成します。2個目の団子結びの位置が悪いと見た目が悪くなります。おすすめはおっぱいの谷間の位置です
- 団子結びを5個つくります。団子結びの間隔は1個目と2個目の間隔と同じくらいにしてください。ただし5個目の団子結びは股間に当たります。まんこをしっかり鑑賞するのであれば不要です
- 団子結びがそれぞれ完了したら、縄を股間と背中を経由して首までもっていきます。首まで持ってきた縄を下側から通します。
- 首にかかってる縄に通して、1本ずつ身体の左右から前側に持ってきます。前側の持ってきた縄を前面の1個目の団子結びと2個目の団子結びの間に身体側から縄を通し外側に引きます。縄を引くと身体の全面の縄が広がり「菱型」が現れます。
- ⑤と同じ様にして前面で左右に広げた縄を後方に回し、逆サイドから前面にもってきて、一つ下の団子結びの間に通します。
- ⑥を繰り返します。また身体後方に回した縄は、後側で交差させるだけで大丈夫です。
気をつけるのは、縄のテンションが弱くなると菱型が壊れるので、テンションに気をつけて繰り返してください。 - 最後の菱型を作成後は、縄を身体後方に持っていき縄を結んで完成です。
菱縄縛りは飾り結びと言われる結び方です。見た目重視の縛り方なので、身体的な拘束はありません。縄のテンションが重要なので本結びで結ぶのが良いでしょう。解く時は焦らず左右順番に解いてあげましょう。焦ると縄が絡まります。
股縄縛り
股縄縛りはその名の通り、股の間に縄を通す縛り方です。何と言っても性器に直接縄が触れるのが特徴です。ただし、慣れていないと縄の刺激が気持ちいいよりも痛いと感じてしまいます。最初は下着や服の上から行う方が無難です。
- 骨盤の高さで縄を一周巻き付け、おへその下で結びます
- 性器の割れ目を確認し、直上を通るように股の間に縄を通します
- 股間に通した縄を背中の縄まで持っていき、結びます。
- 余った縄を股縄の周りに巻いて完成です。
最後の結びは本結びか巴結びがいいでしょう。また縄が長すぎると最後の巻きつけるのが多くなり、その分ほどきにくくなります。適切な長さの縄を選ぶことで、解くのも簡単になります。
SM上級者向けの複雑な結び方
最後にSM上級者向けの縛り方を紹介していきます。どれも少し難しい縛り方です。大きめのぬいぐるみやトルソーで練習してから行う方が良いでしょう。
狸縛り
太ももを両腕で抱え込ませて拘束する縛り方です。足は開かないのですが、腰を屈曲させていることで股間があらわになります。この状態でバイブやディルドを使うと逃げ場がなくなります。
- 体育座りをする要領で、太ももを抱え込んでもらいます
- 1本目の縄で手首を後手縛りの要領で固定します
- 2本目の縄で足首も縛ります
- 足を頭側に大きく持ち上げれば完成です。
縄を2本使ったバージョンを紹介しました。また足の縄を天井から吊るしたカラビナに固定して持ち上げてしまうのもいいですね。羞恥心が煽られる縛り方です。縛るのはそんなに難しくないですが、相手の体勢としては少々きついです。長時間は厳しいかもしれません。
解く時は手首から外してあげましょう。手首の拘束を解いてあげれば、足だけ拘束した状態になります。そのままプレイの続行も可能です。逆に足首だけ外しても、手首が自由にならないと体勢が変わりません。先に手首の拘束から外してあげましょう。
亀甲縛り
先述した菱縄縛りと縛り方はにています。体の前面にくる模様が六角形になるのが特徴です。ただし、この六角形を綺麗に作るのが難しいんです。コツは縄にかかるテンションを左右同じにすることです。ペットボトルなど首のあるものを使って練習してみましょう。
- 縄頭の中に受け手の頭から首に通してかけます。通した縄を鎖骨の少し下ぐらいで団子結びにします。
- ①で作った団子結びを胸の間でもう一つ作成します。菱縄縛りの時よりも間隔を空けておきましょう。その方が六角形が綺麗に作れます。
- 団子結びを4個つくります。団子結びの間隔は1個目と2個目の間隔と同じくらいにしてください。4個目の団子結びは股間に当たるので位置を調節しておきましょう。
- 団子結びがそれぞれ完了したら、縄を股間と背中を経由して首までもっていきます。首まで持ってきた縄を下側から通します。
- 首にかかってる縄に通して、1本ずつ身体の左右から前側に持ってきます。前側の持ってきた縄を前面の1個目の団子結びと2個目の団子結びの間に身体側から縄を通し外側に引きます。少し上側を通しておくと良いです。
- もう一度1個目の団子結びと2個目の団子結びの間に通します。この時⑤で通したところよりも下側を通します。左右に広げると六角形が現れます。
- ⑤と同じ様にして前面で左右に広げた縄を後方に回し、逆サイドから前面にもってきて、一つ下の団子結びの間に通します。
- ⑥と同じように、⑦の下側を通し、六角形を作ります。
- 六角形を作成後は、縄を身体後方に持っていき縄を結んで完成です。
難しいのは六角形を綺麗に作ることです。縄のテンションに気をつけながら行っていきましょう。飾り縛りなので身体的な拘束力は少ないですが、六角形を綺麗に作れる人は少ないです。後手縛りと組み合わせるとより緊縛感が増しますよ。
後ろの結びは、縄が緩んでしまわないように本結びにしましょう。きちんと結んでおくことで解くのも楽になります。縄が複雑に絡んでいるので左右順番に解いていきましょう。
胡座縛り
胡座縛りは難易度の高い縛り方です。全く身動きが取れない縛り方なので、長時間の拘束には向きません。強制的に前傾姿勢になるので30分を目安に解いてあげましょう。
胡座縛りには後手縛りを併用します。そのため最低でも縄2本使います。後手縛りで2本使う時もあるので、縄は3本用意しておいた方が良いでしょう。
- 胡座をかいた足首に縄を2・3周巻き縛ります
- 縛った足首から伸びた縄を肩から背中に回します
- 後手縛りしている縄に引っ掛けます。この時首に縄を固定してしまうと、首が閉まるので、手首を固定している縄に引っ掛けることがポイントです
- 引っ掛けた縄を反対側の肩から前方に戻し、足首を縛った縄に引っ掛けます
- 足首て一度縛り、前傾姿勢を固定します。余った縄を足首から伸びた縄に巻き付けたら完成です
胡座縛りは縛られている方の体勢がきつい縛り方です。前傾姿勢が辛くなってくると、縄にテンションがかかり、ほどきにくくなります。解く時は一度グッと前傾姿勢になってもうと縄に余裕ができ、ほどきやすくなります。
解くまでが緊縛プレイです。ちゃんと解き方までマスターして安全に緊縛プレイを楽しみましょう。
一緒に覚えておくと見栄えが上がる縛り方
難易度別に色々な種類の縛り方を紹介してきました。やはりSMにおいて緊縛プレイは王道ですね。せっかくならビジュアルにもっとこだわってみましょう。
一緒に覚えておくと見栄えが上がる縛り方を紹介していきます。
縛ったひもが余ってしまうとだらしない印象になるので末端の処理は大切!
緊縛プレイは見た目も重要です。余った縄もきちんと処理しましょう。きちんと余った縄の処理をするには、大前提として縄尻の処理がしっかりできていないといけません。
縄尻をきちんと処理しておけば、縄がほつれることもないですし、縛った後のストッパーにもなってくれます。
緊縛プレイで使う縄は半分に折って使うのが基本です。縄の先端部分である縄尻はエイトノットと言われる結び方をして結び目を作っておきましょう。そうすることで縄自体がほつれることや、縛りが緩んだとしてもそれ以上解けないようにできます。
また縄尻に結び目があると、余った縄の処理をするときも簡単です。余った縄を他の縄に巻き付けた後、結び目を縄の間に挟んでおけばいいのです。余った縄が長くても縄を巻き付けておけば綺麗に見えますよ。
しかしやはり縄が長すぎると美しくありません。無理やり巻き付けても限界があります。余った縄は首に巻き付いたり、ちょっとした移動で足に引っかったりとけがの元です。縛り方に合わせた縄の長さを選ぶことも重要です。
飾り縛りの縛り方
飾り縛りとは菱縄縛りや亀甲縛りなど、体の制限をしない縛り方のことです。身体の制限は出ないのですが、SMプレイの縛り方としてはとても有名です。
飾り縛りのコツは縄のテンションです。特に亀甲縛りで綺麗な六角形を作るにはテクニックが必要です。程よく均等にテンションをかけることで綺麗な模様ができます。
縄にかけるテンションは、ちょっと体に食い込むくらいが良いでしょう。自然とゆるまるのを防ぐだけでなく、体に食い込んだ縄がなんともいやらしいです。これぞSMプレイの醍醐味です。
飾り縛りをするときは、手首や足首も一緒に縛ったり、後手縛りをするのがおすすめです。体に食い込む縄の感じを堪能しつつ、しっかり拘束して羞恥心を煽ってあげましょう。
はしご縛り
はしご縛りは特に体を拘束するための縛り方ではなく、縛っている縄を装飾するための縛り方です。動きを制限する横縄に対し、縦に繋がる縄が2重になり梯子状に見える事から呼称されています。縄筋の見た目からはしご縛りと呼ばれるようになったようです。
一見なんでもない縛りですが、よく考えないと出来ない縛りで、見た目のアクセントとしての効果が高いのが特徴です。縛ってみたけれど、なんかイマイチ華やかさがないなという時に使う縛り方です。
ただし、使う縄も増えますし、絡まる危険性もあるので初心者がいきなり取り入れるのには難しいです。上級者向けの縛り方といえます。
SM的な縛り方をする際に注意しておきたい点
緊縛プレイの縛り方について解説してきました。ここからはSMプレイで縛る時の注意点について解説していきます。しっかり覚えておいて、怪我のないように配慮していきましょう。
間違った縛り方や力加減を誤ると脱臼するリスクがあるので十分注意する
緊縛プレイには怪我のリスクがあります。間違った方法で縛ると鬱血や脱臼のリスクがあり、大変危険です。縛られる側の柔軟性にもよりますが、無理な体勢を長時間強いることのないようにしましょう。
身動きが取れない状態で移動しようとすると、転倒のリスクもあります。余った縄の処理はきちんと行い、移動は最小限にとどめましょう。
縄の結び方を学んでおくことも重要です。万が一の時に解いてあげられるのは、縛った本人である貴方しかいません。基本である本結びや引き解き結び、もやい結びのほどき方は事前に学んでおきましょう。
縛り跡はほぼ付くものと思った方がいいので、縛る部位なども考えて緊縛を楽しむこと
SMプレイは少々苦しかったり、痛いプレイが多いです。緊縛プレイもその一つです。縛り跡はほぼつくと思って臨みましょう。縄が擦れて傷になったり、キツく縛られたところが鬱血して内出血になる可能性があります。
プレイを楽しむのはいいのですが、傷や内出血が見えてしまうのは困ります。縛る箇所は洋服で隠せるところに留めておいた方が良いでしょう。特に夏は薄着になるので要注意です。
体を縛るのであれば、コスプレに上から縛るのもなかなかいいですよ。服とお肉が縄で締め付けられている様子もエロいです。服がクッションになってくれる分、多少ですが跡がつきにくくなります。
相手が本気で嫌がることはしないこと
緊縛プレイだけでなく、SMプレイ全般に言えることなのですが、相手が本気で嫌がっていることはしてはいけません。
とはいえ、SMプレイをしている時って「いや」「やめて」「むり」とか言いますよね?本気で嫌がっていても、分からない時があります。そういった時のために事前に合言葉を決めておきましょう。
「いや」「やめて」などのようなワードだと区別がつきにくいので、全然関係ないワードにしておくのが良いです。その合言葉を言われたらすぐにプレイをやめましょう。
嫌がっていることをするとお互いの信頼関係は崩れます。楽しくSMプレイをするために、相手が本気で嫌がっていることはしないようにしましょう。
万が一ほどけないときのために速やかに縄を切れる準備をしておくこと
縄の結び方や解き方を事前に学んでいたとしても、万が一に備えておく必要はあります。鬱血や神経障害を起こさないようにするには、違和感を感じたらすぐに縄を解くことが重要です。
でも焦っていると上手く結び目が解けないということもあります。そのためにいつでも縄が切れるようハサミやカッターを用意しておくことが必要です。また縄は登山用などのものではなく、ちゃんとハサミで切れるものを使いましょう。
緊縛プレイをするなら縄の下準備は必須です。その時にハサミで切れるか試しておくといいですよ。SMプレイに縄を使うなら、ハサミもセットで用意しておきましょう。
SMの縛り方を実践したときに苦労した体験談を聞いてみた!
SMの縛り方を実践した人に、苦労した体験談を聞いてみました。紹介していきます。
それで特に抵抗なくはじめた緊縛プレイなんですが、難しいんですね!有名な亀甲縛りにチャレンジしたんですが、全然上手くいきませんでした。どっちかを意識すると反対の縄が緩んじゃって全然縛れなかったです。私は中途半端に縛られてるし、彼も上手く行かなくてあたふたしていました。当然エッチな気分もなくなっちゃって。緊縛プレイはSM上級者のプレイなんだなって思いました。
SMプレイ好きなら亀甲縛りやってみたくなりますよね。お気持ちすごくわかります。でも亀甲縛りに限らず、緊縛プレイは練習が必要なんです。縄師と言われる縛りに特化した人がいるくらいです。
パートナーの前であたふたしないためにも練習してからプレイに臨みましょう。
でも僕その日は調子に乗っちゃって。正常位でめっちゃ責めたんです。終わってみたら彼女の手首と背中に縄の跡がくっきり。ところどころ擦れて血が出ていました。彼女はお風呂に入るたびに沁みて大変だった!といっていました。反省しています。
縄は擦れると痛いです。緊縛プレイはほぼ100%跡が残ると思っていた方がいいですよ。青手に怪我をさせないようにするのは縛る側のSの役目です。縛った時の体勢や縄の締め具合、エッチの体勢には気を遣ってあげましょう。
その時はいつも通り彼女を縛り上げて鑑賞していました。縄が食い込んでいる体はとても美しいです。しばらく眺めていたら彼女が「ちょっと痺れてきた」と言ったんです。痺れるのは神経障害や血流障害が起こる前兆なので解くことにしたんです。でも結び方を間違ったのかいつもみたいに縄が解けません。無理に解こうとすると彼女の姿勢が辛くなり動貸すこともできませんでした。これはめっちゃ焦りましたね。Sとしては自分の可愛いMに怪我をさせる訳にはいかないので。あらかじめハサミを用意していたので縄を切断してことなきを得ましたが、ハサミがなかったらどうなっていたのかと思います。
それからは縄の扱いに細心の注意を払い、結び方と解き方を特訓しました。ロープワークを学ぶのに、キャンプ動画が役に立ったのでおすすめです。
上手く縄が解けないと焦ります。この方のいうように、Mに怪我をさせない配慮はSがすべきです。緊縛プレイを楽しむにはロープワークを身につけておきましょう。
縄で固定されるのはいいんですが、他のものと違って縄だと跡がつくんです。その時のエッチは持ち上がるんですが、手首に跡がつくんです。手首に跡がつくと結構見えるんです。夏は隠せないし、冬でもちょっと袖を捲ると見えてしまいます。
一度すごい内出血になってしまい、友人にどうしたの!?って心配されたこともあります。でも正直にいえないじゃないですか?彼とSMプレイしたのなんて恥ずかしくていえません。毎回緊縛プレイをした後はコンシーラーとかで跡を隠すのに苦労しています。
やはり緊縛プレイに痕はつきものです。縛る側はプレイが終わったら終わりですが、縛られる側は跡を隠すのに苦労しています。そういった苦労もわかってあげましょう。
【初心者必見】SMプレイで絶対失敗しない縛り方について徹底解説のまとめ
いかがでしたでしょうか?
- SMプレイにおいて緊縛プレイは王道で花形
- SM的な縛り方をするなら縄の結び方や解き方を覚えておく必要がある
- 緊縛プレイをするなら登山用のロープなどではなく、いざという時に切断できる縄を使用する
- 難易度別のSM的な縛り方の紹介
- SM的な縛り方をするときは、怪我に気をつけ相手が本気で嫌がることはしないようにする
- 緊縛プレイをして苦労した体験談
以上のポイントをポイントにSMの王道、緊縛プレイについて解説してきました。
ぜひセックスのスパイスとして緊縛プレイを取り入れてみてください。その時は怪我のないように気をつけてくださいね。
この記事が、2人のラブラブな時間のお役に立てたら幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
この記事の執筆者プロオナホーラーやすし
プロオナホーラー/オナホコレクター
私は、出張時に全国の風俗巡りをする30代の会社員名前はやすし。風俗利用するため、全国のラブホテルにも精通している。出張がない時は家でオナホオナニーに勤しむあまり、200種類以上のオナホールを使用したことがある。そんな僕が最高のオナホールのおすすめを紹介しよう。知り合いのアダルトショップでも話を聞き作成したランキングをお楽しみくだせえ!