「ドSな人がタイプ」「彼女、彼氏がドSで興奮する」そんな人も多いですよね。仕事や恋愛でも頼りになるイメージのドSな人は、男女共に人気です。しかし、ドSとは具体的にどのような人のことを指すのでしょうか。
この記事では、
- ドSの人の心理
- ドSな人と付き合うメリット、デメリット
- ドSな人の特徴
- 自称ドSと真性ドSの違い
などについて解説していきます。
ドSな彼女、彼氏がいるという人の体験談も併せて紹介しますので、ドSに興味がある人は必見です。ぜひ最後までご覧ください。
S(サディズム)ってどんな意味?
「Sっぽい」「Mっぽい」など、日常でもよく聞くようになりましたよね。そもそも、Sとは、どのような意味なのでしょうか。
加虐嗜好のこと
Sとはサディズムとも言い、相手に苦痛を与えることで性的快感を得る加虐嗜好のことです。精神的ないし肉体的な虐待、もしくはその両方など、加虐内容は人によって違います。暴力的なポルノ作品を多く執筆したフランスの作家、マルキ・ド・サドが由来になった言葉です。
相手の苦しむ顔が好きなことが多いのでただ意地悪な訳では無い
Sは、ただ性格が曲がっていて意地悪な人間とは訳が違います。苦痛を与えるのは、あくまで相手に恋愛感情を持っていたり、性的興奮を得たいという気持ちから。パートナーの苦しむ姿が好きということなので、そこに相手を陥れてやろうという卑劣な感情はありません。
性格が合えば最高のパートナーになる可能性大!
「苦痛を与えられるのは嫌」と思う人であれば、ドSな人とは性格は合わないでしょう。しかし世の中には、「叩かれたり痛いことをされるのが好き!」「言葉でなじられると興奮する」といったドMな人もいます。そのように需要と供給が合致していて、性格が合うのならば最高のパートナーになる可能性が高いです。
ドSな人と付き合うメリットとデメリット
ドSな人とは、どのような付き合い方ができるのでしょうか。ここでは、ドSな人と付き合うメリットとデメリットを紹介します。
自分の性格にあったドSと付き合おう!
ドSと言っても、人によって性格は違います。ただドSの人だからと言ってむやみに関係を持っても、強引に振り回されて疲れてしまうかもしれません。その人の性格を見極め、自分の性格にあったドSと付き合うのが大切です。
ドSな人と付き合うメリット
いくら自分の性癖とは言え、苦痛を与え続けられるだけだと辛いもの。しかしドSは、ただ相手に苦痛を与えるだけの存在ではありません。ここでは、ドSな人と付き合うメリットをいくつか紹介します。
管理してもらえる
ドSな人は、人に頼られるのが好きという一面があります。仕事やプライベートなど、自分ひとりでは要領よく行動できない人は、テキパキ取り仕切って行動を管理してくれるドSと相性が良いです。常に気を配ってもらえるので、頼りがいのある存在となるでしょう。
決断を委ねられる
ドSな人は決断力が高く、常に相手を引っ張っていく傾向にあります。日常生活では決断が難しいことも多いですが、そんな時に状況を素早く判断し、リードしてくれるでしょう。優柔不断で、物事をなかなか決められないという人にはぴったりです。
基本的に尽くされる
ドSといっても誰彼構わずドSな態度をとる訳ではなく、基本的にパートナーなど親しい人に対してのみです。側から見るとひどいと思える態度や行動でも、実は愛情の裏返し。一度心を許して受け入れた人に対しては、一途に尽くしてくれる傾向があります。
察してくれる
ドSな人は感が鋭く、いちいち言わなくても気持ちを察してくれます。そもそも自分自身も察してくれる人が好きなため、逆にパートナーのちょっとした感情の変化にも気づけるというわけです。いつも意地悪なのに、何かあった時にすぐ察して心配してくれるギャップに惹かれる人も多いでしょう。
ドSな人と付き合うデメリット
メリットが多く、ドSの人と付き合うと幸せばかりなのでは?と思いますが、実はそうとも限りません。ここでは、ドSな人と付き合うデメリットを紹介します。
自由が少なくなる
ドSな人は独占欲が強く、束縛体質なので、パートナーには自分だけを見ていてほしいと思っています。出かけていても連絡を頻繁に返さなくてはならなかったりと、行動が制限されてしまうことも。付き合うと、自分の時間を十分に取れず自由が少なくなるでしょう。
一度言い出すと聞かない
ドSな人は頑固でプライドが高いです。自分の意志を決して曲げず、一度言い出すと聞きません。「もう少し柔軟に対応したら良いのに…」と思っても、最初に決めたことを成し遂げるまで折れないことも。状況によっては、面倒だと思う場面もあるかもしれません。
過去にした失敗はきっちり覚えられている
ドSな人は、頭が良くて記憶力も優れています。そのため過去にした失敗など不利な出来事も、きっちりと覚えられていて忘れることはありません。ちょっとしたトラブルの際に過去の失敗話を蒸し返されて、さらに険悪なムードになることもあるでしょう。
男女共通のドSな人の特徴
男性のイメージが強いドSですが、女性にももちろんドSな人はいます。ここでは、男女に共通するドSな人の特徴を紹介します。
男女でも共通する特徴が存在する
男性がドSな場合と、女性がドSな場合では、性格やパートナーへの態度は違います。まずは、根本的に男女共に共通する特徴を見ていきましょう。
ポジティブな特徴
まずは、ポジティブな特徴から紹介します。一見怖そうなイメージのドSですが、時にはその性格が仕事や恋愛で良い影響をもたらすこともありますよ。
向上心が高い
ドSな人は自分や人にも厳しく、ストイックな性格。さらに負けず嫌いで、常に自分自身を成長させたいと考えています。向上心が強く、より高みを目指すことができるでしょう。
リーダーシップがある
リーダーシップがあるのも、ドSの特徴。主導権を握りたいという願望があるので、人をまとめたり、引っ張って導く力があります。出世したりと、上の立場になるまでも早いです。
気配りができる
ドSな人は観察力が鋭く、周囲をよく見ています。人や物事の変化にも良く気づくため、さりげない気配りができる人も多いです。
我慢強い
我慢強いのはドMでは?と思うかもしれませんが、実はドSにも見られる特徴。プライドも高く向上心の強いドSは、目標を達成するために努力します。そのため忍耐力があり、我慢強いです。
ネガティブな特徴
続いて、ネガティブな特徴を紹介します。周りにマイナスな印象を与えてしまうかもしれないですが、パートナーであればできる限り受け入れてあげましょう。
攻撃的
攻撃的なのは、まさにドSの代表的な特徴。暴力など身体的なものに限らず、言葉で人を貶したり意地悪を言うなど、精神的な攻撃も見られます。長く一緒にいると辛いと思うことがあるかもしれません。
プライドが高い
人に弱みを見せるのが苦手なドSは、プライドが高いです。悩みや不安があっても自分で解決しようとします。他人からどう見られているのかを気にするので、自分を良く見せようと見栄を張ることも多いです。
人を疑いやすい
ドSは他人をなかなか信じられず、疑う傾向があります。怪しいことがあるとすぐに疑うので、何もしていなくとも責められてしまうかもしれません。弁解しても信じてもらえず、辛いと感じることも。
意地を張る
自分に自信があるドSは、考えを曲げないので意地っ張りです。間違いを認められなかったり、素直に謝罪や感謝ができないといった、少し子供っぽいところもあります。また、辛くても意地を張って言えず、我慢してしまうこともあるでしょう。
ドSな男性の特徴
ここまで、男女共通して見られるドSの特徴を紹介してきました。次に、主に男性に見られるドSの特徴を紹介します。
ポジティブな特徴
まずはポジティブな特徴から見ていきましょう。普段見せる姿とのギャップに、キュンとくるかもしれません。
意外と寂しがり屋
ドSな男性が独占欲が強かったり束縛しがちなのは、実は寂しさの裏返し。パートナーなど親しい人と長い間離れるのが寂しいのに、それを素直に伝えられません。そのため、つい高圧的な態度をとってしまうところがあります。
提案上手
頭の良いドS男性は、提案上手で常に相手をリードしてくれるところがあります。デートの行き先や食べたいものなど、相手が選びやすいようにうまく提案してくれるので、一緒にいると楽しい時を過ごせるでしょう。
聞き上手
ドS男性は気持ちを察知する能力も高く、とても聞き上手です。そもそもドS男性は、常に自分のペースに相手を巻き込んでしまいたいと考えています。そのために人の話をきちんと聞き、時には欲しい言葉をかけてくれるでしょう。
ネガティブな特徴
続いてはドS男性の、ネガティブな特徴を紹介します。普段は気づかずとも、深く付き合うと見えてくる一面かもしれません。
独占欲が強い
ドS男性は基本的に独占欲が強く、嫉妬深いです。パートナーは自分の所有物で、自分の側にいるのが当然と考えています。別の男性と連絡を取っているのがバレた日には、独占欲が爆発し、普段からは想像できないくらい怒られてしまうかもしれません。
辛辣すぎる発言が目立つ時がある
ドS男子を彼氏にすると、意地悪されたり毒舌なところにキュンとしますよね。しかしそれがヒートアップして辛辣な発言が目立つことも。本気でショックを受けたり、傷ついてしまうかもしれません。
会話の主導権を握りがち
ドS男性は常にその場をコントロールしたいと考えるため、会話の主導権を握りがち。自分が思うように話せないので、不自由な思いをすることも。支配されたくない人や、偉そうな態度が苦手という人にとってはマイナスポイントです。
ドSな女性の特徴
ドSな男性の特徴を見てきましたが、女性はどうなのでしょうか。ここでは、ドSな女性の特徴を紹介します。
ポジティブな特徴
まずはドS女性のポジティブな特徴から見ていきましょう。ドS女性と付き合うと、以下のような魅力を発見できるかもしれません。
何でも管理してくれる
ドSな女性は賢く、細かいところにも気を配ってくれます。食事や体調など何でも管理してくれるので、快適なお付き合いを送れるでしょう。自分では何もできないという男性にはピッタリです。
リードしてもらえる
誰かに支配されたり従うよりも、自分の意志を信じて突き進むドS女性。恋愛やセックスでも同様なので、彼氏を引っ張ってうまくリードしてくれます。
実は甘えさせてくれる
ドSの女性に泣き言を言うと喝を入れられるのでは、と思うかもしれませんが、むしろその逆です。一見クールで冷たそうなドS女性ですが、頼られるのが大好き。辛いときには思う存分甘えさせてくれます。
ネガティブな特徴
続いては、ドS女性のネガティブな特徴です。ポジティブな一面とは裏腹に、彼女にすると少し大変な一面もあります。
嘘に対して厳しい
曲がったことが大嫌いなドSな女性は、嘘に対してはとても厳しいです。特に浮気など女性関係のトラブルで嘘をつくのは、ドS彼女に対しては得策ではありません。なんとか誤魔化そうとして状況が悪化することもあるので気をつけましょう。
完璧主義
ストイックで完璧主義なところがあるドSの女性。自分が決めたことはやり通さなければ気が済まない性格です。融通も効かないため、疲れてしまうこともあります。
何かにつけて責められる
根本的に攻撃的なところがあるドS女性。喧嘩やトラブルが起きた時は、「なんでこうしなかったのか」と何かにつけて執拗に責められてしまうことも。しつこく言われることで、こちらがイライラしてしまうかもしれません。
自称ドSと真性ドSの違いと特徴
ドSには、ドSが何かを履き違えているような自称ドSと、本物の真性ドSがいます。この2種類のドSはどのような違いがあって、どう見極めれば良いのでしょうか。
自称ドSはSを誇示したがるが真性ドSは行動で表す
自称ドSは、Sであることをとにかく誇示したがります。「俺、Sなんだよね」と口では言っていても、ただ上から目線の偉そうな人というタイプも多いです。しかし真性ドSは、言葉だけではなく態度や行動で表してくれます。相手の立場や気持ちを考え、ただ乱雑に扱うだけではなく、心まで満たしてくれるテクニックがあるのが真のドSと言えるでしょう。
自称ドSは自分が責められると腹を立てるが、真性ドSは相手の責めも含めて楽しめる
自称ドSは、ただ自分が優位に立ちたいだけという場合が多いです。そのため相手を下に見ていて、逆に自分が責められるととても腹が立ちます。反対に真性ドSは愛があり、相手を大切にしているのが大前提。相手の責めも含めて、その反応を丸ごと楽しんでくれるでしょう。
自称ドSは責めのスキルが往々にして低い
責めのスキルが低いのも、自称ドSの特徴。ただ自分勝手なプレイをSだと思い込んでいるので、自分本位で身勝手な責めしかできません。特にセックスの時には、テクニックにそのスキルの低さが如実に現れるでしょう。
実際にドSな人と付き合っていてよかった事の体験談を聞いてみた
ここからは、実際にドSな人と付き合っていてよかった体験談を紹介します。ドSなパートナーと付き合うと、どのような魅力があるのでしょうか。
ドSな彼女と付き合っている人の体験談
まずは、ドSな彼女と付き合っている男性の体験談を紹介します。
普段は振り回されてばかり彼女ですが、ピンチの時に頼れる存在になるとそのギャップでやられてしまいますよね。奥さんになってもしっかりと支えてくれそうです。
自分でも気づかなかった、秘めた性癖に気付かされたパターンです。Sだと思っていたけど実は正反対のMだったという話は、意外と珍しくありません。
お互いの意見をしっかりと言い合えるカップル。時間をかけて内面を知っていけたからこそ、心から信頼できるパートナーになれますよね。
ドSな彼氏と付き合っている人の体験談
続いては、ドSな彼氏と付き合っている彼女の体験談です。
他の女性には冷たいのに、自分にだけ甘えてくるなんて、まさに理想のドS男子!少女漫画の主人公になった気分を味わえそうです。それでいてエッチも興奮できるなんて最高ですね。
スマートにリードしてくれる男性は、いくつになっても惹かれるもの。店員さんと話していても嫉妬されるのは大変そうですが、それも愛と感じられるのであれば、お互い相性の良いカップルだと言えます!
ドSな人によく見られる特徴とガチのドSと偽物の見分け方を解説まとめ
ドSな人の特徴や心理についてまとめましたが、いかがでしょうか。
この記事のポイントは、
- ドSはただ人を陥れたいから苦痛を与えるのではなく、好意を持っている相手の反応を楽しみたいという気持ちが強い
- 向上心があり基本的にポジティブなドSですが、独占欲が強くて相手を支配したがるというネガティブな一面もある
- ドSな人は男女共に、誠実でパートナーを大切にするので、一途な付き合いを期待できる
- 中には相手の立場を考えず、自分本位な自称ドSもいるので注意が必要
ということです。
「ひどいことを言われて傷つきそう」「危害を加えられそう」というイメージのあるドS。しかし意外にも面倒見がよく、パートナーを大切にする傾向があることがわかりました。自分の性格に合ったドSと出会えると、楽しいお付き合いができるかもしれませんよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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この記事の執筆者恋愛マスターケイスケ
打率4割の名ナンパ師
都心でバーテンダーとして働いているケースケです。夜はお客様の恋愛相談をのりながら、休みの日はで人の多い所でナンパを楽しんでいます。仕事をしている中でお客様の声をもとに恋愛とは何かについて日々考えています。夜の方も女性から人気が高いので私が今まで培ったノウハウを皆様にご教示いたします!