ボディタッチは非言語コミュニケーションの代表格です。私たちは言葉などのコミュニケーション以上に五感を使って感じ取る必要性や重要性をわかっていると思います。その中でも「背中へのボディタッチはどのような意味を含んでいるのか?」気になりますよね?
そこでこの記事では以下の5点についてご紹介していきます。
- 女性から背中へのボディタッチをする女性心理
- 男性から背中へのボディタッチをする男性心理
- 背中へのボディタッチをされた側の心理
- 背中へのボディタッチのパターン
- 背中へのボディタッチに関するエピソード
様々な場面やシチュエーション次第で意味が異なってくる背中へのボディタッチ。「あの時のアレはどういう意味だったのか?」「あのシチュエーションではどのようなボディタッチが有効なんだろうか?」そんな疑問にお答えしていきましょう。
この記事を読めば、背中へのボディタッチについていい意味でも悪い意味でも使い分けバッチリ!です。
ぜひ、最後までご覧ください。
ボディタッチの中でも背中へのボディタッチはどんな意味があるの?
ボディタッチには触る部位の違いや性差によって様々な意味が含まれていることがあります。また自分にとって性的対象な相手か否かによってもかなり意味合いが変わってくることは言うまでもありません。
部位によって意味が違うとされているボディタッチ
相手に抱く感情によって私たちは無意識的にボディタッチを使い分けております。触る場所もセクハラ扱いされない部分であればスキンシップの一環として重宝されます。
背中へのボディタッチはどんな意味があるのでしょうか
背中といえば様々な比喩表現で使われたりカッコよさや可愛さの象徴として表現されるものです。そこにはどのような意味が隠されているのでしょうか?
今回は背中へのボディタッチについてパターン別の心理や対処法まで徹底的に解説
背中についてさまざまなパターンの心理と対処法について解説してまいります。
女性から背中へのボディタッチをする女性心理
男性に比べて異性への好き嫌いがはっきりしている女性心理において、「女性から男性の背中へ」「女性から女性の背中へ」それぞれボディタッチをすることにはどんな意味があるのでしょうか。
励ます意味を込めて
後ろから送り出すときや相手を鼓舞して元気づけるときに背中へボディタッチをすることがあります。軽く叩くことで体を震え立たせ鼓舞してあげるイメージです。主に友達や職場男性などの職場仲間へ行うシチュエーションが多いでしょう。既婚者であれば既婚男性は奥さんから励まされる場面も多いのではないでしょうか。
彼氏や好きな人に甘えたいから
女性にとって男性の大きな背中は魅力的なものです。彼氏などのたくましい背中に触れることで「頼りたい」「甘えたい」心理が働きます。男性に守ってもらえている感じがして落ち着くといいます。特に彼氏や好きな人に対しては特別な時でなくとも付き合う前だとしても好きという恋愛感情からベタベタと甘えたくなるのが女心です。
相手をなだめるため
「落ちついて欲しい」「平常心を取り戻してほしい」などの相手をなだめたいときに背中をさりげなく優しく撫でるようなタッチで触れることがあります。
男性から背中へのボディタッチをする男性心理
男性から女性にボディタッチをするのは一歩間違えればセクハラ扱いされてしまうので注意が必要ですが、背中へのボディタッチにはどのような意味が含まれているのでしょうか?
ブラなどに触れたいという下心から
女性の心理と比べると顕著ですが、やはり下心で女性に触れたいという男性が圧倒的に多いでしょう。男性は視覚や触覚から情報を得ることが大半ですから恋愛感情などは横に置いておいてもブラなどの性的興奮材料を触ることで、自分自身の性欲を満たしたい気持ちがあります。相手の女性に恋愛感情があれば拒絶されないでしょうが…きちんと見極めてさわることが大事ですね。
気合を込めるため
頑張っている人を見たときやもうひと踏ん張りの場合などで、相手を鼓舞する方法の一つとして激励の意味を含んだ背中へのボディタッチを行うことがあります。
特に何も意識していない
特に意識はなく単純にスキンシップの一つという意味で無意識的に触っている人もおります。そのため、単に背中にボディタッチをしてきただけでは特別扱いを受けているかどうかの判断をするのは早とちりと言えます。会話の距離感や他の部位にもスキンシップを行ってきたりエスコートしてくれるなどの明らか様な女性扱いを受けたら特別好意を持たれていると判断して良さそうです。
背中へのボディタッチをされた側の心理
ボディタッチは場面やされた相手などによって受け取り手の印象が大きく変わります。背中へのボディタッチの場合はどのような心理パターンが考えられるでしょうか?
嬉しい
単純に嬉しい場合です。自分がマイナスな感情になっている際に軽くポンっと叩くものであったとしても背中を押される意味合いでボディタッチをされると嬉しいですよね。それが自分が好いている人であれば男女関係なく嬉しい感情になるのは言うまでもありません。相手と知人以上の関係であれば場面に応じて積極的にボディタッチのスキンシップをとっても問題ないでしょう。
触らないでほしい
先述とは一転し反対に触らないで欲しいという拒絶の感情が芽生えるときがあります。女性から男性に触る場合はあまりこの感情にはならないパターンが多いですが、逆の場合が問題ですね。女性は自分が異性として認めていない人から触られると身の毛がよだつほどの嫌悪感を抱くといいます。つまり、男性は自分が触っても良いポジションにいるのかを見極めから触る必要があるということです。気軽に背中に触るのは相手からもボディタッチのスキンシップを受けているか、明らか様な好意を感じるとき以外は慎重に行動する方が吉です。
くすぐったい
ツンツンと触ったり、フェザータッチで触るとこの感情になるかもしれませんね。相手の反応でおおよその感情は推察できると思いますが、若干煙たがられる反応を取られるかもしれません。恋人同士のイチャイチャでくすぐり合いを行ったこともあるではないでしょうか?
心強い
「一人で戦っていないんだ」という心理的安心感から心強さを覚えることがあります。相手との関係性が悪くなければ職場でも学校でも背中へボディタッチを行うことはアリです。人のぬくもりや期待が力になることは多く、特に男性は女性から頼りにされ期待されるといつも以上の力を発揮できるものなのです。
背中へのボディタッチのパターン
次はボディタッチのパターン別についてご紹介していきます。
背中を押し出す背中へのボディタッチ
「頑張っている彼の背中を押したい」「踏ん張りどころで勇気づいて欲しい」などのシチュエーションで背中を押すボディタッチを行うと思います。職場などで大事な仕事を控えていたり、一日疲れたあと残業の追い打ちに立ち向かっていくときなど、踏ん張りどころの場面で使うことが多いでしょう。また、既婚男性はピンチの時、奥さんや娘さんからの背中を押し出すボディタッチによって鼓舞され立ち向かえる場面も多いのではないでしょうか。
バンバンと叩く背中へのボディタッチ
友達などを相手に背中を”バンバン”と叩き鼓舞する瞬間、ありますよね。あまりに強くたたくのは痛いですが、軽く叩くのはいい意味で気合が入りやる気アップにつながります。気軽にコミュニケーションが出来る相手であれば非言語コミュニケーションとして積極的に使いましょう。場合によっては挨拶のような意味合いも含まれますね。
ツンツンとつつく背中へのボディタッチ
ツンツンという擬音語から想像するに相手に対する恥ずかしさが垣間見れます。例えば、好きな人と距離を感じるときなどに「しゃべりかけるのが恥ずかしいことから代わりに背中へボディタッチを行う」などと、初々しさが感じ取れて可愛いと思ってもらえるでしょう。
くすぐるための背中へのボディタッチ
いたずら心から相手をくすぐるために背中へボディタッチを行うこともあります。くすぐることで相手をからかって構って欲しい心境が隠れている可能性があります。付き合う前などに相手とコミュニケーションを深めたいため、入口としてボディタッチを行っている可能性がアリですね。
さするタイプの背中へのボディタッチ
弱っている時に背中をさすってくれると嬉しいですよね。さすることで距離感も近くなって親密度もアップします。キツい時にふと現れてくれるとヒーローのようにすら感じますよね。弱っているときに優しくされると恋に落ちやすいといいますが、まさにこのさすることによる背中へのアプローチは絶好の機会といえます。気になる女性がいる方は弱っているタイミングでさするタイプの背中へのボディタッチを行う恋の進展に一役買うことが出来るでしょう。
背中へのボディタッチに関するエピソード
実際に背中へボディタッチをされたエピソードについていくつかご紹介いたします。
既婚男性とのご飯の際に入店時のエスコートで背中を押され誘導されるのは既婚者なのに不覚にもドキッとしてしまった
マッチングアプリで恋人相手を探していたころの話です。いいなと思ったFさんは30代半ばの男性で見た目は爽やかで誠実そうな人という印象でした。そんな男性と数回メッセージを重ねたのち、実際にお会いしてレストランでお食事をすることになりました。駅まで待ち合わせて軽くしゃべった後、彼の後ろについていきながらレストランへ向かいました。すると到着すると同時にさろげなく私の手を握りながら「ここだよ」っと背中をさりげなく押されエスコートを受け誘導されました。今までそんなストレートにレディファーストを受けたことが無かったため正直驚きました。なんて素敵な男性が現れたんだと胸を躍らせていました。ところが、その数日後彼が既婚者だったという事実が判明しこの出会いは白紙に戻りました。やはり経験豊富な既婚男性は魅力的で行動も大人びているけど、その分危険が多いんだなと思いました。既婚者はモテるから素性を隠して遊ぶ人も多いと言うけれど、まさか私がぶち当たるとは思ってもみませんでした。
職場の大事な商談の前にトントンと優しく背中を押してくれて頑張ろうと思えた
その日は初めて任された主要取引先との大事な商談が控えていました。私は若手ながら成績実績を着実に積み上げて当時史上最年少の営業課長に就任しました。そんな私が初めて務めたのが当社の主要取引先との大事なプレゼンでした。部長からは「力まずにいつも通りに自信を持ってくれれば大丈夫」と言われていましたが、会社の行く末を決めるくらいの大事な取引に「よりによって課長になりたての私がなぜ任されるんだ」と不安でいっぱいでした。そして、昼一の商談に向けた昼食中、部長が「お前ならきっと上手くいく、そんな未来が見えたんだよ」と背中をトントンっと鼓舞してくれたのです。今思えばお世辞でうまく誘導されたかもしれませんが、そんな部長の期待感と自信に私も影響を受け「俺ならやれる!」と自信を持ってプレゼンに臨むことが出来ました。それから私も自分の部下へこの方法を使って相手に自信を持って仕事に臨んでもらう場面を作るようにしています。
今の彼氏と付き合う前に恋愛相談をして泣いていた時に背中を優しくさすって宥めてくれたのが付き合うきっかけ
私は恋愛体質な女です。好きな人が出来るとその人のことで頭がいっぱいになってしまいます。そして、その時も好きな人がいて絶賛片思い中でした。そんなある日、思いを寄せていたB君に思い切って告白してみたのです。結果は撃沈「正直、全然タイプじゃない」とばっさり振られてしまいました。その後私は人形のよう抜け殻になり、誰かにすがりたい気持ちになって気づけば友人のS君へ連絡していました。いつも通りの雰囲気で電話に出たS君でしたが、私のただならぬ気配を感じたのかすぐ来てくれることになりました。B君とのやり取りを事細かに説明すると、堰を切ったように涙があふれてきました。するとS君は私の背中をゆっくりさすりながら慰めてくれたのです。付き合う前でしたがとっても嬉しかったです。お陰で気持ちも安定し平常心を取り戻すことが出来ました。それから私たちは自然と惹かれ合い付き合うことになったのはそう時間は掛かりませんでした。
何気なく背中へボディタッチした時にあからさまに嫌がられて距離感を感じた
職場の部下のY子さんは少々あぶなっかしいタイプの女性ですがやる気には満ちあふれている子でした。そんな彼女からよく相談を受けることが多かった私は娘でも出来たかのような感覚になっていました。ある日いつものように相談を受けていたのですが、いつもと様子が違いました。彼女はいつも以上に精神的に参っている様子で疲れていました。そんなY子さんの事が可愛く見えてきた私は「大丈夫だよ」と背中を撫でてしまいました。すると次の瞬間、明らか様に手を払われて「そういうのはいらない」と言われているかのような感覚になりました。それから私は特に女性に対しては相手との距離感をしっかり見極めてからスキンシップを取るようにしています。いい教訓です。
背中へのボディタッチはどんな意味があるの?男女の心理別に解説まとめ
これまで「背中へのボディタッチ」について見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事のポイント
- 女性から背中へのボディタッチをする女性心理は、精神的に相手を気遣ったり、自分が精神的に満たして欲しい場面でする傾向があります。
- 男性から背中へのボディタッチをする男性心理は精神的要素を含む場合もありますが、女性に比べるとあまり考えずに触っているパターンや下心からブラなどの性的興奮材料を目的に触ることもあります。
- 背中へのボディタッチをされた側の心理は、「嬉しい」「心強い」などのプラスの感情が主ですが、生理的に無理がある人からされる場合だと拒絶反応が出てくるようです。
- 背中へのボディタッチのパターンは主に5種類を取り上げさせて頂きました。「背中を押し出す背中へのボディタッチ」「バンバンと叩く背中へのボディタッチ」「ツンツンとつつく背中へのボディタッチ」「くすぐるための背中へのボディタッチ」「さするタイプの背中へのボディタッチ」などがありましたね。恋人や気になる人との恋の進展に一役買ったり、大事な人の勇気や信頼を高める効果がありました。
我々は無意識的にボディタッチの仕方や強度などを使い分けているから驚きです。あなたも誰かの元気になってあげられるように背中のボディタッチを使ってください。そして、あなたも自身も元気になれることを願っております。大事なスキンシップを積極的に取っていきたくましく生きていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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