キスマークって、付けたり付けられたりしたこと、ありますか?
恋愛漫画やドラマでは、恋人への愛情表現として、肌に赤い印をつける場面が出てきます。身も心も恋人のものになったような気がして、ドキドキしますよね!
自分でも真似してみたいけれど…そもそも、キスマークってどうやってつけるの?
そんなあなたの疑問にお答えするべく、この記事では
- そもそもキスマークってなに?どうしてつけたいの?
- キスマークは付ける部分によって意味がちがう!?
- 綺麗なマークの付け方を徹底解説!
- キスマークを付けるときのマナー
以上の5つのポイントを中心にキスマークの上手な付け方について解説します。
キスマークの付け方どうしてる?なんて、身近な人に尋ねるのはハードルが高いですよね。
でも、この記事を読めば、もう大丈夫!綺麗なキスマークの付け方がマスターできますよ!
キスマークってどうやってつければいいの
キスマークをつけたい!と果敢に恋人の肌に吸い付いたはいいものの、綺麗に付かなかったり、「痛い!」と言われてしまったりで結局断念してしまう…そんな経験、ありませんか?
愛情表現としてよく付けられるキスマーク
この記事で言う「キスマーク」とは、皮膚を強く吸ったときにできる赤い痕のこと。
マークを付けられることについては「常に恋人といる気分になれる」「マーキングされたみたい。恋人の独占欲を感じられて嬉しい」「見るたびに恋人との行為を思い出してドキドキする」など、愛情表現と受け取る人が多いようです。
自分でつけようと思っても意外と付け方がわからない
そんなキスマーク、自分でも恋人の肌につけてみたいと思う方も多いでしょう。
しかし、いざやろうとすると、綺麗に跡が残らなかったり、恋人を痛がらせてしまったりで、なかなか上手くいきませんよね…。実は、ただ「強く吸う」だけではダメなんです。
上手な付け方を完璧にマスターするためには、その原理を理解する必要があります。
キスマークをつけるコツと正しい付け方を伝授!
この記事では、キスマークのできる原理を簡単にご説明したうえで、正しい付け方と上手につけるためのコツを解説します!
練習すればあなたも綺麗なキスマークを付けることができるようになりますよ!
キスマークは口紅では付かない?
そもそも、キスマークの正体は何なのでしょうか?恋愛漫画や小説だと、皮膚が腫れたように赤くなっていて、虫刺されに間違われたりもしていますよね。
筆者はつい最近まで口紅の色が移ったものだと思っていましたが…そんな方はいませんか?
このトピックでは、皮膚に赤い痕がつく原理について解説します。
キスマークが付く原理
キスマークの正体は「内出血」です。
詳しい付け方はのちほど解説しますが、赤い痕は肌に吸い付くことで付けられます。
このとき、皮膚の下では、強い力がかかることで毛細血管が傷つけられています。そこから流れ出た血が皮膚から赤く透けて見えている状態が、内出血なのです。
キスマークは、軽傷とはいえ相手の身体を傷つけるもの。なるべく痛みを軽くできるよう、上手な付け方をマスターしましょう。当然、嫌がる相手に無理矢理付けてはいけません!
キスマークが消えにくい理由
キスマークは、口紅の色が付着したわけではないことがお分かりいただけたと思います。
正確には「吸引性皮下出血」と呼ばれる「痣」の一種です。そのため、マークを付けたときにかかった力が強ければ強いほど、消えるのに時間がかかることになります。
読者のみなさんも、どこかにぶつけた痣がなかなか治らず苦労した経験、ありますよね?
キスマークは意外と消えるまで時間がかかる!
痣が消えるまでにかかる時間は早くて3日。濃いものは1週間以上かかることも。
そうなると困ってしまうのが、隠し方ですよね。「そんなの気にしない!むしろ見せびらかしたい!」という人なら問題はありませんが、恥ずかしく思ったり、ひとから心配されるのが心苦しい、と考えたりする人も当然います。
キスマークをつけるときは、相手の事情を考え、隠しやすい場所につける配慮も必要です。
キスマークを付ける心理
キスマークは、弱いながらも相手に痛みを与え、身体を傷つけるものだと述べました。
でも、わたしたちは、愛する人にキスマークを付けたいと思い、愛する人からキスマークを付けられると嬉しいと感じるのも事実です。それはいったいなぜでしょうか?
このトピックでは、キスマークを付けたくなる人の心理を解説します。
愛情表現の一種
これは言わずもがなですよね!
皮膚に唇で触れるなんて、する側もされる側も相当親密な相手でないとできません。恋人とそんな関係になれたのが嬉しくて勢い余って吸いつき、つい痣を残してしまうという感じ。
こんなふうに素直に打算なく愛情表現されたら、たとえ見つかりやすい場所にキスマークを付けられても、「仕方ないなあ」と許してしまいそうです。
独占欲
キスマークを残すのは、恋人の身体に自分の唇で印をつける行為とも言えます。その位置が人に見えやすい部分であればあるほど「この人は自分のものだから手を出すな」という他の人間へのアピールになります。恋人を独占したい気持ちの表れと言えるでしょう。
また、付ける位置によっては服を脱がなければ露出しない、本人と恋人しか見られないものもあります。そうした付け方をするのは、浮気防止の意図もあります。
いたずら心
キスマークを人に見られると、色々と憶測が飛び交いそうで恥ずかしいし、焦りますよね。 恋人のそんな反応を楽しむため、わざと他人の目に留まりやすい付け方をする人もいます。
恥をかかせることが目的ではなく「自分の行為によって」恋人の心を揺さぶっていることが肝心なのです。一緒にいない時間にも恋人の関心を引きたい気持ちの表れなのでしょう。
相手に甘えたい
キスマークは身体を傷つけるものと述べました。付けるときに痛みを伴う場合もあります。
そんな行為を許し、受け止めることは、相手を相当深く愛していないとできませんよね。
痣を付ける行為の裏には、恋人がどれほど自分のわがままを許してくれるか確かめたい、恋人の好意に甘えたい、という心理が隠されている可能性もあるのです。
キスマークを付ける場所とそれぞれの意味
実は、キスマークを付ける場所によっては恋人の隠れた心理状態が示されていたり、特別なメッセージを含んでいたりします。キスでお互いの気持ちがわかるなんて、素敵ですね!
このトピックでは、キスマークを付ける場所とそれぞれの意味を解説します。
首
顔に近く他人から最も目につきやすい場所でありながら、服で隠すことも難しいのが首筋。
そんな部分にあえてキスマークを付けるのは、恋人への執着心の現れとされています。
わざと見つかりやすい付け方をして「この人は自分のものだから手出しをするな」と示しているわけです。他には、恋人を困らせて反応を楽しみたいという人もいるようです。
ただ、首筋は血管が集中しており、強く圧迫すると危険な場合もあります。自分から付ける場合は相手の体調に注意するようにしてくださいね。
肩
男女が抱き合ったとき、男性の方が背の高い場合は、唇が女性の肩に触れる状態になることが多いですよね。恋人と抱き合っていて気持ちが昂った男性が、口元にある肩にほぼ無意識に痣を残してしまうのです。肩のキスマークは激しい愛情の証と言えるでしょう。
また、華奢な肩は女性を象徴する部分でもあります。そこに色気を感じて、つい吸い付いてしまう男性も多いようです。
腕
プニプニの二の腕や細い手首は、肩と同じく、女性特有の「か弱さ」を象徴する部分。
一説には二の腕の感触はおっぱいに近いらしく、手慰みに揉みたがる男性も結構います。
しかし、腕の場合は、セクシャルな意味よりも「癒されたい」とか「守ってあげたい」というような「愛おしさ」の感情からキスマークを付けることが多いようです。隠そうと思えば服で隠せる付け方をする点からも、相手を気遣えるだけの余裕があることがわかります。
背中
背中のマークは当人には見えません。あえてそんな付け方をするのは、不安感の現れかも。
人間の身体のなかでも、背中は無防備な部分です。信頼した人にしか見せません。ましてや服を脱いだ状態なんて、恋人と同じくらい親密な人物にしか見せる機会がないでしょう。
背中のキスマークには「愛情の確認」や「浮気を牽制する」意味が込められているのです。
しかし、単純に当人が気づいたときの反応が見てみたいという、ただのイタズラ好きの可能性もあります。背中に付けられたからといって重く考えすぎる必要はありません。
お腹
男性は、女性のお腹に安心感や癒しを感じます。その理由は、母親のお腹の中を思い起こさせるからと言われています。女性のお腹に顔を埋めるのが好きな男性は結構いますよね。
お腹にキスマークを付けるのは、恋人に甘えたい、包みこまれたいという心理の表れです。
また、男性のものとは違う、柔らかいお腹に女性らしさを感じている場合もあります。
足
足、特に太ももにキスマークをつけるのは、恋人への支配欲の現われとされています。
太もももまた、背中と同じく、服を脱がなければ他人に見られない場所。しかも、背中以上にプライベートな部分であるため、よりセクシャルな意味を持ちます。付けられた側は、太ももの赤い印を見るたびに恋人との行為を思い出すことになるでしょう。それが狙いです。
ただし、単純に太ももが好きすぎて吸い付いてしまう、太ももフェチの場合もあります。
キスマークの綺麗で簡単な付け方
さあ、いよいよキスマークの付け方です!赤い印の正体は内出血とご説明しましたね。
ポイントは「皮膚に唇を密着させ、真空状態をつくること」です!
このトピックを読んで練習すれば、簡単に綺麗なキスマークがつけられるようになります。
唇をしっかりと濡らす
唇を濡らすことで皮膚に密着しやすくなる効果があります。カサついた唇だと、皮膚との間にわずかな隙間ができ、空気が入り込んでしまって、真空状態にならないのです。
壁に貼るタイプの吸盤の付け方を思い出すとわかりやすいです。つるりとしたタイルの壁には吸盤が貼りやすいですが、凹凸のある壁紙や土のざらついた壁面には密着しませんよね。
リップクリームでぬるぬるにした状態だと滑るので、少し湿り気がある程度がベストです。
唇は「う」の形
内出血を起こすためには、皮膚の下の毛細血管に圧迫を加えなければならないため、かなりの吸引力を要します。肺活量の弱い方だと、なかなか跡が残らないこともあるでしょう。
強い力を生み出す付け方には、コツがあります。それは、吸い付く面積を小さくすること!
そばを食べるときなども、普通に「チュッ」とする唇の形では、うまくすすれませんよね。
「唇は「う」の形」を意識しましょう!
付けたいところを吸い上げる
さあ、いよいよ吸い上げです!口の中に空気が入っていると、真空状態にならない&息を吸うときに邪魔になるので、なるべく吐き出しておくようにしましょう。
唇を相手の肌に密着させ、思いっきり息を吸いこみます。一度目で付かなくても大丈夫。
特に、吸引力の出せない女性が付ける場合や、一気に吸引すると相手が痛がってしまう場合は、何度かに分けてトライするのもOKです。無理のない付け方でやりましょう。
あまりつかない場合は歯も少し立てる
上記の方法でも綺麗につかない…という場合は、物理的な刺激を増やす付け方も有効です。
相手の肌に軽く歯を当てた状態で息を吸いこんでみましょう。甘噛みされることも愛情表現と捉える人も多いので、ムードの盛り上げにも一役買ってくれることでしょう。
ただし、この付け方はチクッとする痛みを伴うことがあるため、恋人への確認は必須です。
キスマークの効果的な練習法
キスマークの上手な付け方をマスターするためには、とにかく練習あるのみです!
筆者は、自分の二の腕の肩に近い部分で練習していました。ここなら皮膚が柔らかいので唇が密着しやすく、簡単に跡が残せます。また、隠すのにも便利なので、おすすめです。
自分で自分にキスマークをつけて練習するメリットとしては、キスマークを付けられる側の感覚も体感できる、ということ。痛みの少ない付け方を知っておくのは大切です。
キスマークを付けるときの注意点
冒頭でも触れましたが、愛情表現とはいえキスマークは相手の身体に傷をつけるものです。
相手の状況や体調を無視したり、相手の痛がる・嫌がる付け方を強行したりしてしまっては、上手に愛情を伝えることはできません。お互いの意志を尊重しましょう。
相手に付けていいか確認を取る
恋愛漫画やドラマでは「知らないうちにつけられていた!」というパターンもありますが、現実世界ではあまりおすすめしません。実は、キスマークは賛否が分かれる行為なのです。
「独占欲が現れてて、愛されてる感じがイイ」と考える人もいれば「束縛されてる感じがイヤ」と考える人もいます。そのときどきの気分や体調で考えが変わることもあるでしょう。
その都度相手に確認を取り、イヤだと言われたら無理強いしないことが大切です。
見つかりにくい場所につける
もしOKをもらえたとしても、部分によっては相手を怒らせてしまうこともあるので注意!
首筋や腕など他人に見えやすい部分は避け、服で隠れるところに付けるようにしましょう。
また、一度OKをもらえた部分でも「水着になる予定がある」とNGになることもあります。
キスマークは愛情表現といっても、恋人の日常生活に支障をきたしてしまうようなら逆効果です。「どこならつけてもいいか」をその都度聞くようにするといいですね。
消えるまでの時間を逆算してつける
付け方に慣れたら、力を加減してキスマークの濃さを調整できるようになると思います。
消えるまでの時間を逆算することも可能になるでしょう。
キスマークが消えるまでの時間を速めるための方法も頭に入れておきましょう。まず、初期の段階では冷やすこと。時間が経っていたら、今度は逆に温めたり、マッサージしたりして血行を促進すること。ビタミンCや鉄分を摂取し身体の内側から働きかけるのも有効です。
まとめ
さて、キスマークの付け方をご紹介してきました。 この記事のポイントは、
- 愛情表現のために付けられるキスマーク。その正体は内出血だった!
- 綺麗な付け方のコツは唇と皮膚の間に真空状態を作ること!
- キスマークは、付ける場所によって意味が変わる!
- キスマークを付けるときは相手の意思や都合を尊重すること!
以上の4点です。
痛みを伴うような、ちょっと刺激的な愛情表現であるキスマーク。お互いの身体の同じ場所に付けたり、2つつなげてハートマークを作ったりと付け方を工夫する方もいるようです。
互いの意志を尊重しつつ、コミュニケーションとしてキスマークを楽しめたらいいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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