女性のあそこがどんな形をしているのか?と気にしたことがある人は男女ともに多いことでしょう。女性に気持ちよくなってもらいたいと思っているけれどもどうしたらいいかわからないという男性はもちろんのこと、自分のあそこの形が変ではないかと不安に思っている女性も、実は皆がこっそりと気にしていることです。男性と違い女性は他の女性とあそこの形について話したり、比較したりしにくいため、どういった形が正常なのかもわからず不安になりやすいですよね。
そこでこの記事では、みなさんが気になっている
- 覚えておきたい女性器の構造
- 形状別のまんこの種類
- 名器の種類
- まんこに関する豆知識
をご紹介していきます。
男女ともに性に関する正しい知識や認識を得ることは非常に重要かつ大切なことです。ナイトライフを含めたパートナーシップを充実させるためにも、女性の身体の構造や種類について一緒に学んでいきましょう。
まんこの種類についてどれぐらいご存じですか?
人それぞれに顔や容姿が違うのと同じようにまんこの形も十人十色、千差万別です。あなたは、女性のまんこの構造や種類についてどれくらい知っていますか?また、あなたが知っている情報は本当に正しいものでしょうか?
無修正画像では見たことあるけどどんな匂いがするかもしらない
アダルト動画や画像の中には無修正のものもあり、実際の女性のまんこを見ることもできます。しかし無修正画像で見たことはあっても、どんな匂いがするのか、どんな構造になっているのかについて全く分からないという人もいるでしょう。
漫画やAVで得た知識のみで誤った知識を覚えてしまっていることが多い
性に関する事柄はタブー視されることも多く、正しい知識や情報を得ることが難しいため、漫画やAVで得た情報により、偏った知識や誤った知識を身につけている人もいます。漫画やAVは、脚色により表現が極端になっているため、鵜吞みにしてセックスすると女性から嫌われてしまうなんてこともあるのです。
今回は女性器(まんこ)の構造から細かい種類まで徹底解説します!
今回は、女性器に関する正しい知識を身につけたい男性や自分のあそこの形が気になる女性のために、女性器(まんこ)の構造や種類、知っておいていただきたい豆知識をご紹介していきます。ぜひ最後までお付き合いください。
まんこの種類を知る前に覚えておきたい女性器の構造
まんこの種類を知る前に、あなたは女性器の構造について正しい知識を持っていますか?まんこの構造は、多くの器官が入り組んでおり、かなり複雑なつくりとなっています。刺激されると気持ちいい部分があれば、非常にデリケートで丁寧に扱う必要がある部分もあったりします。まんこをひとまとめにせず、各部位についてその機能や特性を押さえておきましょう。
女性器は外性器と内性器に分類される
女性器とは、女性の下半身にある生殖器官のことです。女性器は大きく分けると外性器と内性器に分類されます。クリトリスなどの目に見える部分にある女性器を外性器、子宮などの身体の中にあって見えない部分にある女性器を内性器と呼びます。
外性器:外陰について
まずは目に見えて認識しやすい外性器からその構造を学んでいきましょう。外性器は恥丘、大陰唇、小陰唇、陰核、膣前庭、会陰で構成されています。入り組む形で構成されているため、非常に複雑なつくりとなっています。
恥丘
恥丘(ちきゅう)とは、女性のまんこの割れ目の上部、恥骨付近の盛り上がった部分のことです。盛り上がった丘のような形をしているため、恥丘と呼ばれています。女性器を外的衝撃から保護する役割があり、思春期ごろから、皮下脂肪が増えることにより盛り上がっていきます。
大陰唇
大陰唇(だいいんしん)は、女性器の一番外側の部分で、尿道や膣などを保護するために、皮下脂肪を蓄えており、ふっくらとした形をしています。皮膚にも厚みがあり、陰毛が生えています。女性が性的興奮を感じるとよりふっくらと膨らむ傾向があります。
小陰唇
小陰唇(しょういんしん)は、大陰唇の内側にあるヒダ状の部分です。この部分は皮膚が非常に薄く、粘膜に近いためデリケートです。ピンクや赤黒い色をしていたり、大きさは左右対称でなかったりと、かなり個人差が出やすい部分でもあります。
陰核(クリトリス)
陰核(いんかく)は、クリトリスとも呼ばれています。女性器の上部に位置しているぷっくりと膨れている部分のことです。男性のペニスが退化したものといわれていて、丁寧に刺激をするとオーガズムを迎えることができます。多くの神経が集まっている部分でもあることから非常に敏感であるため、刺激が強すぎると痛みや不快感を与えてしまうこともあります。
膣前庭
クリトリスから膣までの小陰唇に囲まれた部分のことを膣前庭(ちつぜんてい)と呼びます。普段は小陰唇がくっついており、覆われているため、小陰唇を広げるとみることができます。膣前庭は、膣口、外尿道口、バルトリン腺で構成されています。
膣口は文字どおり、膣の入り口部分のことです。膣口付近にある球海綿体筋は膣口を収縮させる筋肉で、鍛えておくと膣の締まりを良くすることができます。
外尿道口は、尿道の出口のことで、クリトリスの下部に位置しています。一般的に性的快感を得られる部位ではありませんが、セックスなどにより細菌が入ると膀胱炎などを引き起こす可能性があるため注意が必要です。
バルトリン腺は、膣口の左右にある分泌腺で、性的興奮を感じると粘液(バルトリン腺液)を分泌します。バルトリン腺も細菌感染などにより炎症を起こすことがあるため、セックス後などのバルトリン腺が開いた状態のときは清潔を心がけましょう。
会陰
会陰(えいん)とは、膣口の後方から肛門までの間の部分のことを指します。この部分の皮膚が薄くなっています。「蟻の門渡り」などと呼ばれることもあり、男性だと性感帯になることもあるようです。
内性器(内陰)について
内性器(内陰)は、外から見ることはできませんが、腟、子宮、卵管、卵巣で構成されています。セックスするときに重要視されるのは、膣ですが、膣の性質を理解するためにもその他の内性器についても学んでいきましょう。
膣
膣(ちつ)は、もはや説明の必要すらない器官かもしれません。男性が一番好きな器官ですよね。膣は、外陰と子宮をつないでおり、筒状の形をしてます。膣内には乳酸菌の一種であるデーデルライン杆菌が住んでおり、膣内を酸性に保つことにより、細菌の侵入や増殖を防ぐ構造となっています。
意外と知られていませんが、膣自体は非常に鈍感な器官です。やみくもにピストンしたところで女性が感じてくれるようなことはありません。Gスポットや膣口などの性感帯をピンポイントに刺激してあげるのがおすすめです。
子宮
子宮(しきゅう)は、ラフランスのような形をしている赤ちゃんを育てるための器官です。大きさは、7~8cmくらいでニワトリの卵ほどの大きさです。子宮の入り口である子宮口には性感帯として有名なポルチオがあります。
卵管
子宮は、卵管(らんかん)と呼ばれる管がつながっています。卵巣から排出された卵子は、卵管に吸い込まれ、精子と受精した後に子宮に運ばれます。卵管の長さは10cm前後といわれています。
卵巣
卵管の先端部分にある卵巣(らんそう)は、親指の第一関節ほどの大きさで、卵のような形をしています。卵巣は、生殖のために卵子を作る器官であるとともに、女性ホルモンを分泌する内分泌器官であるため、女性の美や健康にとって非常に重要な器官です。
まんこの種類を形状別に紹介
人それぞれ顔や体格が違うように、女性のまんこの形も十人十色で個性に富んでおり、標準といえる形はありませんが、形状別に種類を分類してみました。どのような種類があるのか確認してみましょう。
クリトリスが大きい
クリトリスの平均的なサイズが5~7mmほどといわれていますが、これより小さいサイズの人もいれば、大きいサイズの人もいます。大きい人だと男児のペニスほどのサイズになる人もいるようです。
オナニーやセックスのしすぎによる肥大説もささやかれているため、サイズが大きめな女性の中にはコンプレックスを感じている人もいます。しかし、これはかなり信ぴょう性が低いようです。
左右対称・非対称
この左右対称・非対称というのは、女性器の形、特に小陰唇の形を表しています。左右対称とは、女性器が理想的な左右対称の形をしており、大陰唇内に小陰唇が収まっている状態のことを指しています。
実際は、左右対称である種類のまんこは非常に稀で、多くの女性が非対称タイプであるといわれています。左右のどちらかの小陰唇が大きかったり、一部がはみ出ていたりとその形状は様々です。
上付き・下付き
これは、膣の位置を種類分けしたものです。膣がおなか側についているまんこを上付き(うわつき)、膣がお尻側についているまんこを下付き(しもつき)と呼びます。
膣の位置により、感じやすい体位が変わってくるため、体位を決めるときに有用な種類分けであるといえるでしょう。上付きであれば正常位、下付きであればバックの方が快感を得やすいといわれています。上付き・下付きを判断するときは、クリトリスの位置を目安にするとわかりやすいです。女性を正面から見たときにクリトリスが見えれば上付き、見えなければ下付きです。
小陰唇が大きい(ビラマン)
小陰唇が発達しており、大きい種類のまんこをビラマンと呼びます。小陰唇は膣前庭を保護する役割があるため、成長とともに大きくなってくるものですが、まんこが大きく見えてしまうため、コンプレックスを持つ女性もいます。美容クリニックなどで縮小手術なども行われています。
小陰唇でまんこが隠れている(スジマン)
ビラマンとは対照的に、小陰唇がが小さく、大陰唇内に収まっている種類のまんこをスジマンと言います。この種類のまんこは、小陰唇のビラビラがはみ出しておらず、大陰唇のぷっくり感だけが見えるため、正面から見ると縦に一筋の割れ目があるだけであることからそう呼ばれます。
気持ちいいまんこ、名器の種類についても解説
まんこの形が人により違うように、膣の深さや形状も人それぞれに特徴があります。その中でも、男性がセックスのときに気持ちよくなりやすい形や特徴を持った膣は名器と呼ばれています。名器とはどのような形をしているのか種類別に解説していきます。
ミミズ千匹
最も有名な名器でもあるミミズ千匹の特徴は、膣内のひだです。平均的な女性だとヒダの数は約50本で、深さは2㎜ほどですが、ミミズ千匹と呼ばれる膣の女性は、ヒダの数が100本ほどで、深さは3㎜以上といわれています。ヒダが男性器にまとわりつくような感覚が男性にはたまらないようです。その名器は、1万人に1人といわれ、かなりレアな名器ともいえます。
数の子天井
この数の子天井も膣内のヒダに特徴がある名器です。膣壁の上部が数の子のようにザラザラとしているのが特徴で、このザラザラ感が男性器を刺激します。
この特徴が強い女性は、膣壁がザラザラどころかぼこぼこしている人もいるようで、クリニックで性感染症と誤診されてしまうこともあるようです。
巾着
名器は、大きく分けると膣の形状によるものと膣の締まりによるものに種類分けされます。巾着という名器は、締め付け系の種類のまんこです。膣口が狭くなっているまんこを巾着と言います。巾着は、男性器を根元まで刺激できるため、男性は男性器全体で気持ちよさを感じることができます。
俵締め
巾着と同じく締め付け系の種類のまんこである俵締めは、俵を占める縄のように男性器を数か所にわたって締め付ける名器のことです。この俵締めは、腟の筋肉を鍛えることによって自分で作ることができる名器でもあります。いわゆる膣トレですね。膣に自信がない女性でも膣トレにより名器を作ることはできますので、気になる人は挑戦してみましょう。
まんこの種類に関する豆知識
ここまで、まんこの種類や構造に関する基本的な事項について解説してきました。ここからは、知っているようで知らないまんこに関する豆知識をご紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
ビデで洗いすぎると逆に臭いと思われるようになる
膣内や膣周辺は、常在菌である乳酸菌により常に酸性の状態が保たれているため、独特なにおいがします。また、入り組んだ形をしているため、蒸れやすくにおいがこもりがち。多少の匂いがしてしまうのは致し方ないことです。しかし、臭いと思われたくないとビデを使いすぎたり、洗浄力が高い石鹸などで洗ってしまうと常在菌のバランスが崩れてしまい、臭いが強くなってしまうこともあるため気にしすぎはよくありません。
遊びすぎると黒ずむのは嘘!
「あそこが黒ずんでいる女はヤリマンだ」なんてささやかれることもありますが、そもそも女性のまんこの色は黒ずんでいるのが普通です。黒ずみの原因は色素沈着で、まんこの皮膚は薄く、刺激に敏感なので色素沈着しやすいものなんです。身体を守るための正常な機能が働いているだけなので、根拠のない嘘は信じすぎないようにしましょう。
処女膜があるのに経験がある人がいる
処女膜とは、膣口周辺にあるヒダのことで、けっして膣口をふさぐように1枚の膜が張っているわけではありません。ですから、男性経験があっても処女膜が残っている女性もいます。一方、処女であっても、激しいスポーツやタンポンの使用などにより処女膜が破れてしまうこともあり、処女膜の状態により処女か否かを判断することはできません。処女は出血するなんてことも言われますが、必ずしもそうとは限らないようです。
漫画みたいなチンコで子宮口を突くのは痛い!
子宮口にある性感帯であるポルチオは、開発するとGスポット以上に快感を得られるといわれていますが、やみくもにピストンすると気持ちいどころか痛みを感じる部位でもあります。特に未開発の女性の場合、いきなり刺激すると殴られたような痛みを感じることもあるそうです。子宮口は粘膜であり、内臓でもあるので優しく扱うようにしましょう。チンコでポルチオを刺激するときはゆっくり押し当てるようにして刺激するのがポイントです。
まんこにも色々な種類がある!名器の特徴や豆知識について伝授のまとめ
みなさんが気になっていたまんこの種類や構造についてご理解いただけたでしょうか?
この記事では、
- 覚えておきたい女性器の構造
- 形状別のまんこの種類
- 名器の種類
- まんこに関する豆知識
をご紹介してきました。
女性をどう愛してあげたらいいかわからない男性にとっても、自分のあそこの形がコンプレックスである女性にとっても、まんこの構造や種類を知ることにより新たな発見やあったことでしょう。この記事がみなさんのセックスライフをより充実させるきっかけになれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事の執筆者セックスアドバイザーまりん
テクニシャン/ラブグッズ検定満点/セックスアドバイザー
大学生の頃に経験した大失恋からの自暴自棄のおかげで、気持ちいいことを追求するようになり風俗に3年半ほど勤め上げた後に、女性風俗ライターの道を歩むことに。現在は、女性に嬉しい最新のラブグッズの情報やテクニック面でのサポートを性業としている性のインフルエンサー