突然ですが、あなたの愛液は何色ですか?透明という人もいれば、白っぽい色の人もいるでしょう。
エロ動画の中にも愛液の色まではっきり映しているものは少ないです。自分以外の愛液なんて見る機会がないので、何が正解かわからないという女性も多いのではないでしょうか?そうなると、自分の愛液は普通なのか異常なのか気になりますよね?
セックスのとき気持ちいいと愛液が白濁するなんて言われたりもします。それは果たして本当なのでしょうか?
愛液が白濁したことはありますか?
みなさんは愛液が白濁した経験はありますか?本気で感じていると愛液が白濁すると言われていることから、白濁した愛液を本気汁と呼んだりします。
しかし愛液が白濁している=ものすごく感じるセックスだったかと言われると、そんなことないんだけど?と思う女性は多いでしょう。逆に男性は白濁した愛液に満足感を覚えているかもしれません。
セックスの時だけでなくオナニーのときでも出てくるときがありますよね
マン汁、ラブジュースなど色々な呼び方もありますが、愛液とはそもそも何のことののでしょうか?愛液とはオナニーやセックスをしているときに膣の中から分泌される液体のことです。医学的には膣分泌液と呼ばれており、膣内を守るために出てくるものです。
セックスは簡単にいうと自分の体の中に異物を入れる行為です。潤滑剤の役割をしてくれるものがないとスムーズに入れられないと思いませんか?その潤滑剤の役割を果たしてくれているのが愛液です。
愛液は女性の体を傷つけないようにするための防御反応というわけです。そのためセックスするぞ、オナニーで気持ちよくなろうと思うだけで愛液が分泌されるようになっています。
そのためセックスの時だけでなく、オナニーの時にも白濁した愛液は分泌されます。
白濁した愛液は実は気持ち良いから出るわけではない
愛液が出るタイミングはイメージできたと思いますが、どんな時に白濁した愛液が出るのでしょうか?
原因としてはその時の体調であったり、オリモノやローションの影響、感染症によって白濁している可能性が考えられます。感じている感じていないに関係なく、愛液の色は変化するということです。
愛液が白濁している=本気で感じているの方程式はどうやら成り立たないようです。
愛液が白濁する本当の仕組みについて徹底解説
この記事では愛液が白濁していく原因について詳しく解説していきます。愛液の色はセックスの気持ちよさに関係するのでしょうか?
自分の愛液の色で悩んでいる女性の皆さん必見の記事です。ぜひ最後までご覧ください。
白濁した愛液が出てきたことがある人ってどれぐらいいる?
愛液が白濁した経験がある女性はどのくらいいるのでしょうか?調べてみました。
4割以上の女性は白濁した愛液が出た経験をしたことがある
あるアンケートでは愛液が白濁した経験があると答えた女性が4割以上という結果が出ています。案外、愛液が白濁したことがある女性は多いようです。
同じ悩みを抱えている女性がいつと思うとちょっと安心しますね。
セックスやオナニーのときに白くなる人もいればもとから白っぽい人もいる
愛液には個人差があります。基本的には透明ですが、体調や年齢などの様々な原因が加わることで愛液が白濁したり、ピンク色になったりする人もいます。
愛液が白濁しやすい時期として代表的なのが、生理前や排卵前後です。この時期は性欲の増す時期でもあるので、セックスやオナニーの回数も増える時期とも言えます。
セックスやオナニーで愛液が白濁したというよりも、白濁しやすい時期にセックスやオナニーをしたというのが本当でしょう。
ちなみに生理直後の愛液は、残りの経血が混じることがあるので愛液はピンクっぽくなります。
見た目もエロいから本気汁=白濁というイメージも強い傾向にある
確かに膣からとろりと白い愛液が垂れるのは、同じく白い精子を連想させることもあり、その様子はエロいですよね。エロ動画で中出しした時によく使われる場面です。
男性の中には愛液の色で、女性がどれだけ感じてくれたのかを測っている人もいるかもしれません。マン汁が白濁しているからめっちゃ感じているんだねとか言ってくる男性もいるでしょう。
でもその判定は果たして正しいのでしょうか?
愛液が白濁する=気持ちいいわけではない
本気で感じていると白濁すると言われている愛液ですが、どうやらそれは正しくないようです。詳しく説明していきます。
性的快感によって愛液の色が変化することは通常はない
通常、性的快感によって愛液が白濁することはありません。
愛液とは膣分泌液であり、元々の色は透明〜半透明とされています。そこにオリモノや血液が混ざることで色が変化します。
セックスの興奮でオリモノや血液が増えることはありません。よって性的興奮で愛液の色が変化するということはないと言えるでしょう。
性的興奮や性的刺激によって粘度や質感が変化する
性的興奮や性的刺激によって愛液が変化するところがあります。それは粘度と質感です。
通常の膣は外部からの雑菌の侵入を防ぐため酸性に傾いています。これは一種の防御反応と言えます。
しかし妊娠するためには精子が子宮まで到達しないといません。ですが膣内が酸性のままだと精子は子宮まで辿り着けず、膣内で死んでしまします。そのため精子が活動しやすいよう膣内をアルカリ性にし、子宮まで到達できるようにする必要があるのです。
そこで膣内をアルカリ性にするために、子宮口や膣周囲のバルトリン腺や汗腺などから愛液と呼ばれる膣分泌液が分泌されます。この時分泌される膣分泌液は性的興奮で分泌量が増します。質感としては粘度がありとろっとしています。
中でも子宮頸管粘液というものは排卵前後に分泌量が増え、妊娠しやすい環境を作るのに役立ちます。子宮頸管粘液はネバネバしており、とろみのある液体です。一説によりと男性のカウパー液(我慢汁)に近いとされています。
子宮頸管粘液もバルトリン腺液などの他の膣分泌液と同じように性的興奮で増量します。この子宮頸管粘液が多く含まれている愛液が、最も粘度がありねばねばしています。
このように性的興奮が起きると妊娠しやすくするために、女性の膣内は酸性からアルカリ性に変化します。その変化として粘度や質感が変わるのです。
ピストンで空気を含むことによって白濁することもある
激しいピストンで愛液が白濁するという例もあるようです。
卵の卵白を泡立てると、最初は透明だったものが段々と白く泡立って白濁したメレンゲになるのと同じです。
でもよく考えてみてください。卵白をメレンゲにするのってかなり激しく泡立てないとなりませんよね?そんなに激しいピストンされて、女性は本当に気持ちいいのでしょうか?むしろ膣内が傷つきそうだし痛そうなので好まれません。
激しいピストンは女性も気持ちいいだろうと思っているなら大間違い!男性側の独りよがりです。ピストンのコツは当てる位置と緩急です。気持ちいい場所をちょっとずつ刺激される方が女性は気持ちいいのです。
というわけで、激しいピストンで愛液が白濁する可能性はありますが、それが本当に気持ちいいかと言われると違うというのも言い切れるでしょう。
本当の本気汁は色ではなく粘度!
以上の観点から本当に感じているときの本気汁は、白濁するのではなく、粘度が変わるというのが分かっていただけたかと思います。
それでも愛液の量や質感には個人差があります。色も同じです。真っ白まではいかなくとも半透明くらいの人は多いです。それに体調によっても色や質感は変化します。そんなに気にしなくて良いのです。
愛液の量も同じで濡れやすいから淫乱だ、濡れないから不感症だということではありません。そもそも分泌物なので唾液などと同じように、喉が渇いている時には膣の分泌物も減ります。
このように体調にも左右されやすいのが愛液です。自分の体のことなので何が正常か不安になることもあるかと思いますが、そこまで心配しなくても大丈夫です。
愛液とよく間違われがちなもの
次はよく愛液と間違われがちなものを紹介していきます。
オリモノ
まずオリモノです。排卵をきっかけにオリモノの量や質は変化します。
オリモノは、子宮内膜や子宮頸管、腟壁の分泌物や、バルトリン腺、汗腺から出る体液などでできています。
オリモノには、雑菌などが腟に侵入しないように防ぐ自浄作用や、性交時に注入された精子を保護し受精の手助けをする役割があります。排卵期になると卵白のような白っぽく粘度の高いオリモノが増えます。
この時期にセックスすると、オリモノを愛液と間違いやすくなります。
ローションの残留物
ローションの残留物も愛液と間違えやすいものの一つです。バイブやディルドをよく使う人は注意です。
膣内でローションが乾くとカピカピになってポロポロ出てくることもあります。これが本来の愛液と混じると白濁するので愛液が白くなったように感じることがあります。
もし愛液の量が足りず、性交痛があるようでしたらローションよりも潤滑剤を使用しましょう。ローションは粘度はありますが乾きやすく、挿入の際に使うには向いていません。潤いをしっかりキープしてくれる潤滑剤を使用しましょう。
感染症やアレルギーによって出る分泌物
感染症やアレルギーでも分泌物は増えます。もし痛みや痒みがあって、ドロドロしていたり、匂いや色がいつもと違うようなら一度婦人科を受診することをすすめます。
気づかないうちに感染症にかかっていたり、婦人科系の疾患が隠れていたりするかもしれません。自分の大事な体です。変だな・おかしいなと感じたら受診するようにしましょう。
精液
愛液と思っていたら、実は男性の精子だった!ということも考えられます。
コンドームを装着していても、何らかの原因で穴が空いていたり、破けてしまう可能性はあります。愛液がいつもより白く混濁していたらまずはコンドームが破れていないか確認しましょう。
もしコンドームが破れていて、その時に妊娠を望んでいないならできるだけ早くアフターピルの内服をしましょう。アフターピルは望まない妊娠を防ぐのに有効な手段です。
愛液が白濁化する原因
基本的に愛液は透明から半透明です。体調によっても色は変化しますので、異様にドロドロしていたり、匂いがおかしかったり、痛みや痒みがなければ基本的に様子を見ても大丈夫なことが多いです。
ここでは愛液が白濁する原因について解説していきます。
膣内の細菌のバランスが要因
愛液の白濁には膣内の細菌環境が多く関わってきます。膣内には腸内と同じように様々な細菌が住んでいます。腸内の細菌叢のことを腸内フローラと呼ぶように、膣内の細菌叢のことも膣内フローラと呼びます。
腸内フローラが乱れるとお腹の調子が悪くないります。下痢や便秘を引き起こしたり、うまく食べ物の消化ができなくなります。膣内も同じで膣内フローラが乱れると、感染症にかかりやすくなったり、愛液やオリモノに変化が生じます。
健康な女性の膣内フローラの75%~95%を占めるのがデーデルライン桿菌と呼ばれているラクトバチルス属の乳酸菌です。
このデーデルライン桿菌は膣内環境をいつも弱酸性に保つように働いており、外部からの雑菌の侵入を防ぎ有害細菌の繁殖を抑制してくれます。これを膣の自浄作用と言い、膣内の環境を整えてくれています。
しかし抗生剤の服用やストレス、過労などのちょっとしたことでデーデルライン桿菌は減少してしまいます。また女性ホルモンの乱れが起きることでも容易にデーデルライン桿菌は減少します。デーデルライン桿菌は非常にデリケートな細菌なのです。
デーデルライン桿菌が減少すると膣内を酸性に保つことができなくなります。すると膣内の酸性度が下がることで悪玉菌が増殖し、それが原因となって膣内環境が悪化し愛液が白濁したり、オリモノの色や匂いが気になるようになるのです。
細菌のバランスが変わるきっかけ
ではどのような時に膣内の細菌バランスが乱れてしまうのでしょうか?
先ほど触れたように、膣内のデーデルライン桿菌はデリケートです。風邪を引いた時に服用した抗生剤の影響を受け減少してしまうこともありますし、過労やストレスでも減少します。
自分の体調面は適度な休息を取ったり、風邪は早めに治すようにしたりと自己管理していくことが必要です。しかしそれ以外にも細菌バランスを乱してしまう原因があります。
性交渉による細菌の侵入
自分の体調面以外の外的な要因として挙げられるのが性交渉による細菌の侵入です。性感染症というものです。これはセックスの時の粘膜や体液によって感染するものです。
もしセックスした後から膣の痒みや痛み、愛液やオリモノの変化がある場合は婦人科を受診するようにしましょう。性感染症は治療しないと他の人に移してしまう可能性があります。短期間の薬の服用で治ることが多いので、怖がらずに受診してください。
また性感染症はコンドームを使用することで予防することが可能です。コンドームには望まない妊娠を防ぐだけでなく、性感染症も予防できるのです。セックスの際は使用するようにしましょう。
性器の洗浄によって常在菌が洗い流される
オリモノや愛液だけでなく自分の性器の匂いって気になりますよね?好きな人に臭いと思われたくないので、セックスの前はついつい念入りに洗ってしまします。しかしその行為が膣内の細菌バランスを乱してしまっている可能性があるのです。
通常使用するボディーソープや石鹸は強い洗浄力を持っています。この洗浄力で膣内の必要な細菌まで洗い流してしまっている可能性があるのです。
デリケートゾーンを洗う時はデリケートゾーン専用のソープを使用するといいでしょう。また毎日念入りに膣内まで洗う必要はありません。外陰部を清潔にしておけば問題ありませんよ。
オリモノが多い生理前や、生理の終わりかけってどうしても洗いたくなりますが、洗いすぎは良くありません。ほどほどにしておきましょう。
ホルモンバランスの変化でも愛液の白濁化は起きる
愛液やオリモノの変化はホルモンバランスにも影響されます。
排卵期以降は女性ホルモンの一種であるプロゲステロンの影響で、オリモノは粘り気が強くなり、色は白濁してきます。この時期のオリモノは酸化すると黄色っぽく変色するため、下着に付着したおりものが黄色く見えるかもしれません。
生理の数日前には子宮内膜が剥がれ始め、少量の出血が生じ、ピンク色や茶色がかったオリモノが出ることもあります。
また生理が終わって女性ホルモンのエストロゲンが優位になっている時期のオリモノは透明でサラサラしています。量も多くはありません。
このように女性のホリモンバランスによってオリモノに変化が生じます。特に排卵期以降のオリモノは白濁していることが多いです。この時期のオリモノが愛液の中に混じると愛液が白濁したように感じます。
つまり愛液自体に色の変化が生じたのではなく、愛液に混じるオリモノに白濁が生じたため愛液も白濁して見えているということです。
こんな白濁した愛液やオリモノが出てきたら注意!
本気で感じていなくとも愛液が白濁することがあることをお伝えしてきました。
愛液が白濁しているからといって心配することは基本的にありません。しかし白濁の他に注意してほしい変化があります。もし以下の症状を伴う愛液やオリモノが出た時には迷わず婦人科を受診してください。
愛液が出てくる時に痒みや痛みが生じる
まず、愛液が出るときに痒みや痛みが生じる場合です。
通常愛液が分泌される際に痒みや痛みは生じません。痒みや痛みが生じるということは膣内に傷がついていたり、どこかで炎症している可能性が高いです。
カンジダ膣炎やトリコモナス膣炎などの膣炎やカンジダなどの細菌感染を起こしている可能性もあります。すぐに受診するようにしましょう。
血液が混じったような薄いピンク色の愛液が出てくる
生理直前や終了直後に愛液がピンクになるのは心配いりません。経血が愛液に混じっていると考えられます。
しかし生理が終了してからもずっとピンク色の愛液が出てくるようであれば注意が必要です。子宮や膣内のどこかしらから常に出血している可能性が高いです。
考えられる原因としては子宮筋腫・子宮頸がん・子宮体癌・子宮頸管ポリープなどが挙げられます。大きな病気の発見につながる可能性があるのでこちらも早めの受診を勧めます。
オリモノで気をつけたほうがいいポイント
愛液と同様に普段から気をつけておきたいのがオリモノの状態です。女性特有の病気の発見も繋がります。日頃から気にかけておきましょう。
量が多い
おりものの量自体には個人差がありますが、生理周期の中でオリモノが最も多くなるのは排卵期前後です。これはプロゲステロンの影響で、受精しやすい環境を作るためです。この時期にオリモノの量が増えるのは問題ありません。
しかし生理の周期に関わらず、ずっとオリモノの量が多いのは少し心配です。ホルモン以外の何かしらの原因があると考えられます。多量のオリモノが続くのと同時に匂いや色に変化が生じた時はより注意が必要です。
もし、オリモノシートでも対応できないくらいの多量のオリモノが続くのであれば、一度婦人科に相談しておいた方が安心でしょう。
異臭がする
生理前のオリモノは量が増えるだけでなく、匂いも強くなります。オリモノは多少酸っぱい匂いがするモノです。この匂いが生理前に多少強くなっても心配しなくて大丈夫です。
ですが魚が腐ったような異様な腐敗臭や、普段より明らかに強い匂いを感じた時は感染症の疑いがあります。できるだけ早めに受診しましょう。
色が黄色っぽい
下着についたオリモノが参加して黄色っぽく見えるのは普通です。心配しなくても大丈夫です。
しかし黄緑色に近い色をしていたり、泡状であったり、腐敗臭のような異様な匂いを感じる時は、感染症や膣炎を発症している可能性が高いです。痒みや痛み、下腹部の違和感、発熱が同時に出現していればすぐに婦人科に受診してください。
色の変化以外の身体症状が出ないこともあります。なんか変だなと不安に感じたら受診するようにしましょう。
デリケートなお悩みなのでなかなか受診しにくいといった声も聞こえます。しかし、1人で悩んでいても解決しません。専門のお医者さんに見てもらうのが解決への近道です。大切な自分の体です。心配なことは専門のお医者さんに相談しましょう。
白濁した愛液でよくある質問
最後に白濁した愛液についてよくある質問をまとめました。紹介していきます。
Q.愛液とオリモノの見分け方ってある?
愛液とオリモノは膣から分泌される膣分泌液であるという点では同じです。でもこの二つは役割が違います。
オリモノは不要な細菌の侵入を防ぐための防御の役割を果たしています。一方、愛液はセックスの際ペニスの挿入をスムーズにし精子を子宮まで届きやすくするというのが役割です。
オリモノの性状は体調や生理周期で変化しますが、愛液は変化しません。また愛液は性的興奮で分泌量が増えるのに対して、オリモノは性的興奮がなくても分泌されています。
愛液とオリモノを見分けるポイントは、性的興奮がなくても分泌されているのがオリモノ、性的興奮がある時に増えるのが愛液というところでしょう。
ただセックスの最中にオリモノと愛液を見分けるのは難しいかもしれません。どちらも膣から分泌されているので、混じり合っているからです。この時点まではオリモノだったけど、ここからは愛液だったよねなんてことは分かりません。
もし彼女の興奮度を愛液で判断しようとしているなら、彼女の表情や声、反応など他のことに注視した方がいいでしょう。
Q.セックス中に白濁した愛液が出たと同時に痒みや痛みがあるけどどうしたらいい?
ただ愛液が白濁したというだけならそこまで心配しなくていいのですが、痒みや痛みがあるとなれば別です。感染症や膣炎が隠れている可能性があります。
また感染症や膣炎でなく、激しいピストンで白濁している場合も、膣内を傷つけて痛みが生じている可能性があります。感染症でなくても炎症が起きていることがあります。
いずれにせよ痒みや痛みがあるのは良くありません。できるだけ早く婦人科を受診しましょう。
Q.白濁した愛液は妊娠中でも出る?
妊娠すると腟内への細菌やウイルスの侵入を防ぐため、オリモノの量が増え粘度が高くなります。妊娠超初期には、オリモノがさらっとした白色やクリーム色に変化することが多いです。その後徐々に粘度が高くなるため、白い塊のようなおりものが出ることもあります。
このような状態のオリモノが愛液に混じると愛液は白濁してきます。妊娠中のセックスで愛液が白濁するのはオリモノの変化によるものと考えられます。
愛液が白濁してるのっておかしい?本当の仕組みについて徹底解説のまとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事のポイントは
- 愛液が白濁した経験がある女性は約4割
- 愛液が白濁したからといって本気で感じているかというとそれは間違い
- 愛液と間違いやすいものにはオリモノ、ローションの残留物、感染症やアレルギーによる分泌物、精液がある
- 愛液が白濁する原因は細菌バランスやホルモンバランスの影響が大きい。オリモノや血液が混じることで愛液は白濁したり、色味に変化が生じる
- 愛液が出る時に痒みや痛みが出るようであれば要注意。オリモノも異様に量が多かったり、色が黄緑に近かったり、泡状であったり、量が多すぎるようであれば受診が必要
という点です。
誰かに相談しにくく、人と比べることのしにくい愛液のお悩みについて解説してきました。自分の愛液は普通なのかな?変じゃないかな?と悩んでいる方のお役に立てたら幸いです。
愛液やオリモノは女性特有のもので、将来妊娠する時に必要な機能です。
そのため普段から愛液やオリモノの変化には敏感であった方が良いでしょう。何か普段とは違うと感じたら早めの受診を勧めます。
これからも自分の体を大切に、セックスライフを楽しんでください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事の執筆者恋愛マスターケイスケ
打率4割の名ナンパ師
都心でバーテンダーとして働いているケースケです。夜はお客様の恋愛相談をのりながら、休みの日はで人の多い所でナンパを楽しんでいます。仕事をしている中でお客様の声をもとに恋愛とは何かについて日々考えています。夜の方も女性から人気が高いので私が今まで培ったノウハウを皆様にご教示いたします!