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気持ちいいだけじゃない!セックスで愛液が出る本当の理由について

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実は気持ちいいから濡れているわけでは無いんです!

セックスライフに関する問題はオープンに話せるものではないため、人知れず悩みを抱えている人は多いもの。また、間違った知識を本当であると信じ込んでしまっている人も多くいます。その中でも「体質だから仕方ない」「彼氏との相性が悪いからかもしれないけど、そんなこと言えない」と抱え込んでしまうことが多い愛液や濡れに関する問題。

そこでこの記事では、みなさんが気になっている

  • セックスで出る愛液とはなにか
  • 愛液が出るメカニズム
  • 愛液を増やす方法
  • セックスで濡れないときの対処法
  • 知っているようで知らない愛液に関する雑学

をご紹介していきます。

愛液に関する知識を増やしつつ、ちょっとした工夫を重ねていくことで、あなたのナイトライフは一段と充実したものになるはずです。心と体を軽くするヒント満載の記事となっておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。

セックスで愛液が出ない=気持ち良くないわけではない?

冒頭でご紹介したとおり、実は気持ちいいから濡れているわけでは無いんです。濡れないことでプレッシャーを感じてしまい、心からセックスを楽しめない女子のために愛液について解説します。

カップルズ

セックスをするのに重要な愛液

気持ちいいセックスをするために最も重要とも言える愛液。膣にペニスや指、おもちゃなどを挿入するときの潤滑油として働き、感度を高めてくれるもので、セックスの満足度を左右するといっても過言ではありません。

実は気持ちいいから愛液が出てるわけでは無いんです!

アダルト動画などの演出でマン汁ぐちょぐちょになっている女優さん。そんなAV女優のようなエッチな姿を見せて彼氏を喜ばせたい女子も多いと思います。しかし、「こんなに感じているのに全く濡れない」と不安や心配を感じたことはありませんか。

愛液が出る仕組みや濡れない時の対処法について解説

みなさんが間違った認識を持ちがちなエロ知識。ここからは、愛液が出る仕組みやセックスで濡れないときに試していただきたい対処方法について解説していきます。

セックスで出る愛液の正体とは

「もうこんなにトロトロだよ」「パンツがシミになっちゃってるよ」など、エロ動画でもよくありがちなシーン。セックスでの気持ちよさのバロメーターにされがちな愛液ですが、そもそも愛液の正体を知らない人は多いでしょう。まずは、愛液が出る仕組みついて解説します。

セックスで愛液が出る仕組み

愛液とは、膣分泌液の俗称です。膣分泌液とは、女性の膣壁から分泌される無色透明のやや粘性のある液体で、内臓である膣を保護するために分泌されるものです。膣液、マン汁と呼ばれることもあります。

実はこの愛液は、汗のようなもので、膣周辺にある毛細血液から膣内ににじみ出た体液です。主な成分は血漿(血液に含まれる液体成分の一つ)です。

カップルズ

愛液と潮の違い

アダルトビデオで定番の潮吹き。潮の正体には諸説ありますが、一般的にはスキーン腺液であると言われています。

潮吹きは、女性のGスポットを刺激することで分泌されるスキーン腺液が前立腺から噴出する現象のことを表した言葉です。

潮の匂いは無臭で、色は透明さらさらとした感触なので、愛液か潮であるかの判断は比較的容易でしょう。

よく勘違いされる気持ちいい=濡れるという話の真相

よく勘違いされている「気持ちいい=濡れる」という話の真相について解説していきます。まずは、知っているようで知らない愛液が出るタイミングや意外な乾きやすいタイミングについて確認していきましょう。

愛液が最も増えるのは興奮期

愛液は性的興奮や妄想をしたときや物理的な刺激を受けたときに分泌されるものです。愛液が最も増えるのは興奮期で、性的興奮によって脳内で分泌される「オキシトシン」の影響により膣周辺の血流が良くなることで、膣内から血漿成分がしみ出してくることにより、濡れてくる仕組みになっています。

実は絶頂前は愛液は減る

前述のとおり、愛液が増えるのは興奮期。実は、一番感度が高い絶頂に達する前には愛液は減ってしまうとも言われています。女性の身体は快感ではなく興奮によって濡れているのです。お気づきのとおり快感≠興奮です。

快感によって濡れるという大きな誤解は、気持ちのいいセックスの妨げになってしまいますので、ここで正しい知識を身に着けたいものです。

イッた後セックスを続けると愛液が乾く可能性もある

男性が射精した後に達する賢者タイム。これは、プロラクチンと呼ばれる性欲抑制ホルモンが分泌されることにより引き起こされるものです。このプロラクチン、イった後の女性にも分泌されます。ですから、イった後の女性の性的な興奮は収まっていきます。繰り返しになりますが、女性の身体は快感ではなく興奮によって濡れているのです。よって、イった後にセックスを続けると、興奮期から時間がたっている場合乾いてしまう可能性もあります。

セックスで出る愛液の味や匂いについて

ここまで愛液が分泌されるメカニズムについて説明してきました。ここからは、セックスで出る愛液の成分や味、匂い、その他注意していただきたい点について解説します。

愛液の主な成分

愛液の成分は、主に血漿であり、ピリジン、尿素、スクワレン、酢酸、乳酸、アルデヒド、グリコール、ケトン、アルコールなどが含まれています。

愛液のpHは弱アルカリ性のためちょっと苦い

愛液が分泌される目的は、精液を子宮に届きやすくすること。膣内は正常時、雑菌の繁殖を防ぐために弱酸性に保たれていますが、精液はアルカリ性です。アルカリ性の精液を子宮に届けやすくするため、愛液は弱アルカリ性のpHとなっており、膣内の酸性度を下げる役割も担っています。弱アルカリ性という性質上、ちょっと苦い味がすると感じる人が多いようです。

愛液の匂いは基本無臭

愛液の匂いは基本的に無臭です。愛液のにおいにも個人差があるようで、体臭が強い人は愛液の匂いが強いことが多いそうです。生理前などホルモンバランスや体調により愛液の匂いが変わることもあるようです。

いつもと違う味や匂いがしたら要注意!

膣周辺の衛生環境が悪化することにより愛液の匂いが強くなることもあります。また、雑菌が繁殖していたり、性病などになることにより匂いや粘度が変わることもありますので、いつもと違う味や匂いがしたら、清潔にする工夫必要に応じて医療機関を受診するようにしましょう。

セックスで愛液を出せるようにする方法

ここまで、セックスで愛液が出る仕組みについて解説してきました。ここからは、その仕組みを理解した上で愛液を出せるようにする方法について確認していきましょう。

セックスで愛液が出ない主な原因

大好きな彼とのセックスで気持ちもいいし、幸せなのになぜか濡れない。愛液を出して、スムーズにセックスしたいと焦ってしまう人も多いのではないでしょうか。セックスで愛液を出す方法を確認する前に、まずは愛液が出なくなる原因について押さえておきましょう。

ホルモンバランス

性的興奮を感じると女性の脳内からはオキシトシンが分泌されます。このオキシトシンの影響で膣周辺の血流が良くなることで、膣内から血漿成分がしみ出してくることにより、濡れてくる仕組みになっています。
しかし、このオキシトシンはストレスや疲れが溜まることによってホルモンバランスが乱れていると分泌されにくくなります。よってホルモンバランスにより、濡れにくくなることがあるようです。

冷え性・水分不足

前述のとおり、愛液はのようなもので、膣周辺にある毛細血液から膣内ににじみ出た体液です。体が冷えていたり、体内の水分が不足していたりすると汗もかきにくくなりますよね。同じように冷え性や水分不足状態だと愛液は出にくくなってしまいます

運動不足

愛液は、膣周辺の血流が良くなることで、膣内から血漿成分がしみ出してくるものです。運動不足などにより身体の血流が滞っていると、愛液もおのずと出にくくなってしまいます

緊張している

愛液は性的興奮を感じることにより分泌されるものですから、緊張や恐怖などを感じていると性的興奮が高まらないため、オキシトシンが分泌されにくくなり、愛液が出にくくなっていまいます。

セックス前に出来る愛液が出るようにする方法

セックスで愛液が出にくくなる原因について押さえたところで、セックス前にできる愛液を出しやすくするポイントを確認していきましょう。

水分補給をする

愛液は汗のようなもの。ですから、セックス前に十分な水分補給をして、身体を潤しておくことで、愛液を出やすくすることができます。セックス中に口移しで水を飲ませてもらうのも雰囲気が盛り上がるのでおすすめですよ。

美容や健康の観点からも、日頃から1日約2リットルを目安にして、こまめに水分を取るよう心がけましょう。また、水分を取るときはできるだけ常温か温かい飲み物を選ぶといいでしょう。

リラックスする

セックスでの愛液の出やすさには精神面の影響が大きいということはご理解いただいたでしょう。愛液を出すスイッチとなるオキシトシンを分泌させるため、できるだけリラックスすることが大切です。

お互いにマッサージをしあったり、周りを気にしなくていい静かな雰囲気の個室でゆっくりするなどリラックスした状態でセックスに臨むと愛液もでやすくなりますよ。

身体を温める

体が冷えていたり、体内の水分が不足していたりすると、濡れにくくなってしまうため、温かい食べ物をを食べたり、お風呂につかることにより体を温めると、濡れやすくなるでしょう。セックス前に彼と一緒にお風呂につかるのもおすすめ。身体もあたたまり、リラックスもできるので一石二鳥です。

どうしてもセックスで濡れない場合の対処法

日頃から濡れやすい身体づくりに取り組んでいても、仕事が忙しくて疲れが溜まっていたり、生理などによるホルモンバランスの変化により、どうしても濡れないということはあります。そんなときに試していただきたい対処法をご紹介します。

ジェル配合のコンドームの利用

濡れないという悩みを抱えている人は多いため、あらかじめ潤滑剤としてジェルを配合して潤いを補ってくれるコンドームが販売されています。温感ジェルは温かさを感じることができるので感度を上げてくれるのでおすすめ。

また、コンドームの素材が合わないと、不快感により濡れにくくなるので、ご自分に合ったコンドームが見つかると濡れやすくなることがあるようです。

たくさんの種類のコンドームが販売されているため、彼と一緒にコンドーム選びに出かけるのも楽しく盛り上がれるでしょう。彼との親密度が深まること間違いなしです。

潤滑ジェルの利用

ドラッグストアなどで販売されている潤滑ジェルを活用するのもおすすめです。セックスの途中であっても継ぎ足せるのが潤滑ジェルの利点でしょう。

マッサージ用ローションなどを潤滑ジェルとして使う人もいますが、すべてのローションが膣内で使えるような成分で作られているわけではなく、腹痛などを起こしてしまうものもありますから注意が必要です。膣内に使えると明記されている製品を選ぶようにしましょう。

ベッド用美容液の利用

ジェル配合のコンドームや潤滑ジェルの使用はどうしてもパートナーの理解が必要となってくるため、パートナーの反応が気になって使いたいと言い出せない人もいるでしょう。

そんな人でもパートナーに内緒でこっそりと使えるのがベッド用美容液です。愛液に近い感触を意識して開発された美容液なので、事前にデリケートゾーンに塗っておくことで、違和感なく濡れている状態にすることができます。

アダルトグッズを使う

セックスで愛液が出すために最も重要なのは性的興奮です。アダルトグッズなどでエッチな雰囲気を作り、気分を高めることで愛液も出やすくなります。いつもと違った快感を得られると性的興奮も高まり、垂れるほどたくさんの愛液がでますよ。マンネリ解消にもおすすめです。

セルフプレジャーなどで感度開発をする

あなたはセルフプレジャーをしていますか。日頃からセルフプレジャーをしていると性的刺激に対する感度が高まります。エッチ中に濡れないのはセックスの気持ちよさがわからないことにより性的な興奮が高まらないからかもしれません。感度を高めて体を開発しておくのも濡れやすい身体づくりに有効な方法です。

性感帯は、乳首やクリトリス、Gスポット、舌など人により様々で個人差がありますが、気持ちいいと感じるようになるまでにはある程度の開発が必要となりますから、セルフプレジャーにより感度を上げておくといいでしょう。

セックスで垂れるほど大量に愛液が出たときの対処法

ここまで濡れにくいというお悩みを解決する方法について解説してきました。濡らすことに関する関心は高いのですが、濡れるようになった後の処理はおろそかになりがちです。ここからは、セックスで垂れるほどに大量に愛液が出てしまった時の対処方法について説明します。

セックスの後の愛液は処理したほうが良い!

膣は正常時であれば酸性に保たれており、膣内に細菌やばい菌が入ってきても外に排出する作用(自浄作用)が働いています。しかし、疲れが溜まっていたりして身体の抵抗力や免疫力が下がっている状態で、セックスで大量に出て垂れてしまった愛液をそのままにしていると不衛生な状態を放置していることになります。場合によっては病気になってしまうこともあります。

匂いの原因になるだけでなく感染症のリスクも高まる

入り組んだ形になっているデリケートゾーン。愛液が乾いてしまうと、セックスの時に手や舌、性器から付着した細菌と一緒に固まってしまい、洗い流しにくくなります。これが匂いの原因となってしまうことは想像に難くはないでしょう。

また、セックスで愛液を分泌するときに細菌が入り込むことにより引き起こされる細菌性膣炎、カンジダ膣炎、バルトリン腺膣炎などの性感染症にもかかりやすくなっていまいますので、セックス後の愛液はきちんと処理することで清潔を保つことが大切です。

セックス後の愛液の処理の仕方

それでは、セックス後の愛液はどのように処理したらいいのかを解説していきます。正しい愛液の後処理までがセックスです。確認していきましょう。

シャワーで洗い流す

デリケートゾーンの皮膚は、まぶたよりも薄いといわれています。セックス後は特に敏感になっていますから、ゴシゴシとこすってしまうのは厳禁です。外陰部についた愛液や汗をお湯で優しく洗い流す程度で十分でしょう。

デリケートゾーン用のウェットシートで拭く

生理中の不快感を軽減するために、デリケートゾーン用ウェットティッシュが販売されています。ポーチに入れて持ち歩けるコンパクトなサイズのものもあります。ベッドの枕元に置いておけばさっと拭くだけで手軽ですから、セックス後の雰囲気を損なうようなこともありません。商品によっては、お肌を引き締める成分や保湿成分など、肌ケア成分が含まれているものもありますから、ご自分に合うウェットシートを探してみてはいかがでしょうか。

膣洗浄グッズで中までしっかりケアする

普段、みなさんが身体用に使っている石鹸やボディーソープは強いアルカリ性であり洗浄力が高いため、自浄作用を保つために弱酸性に保たれているデリケートゾーンや膣内に使うには刺激が強すぎます。清潔にするためにやっていることで、かえってデリケートゾーンのpHバランスが乱れ、かゆみや乾燥などのトラブルを引き起こしてしまうこともありますから、専用の洗浄グッズを活用しましょう。ノズルがついているシャワータイプや膣内にジェルを入れるものなど、様々な膣洗浄グッズが販売されていますので、試してみてはいかがでしょう。

セックスでの愛液に関するよくある質問

ここまで健康で気持ちいいセックスをするために必要な愛液に関する基礎知識について解説してきました。最後に愛液に関するよくある質問や雑学をご紹介していきます。

愛液が白い=本気汁?

本気汁というのは俗称で、正式には「バルトリン腺液」と呼ばれています。 膣口付近にバルトリン腺が反応すると、分泌される液であり、女性がオーガズムを迎えたときに出るものです。感触は、愛液よりも粘度が高く、男性のカウパー腺液に似ています。色はやや白い色をしているため、白い愛液が出ると女性が感じている証拠として本気汁というようになったようです。

おりものと愛液の違いはなに?

おりものとは、膣内の自浄作用により、子宮や膣などから分泌されるものです。成分は、子宮内や膣の古い細胞や代謝物等が混ざりあったもので、愛液よりも粘り気があり、白濁していて、ヨーグルトのような酸っぱい匂いがするのが特徴です。pHに関しても、愛液が弱アルカリ性であるのに対して、おりものは弱酸性であるという違いがあります。

愛液は年齢によってさらさらになったりする?

女性の愛液はホルモンバランスの変化に左右されます。ですから、年齢や体調により愛液がねばねばしたり、さらさらになったりと変化するようです。あくまで個人差があるものではありますが、普段と違う色や匂い、感触が続くようなら医療機関を受診しましょう。

気持ちいいだけじゃない!セックスで愛液が出る本当の理由についてのまとめ

みなさんの悩みや疑問を解消するお手伝いはできたでしょうか。

この記事では、

  • セックスで出る愛液とはなにか
  • どんなときに愛液が出るのか
  • 注意すべき愛液の状態について
  • セックスで濡れないときに試してほしい対処方法
  • おろそかになりがちなセックス後の愛液の処理方法

をご紹介してきました。

デリケートな問題であるがゆえ、相談しづらい愛液に関する悩み。愛液に関する知識に基づいた工夫を重ねれば、意外と解決までの道のりは遠くないかもしれませんよ。この記事がみなさんの心と体を軽くするヒントになれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

記事執筆者セックスアドバイザーまりん」

この記事の執筆者セックスアドバイザーまりん
テクニシャン/ラブグッズ検定満点/セックスアドバイザー

大学生の頃に経験した大失恋からの自暴自棄のおかげで、気持ちいいことを追求するようになり風俗に3年半ほど勤め上げた後に、女性風俗ライターの道を歩むことに。現在は、女性に嬉しい最新のラブグッズの情報やテクニック面でのサポートを性業としている性のインフルエンサー

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