脈なしかもと思ったときは諦めるべき？後悔しない諦め方を紹介！

好きな人ができた時、脈なしだと感じたらどうしますか？
「恋愛」多くの方にとって、人生の中で大きななウェイトを占める大イベントです。
しかしながら、好きになった相手から必ずこちらも好きになってもらえるとは限りません。
中には、まったく見向きもされず完全な脈なしの場合も。
だからと言って、簡単に諦めることができるでしょうか？
諦めることのできる場合もありますが、諦めることができない場合もあるのでは？
そこで今回は、恋愛の時に相手が脈なしだと感じた場合の心理や対処法を徹底的に考えていきます。

この記事では相手が脈なしだと感じた場合について以下の6点より考察します。

相手が脈なしだと思ったら諦める？
脈なしの雰囲気を出す男性心理・女性心理
相手が諦める方向にもっていくには？
本当に脈なし？諦めるべき？
脈なしサインからの逆転のために
脈なしから一転、諦めずに幸せになれた体験談

この記事は、本当に脈なしで諦めるほうがいいのか、実は脈なしではなく諦めるにはまだ早いかの判断材料の一つとして活用していただきたく執筆しております。
恋愛中に相手が脈なしではないかと感じ切ない思いをなさっている方は、ぜひ最後までお読みください。

あなたは相手が脈なしかもと思ったら諦めるタイプですか？
脈なしの雰囲気を出す理由や男性心理・女性心理
実は出してる脈なしサイン相手が諦める方向に持っていきたい時にする行動は？
脈なしサインはまだだされていない感じたら逆転の可能性アリなので諦めるにはまだ早い
脈なしサインからの逆転をするためにあなたができること
脈なしかと思ったが諦めることなく幸せになれた体験談
脈なしかもと思ったときは諦めるべき？後悔しない諦め方を紹介！まとめ

あなたは相手が脈なしかもと思ったら諦めるタイプですか？

恋愛って素敵ですよね。
人を好きになることは、人生に張りがでて自分を輝かせることができる素晴らしい感情です。
しかしながら、人を好きになっても相手が振り向いてくれるとは限りません。
中には、まったく脈なしの場合も。
あなたは相手が脈なしだと思ったらあきらめるタイプですか？

恋愛において片思いが成就しないのはとても辛いものですよね

よほどのイケメンや美女ならともかく、多くの方は片思いの経験があるのではないでしょうか。
片思いから交際に発展したという例も少なくないのですが、片思いのまま終わってしまう恋もあります。
恋愛において片思いが成就しないのはとても辛いものですよね。

脈なしかもと思ったらすぐに諦める人も多いはず

片思いして脈なしと感じた時、好かれてないのにしつこくすると余計嫌われる。
度が過ぎれば、ストーカーになってしまう。
と、脈なしかと思ったらすぐに諦める人も多いはず。

実際の男性の反応を見てみると意外にも逆転の可能性もある

しかし、中には好きバレしたくないから脈なしのフリをしている場合や、好きという表現が苦手なだけで脈なしだと感じさせてしまう場合もあります。
特に男性にはそのタイプの方も多くいて、実際の男性の反応を見てみると意外にも逆転の可能性もあることが多いのです。

今回はそんな脈なしの時の諦めるタイミングや逆転はあるのかについて解説

そこで今回は、そんな脈なしの時の諦めるタイミングや逆転はあるのかについて解説していきます。
脈なしから一発逆転した、諦めずに幸せになった体験談もご紹介しますので、現在の恋愛で相手が脈なしかと感じて暗中模索の状態の方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

脈なしの雰囲気を出す理由や男性心理・女性心理

人間関係において、同性・異性問わず「好かれる」ということは、たとえそれが「LOVE」であっても「LIKE」であっても嬉しいものです。
人から嫌われたいという方はなかなかいないので、当然といえば当然ですよね。
しかし、相手の好意を感じた時に脈なしの雰囲気を出す方は少なくありません。
なぜ相手の好意を感じた時に、脈なしの雰囲気を出してしまうのでしょうか？
脈なしの雰囲気を出す理由や男性心理・女性心理について考えてみましょう。

純粋に付き合いたくないから

後ほどご紹介する脈なしサインは、露骨に脈なしをアピールしているサインの場合が多いと言えます。
そこまで露骨に、脈なしサインを出す場合の多くは、純粋に付き合いたくないから脈なしサインを出していることが多いと考えられます。

できるだけ関わりたくないから

あえて脈なしの雰囲気を出す方の中には、相手に対してあまり良い印象をもっていなくて、できるだけ関わり合いたくないから脈なしのサインを出している場合も。
また、このままではこの人がもっと自分のことを好きになってしつこくされたらいやだなと、防衛本能が働きできるだけ関わり合いたくないと思っている可能性もあります。

職場での居心地も悪くなるし仕事もしづらくなるから

自分に思いを寄せている人が職場にいる場合は、アプローチされ自分の態度が曖昧だと告白されてしまって、断ると職場での居心地も悪くなるし仕事もしづらくなるからあえて脈なしの雰囲気を出して、諦めてもらう方向にもっていく場合もあります。

ずっと思わせぶりをしておくのも申し訳ないから

人に好かれるのは嬉しいものです。
相手によほど嫌悪感を持っていない限りは、自分のことを好きになってくれた相手に対して悪い感情は持たないもの。
しかし、悪い感情を持たないことと付き合うことは別問題。
悪い感情をもっていないからこそ、ずっと思わせぶりをしておくのも申し訳ないからと脈なしの雰囲気をだす場合も。

好きバレしたくないから

内容的には嬉しい内容なのですが、実は脈なしかどうかの判断において事を難しくしてしまっているのが、好きバレしたくないからという感情。
実はこのパターンは意外と多く、好きという感情を知られたくないためにわざと脈なしのような態度をとってしまう方が男女ともに一定数いるようです。

奥手男子・奥手女子なのでガツガツいけない

こちらも脈なしで諦めるかどうかの判断を鈍らせる行為の一つとなっているのが、奥手男子・奥手女子なのでガツガツいけないというパターン。
相手が自分に好意を寄せていてくれることが分かっても、奥手男子・奥手女子がゆえに手放しで喜べないのでとりあえず脈なしの雰囲気をだしているという方も。

別れた元カノや元彼に縛られたくないから

相手からの好意を受けて付き合うのはいいけれど、もし別れた場合を考えたら・・・
と冷静な判断をする方もいます。
付き合っている間ならまだしも、別れた元カノや元彼に縛られたくないから最初から付き合わない方がいいと考え、脈なしの雰囲気を醸し出している場合もあります。

実は出してる脈なしサイン相手が諦める方向に持っていきたい時にする行動は？

ここまで解説したように脈なしの雰囲気を出してる場合でも、本当に脈なしの場合もあれば実は脈なしではない可能性がある場合もあります。
相手も人間、性格によってパターンは変わってきますので、一概に判断するのは難しくはあるのですが、このパターンは脈なしではないかと思われる「実は出している脈なしサイン」相手が諦める時にする行動について考えてみましょう。

LINEやメールなどの既読無視・未読無視

SNSが普及した現代でもっとも分かりやすい脈なしサインが、LINEやメールなどの既読無視・未読無視。
電話離れが進んで、現在の連絡手段のメインとなっているLINEやメール。
このLINEやメールを
既読無視→あなたの言ってる事は返信する価値もない
未読無視→あなたの言ってることに興味すらない
と、考えられる典型的な脈なしサインの一つ。
諦めるほうが無難なサインです。

マッチングアプリをしているアピール

こちらも露骨な脈なしサインの一つが、マッチングアプリをしているアピールをすること。
マッチングアプリをしていることをアピールしてくるということは「あなたを恋愛対象としてみてないからマッチングアプリで恋愛対象を探している」という意味に受け止められます。
しかしながら、やきもちを焼かせるためにマッチングアプリをしているアピールをする複雑な方もいることが判断を難しくさせる一面も。

できるだけ2人きりにならないようにする

できるだけ2人きりにならないようにすることも、本当に脈なしな場合にとる行動の一つ。
しかしこちらも、照れちゃうから2人きりにならないようにするという場合もあることが悩ましいところ。
この行動単体ではなく、その他の行動も含めての判断材料の一つと言えます。

完全に無視

完全に無視することも脈なしサインと考えていいでしょう。
こちらも、意識するがゆえに完全に無視する場合がないとも言い切れないのですが、そこまで考えていてはキリがありません。
むしろ、無視すれば相手にいやな印象を与えるのは分かりきっているにも関わらず、完全に無視するということは「あなたに嫌われてもいいです」と、受け止めた方が自然です。

友達や先輩・後輩などあくまで男女ではないことを定期的に言われる

二人での会話や友人等の第三者を交えた会話の中で、友達や先輩・後輩などあくまで男女ではないことを定期的に言われることも、実際に脈なしなときにありがちなパターン。
しかしこちらも、実は好意をもっているのだけど自信がないからこう言ってこちらの様子を探っている可能性も
やはり、その他の行動と合わせた中での判断材料の一つとなります。

今は恋愛する気ないと遠回しに告白する前に断られられる

今は恋愛する気ないと遠回しに告白する前に断られる行為。
こちらは柔らかい拒絶ながらも、諦めることが賢明といえる脈なしサイン。
告白されてから断ったのでは、あなたのことを傷つける可能性もあるし、その後気まずくなる可能性もあるから告白しないでねと捉えられます。

脈なしサインはまだだされていない感じたら逆転の可能性アリなので諦めるにはまだ早い

前述した脈なしサイン。
実際にそのサインを出されると、悲しく辛いことではありますが諦めるきっかけとなります。
しかしながら、その行為がない場合は、脈なしサインはまだだされていない感じだから逆転の可能性アリなので諦めるにはまだ早いと言える可能性もあります。
ここでは、諦めるのはまだ早いと思われる脈なしと勘違いしてしまう相手の行動について考えてみましょう。

目を逸らしたりなどの行為は脈なしに見えた脈ありサインかも？

脈なしと思ってしまいがちな相手の行動の一つが目が合った後、露骨に目を逸らしたりする態度。
目があった瞬間に目を逸らされると、ともすれば嫌われてるのかと思ってしまいますよね。
しかし、考えてみてください。
目が合うといことは、それまでこちらを見ていたということです。
それでは、なぜ見ていたかと考えると好意をもっているという可能性も。
目を逸らしたりなどの好意は脈なしに見えた脈ありさいんかもしれません。

早々に諦めるには勿体無い

先ほど書いたように、脈なしに見えて実は脈ありのサインもたくさんあります。
他の人のことだと脈なしか脈ありか分かるのに、いざ自分のことになると分かりにくくなるということはよくある話。
相手の一つの行為を見て脈なしだと早々に諦めるのは勿体無い場面も多々あります。

まだ諦める必要のない一見、脈なしに見える行動

それでは、まだ諦める必要のない一見、脈なしに見える行動にはどのようなものがあるのでしょうか？
脈なしに見える相手が男性の場合は、
態度がそっけなかったり、目を合わせなかったりの行動や、返事が遅かったり返信が短文のみだったりなどが挙げられます。
反対に脈なしに見える相手が女性の場合は、恋の話を避けたり反対にあえて恋の話をする、またすぐに怒ったりすることも脈なしに見えて脈ありの可能性大、更にLINEやメールでも内容はそっけないながらも返信が早かったり等があげられます。
それぞれの例について考察してみます。

脈なしに見えるのが男性の場合。

そっけない
クールな男を演じている可能性があります。逆に考えるとあなたにカッコイイところを見せようとしてる可能性も。
目を合わせない・逸らす
実はあなたを目で追っているのですが、目が合うと恥ずかしいので目を合わせなかったり・逸らしたりする可能性があります。それだけあなたを意識している証拠と言えます。
返信が遅い
あなたに嫌われたくない一心で、なんて返信をすればいいかを真剣に考えていた可能性があります。
返信が短文
そっけないのと同様にクールな男を演じている可能性があります。
また、余計なことを書いて嫌われてしまったらどうしようという心理も。

脈なしに見えるのが女性の場合

恋の話を避ける
好きな人がいる場面で、話題が好きな人のタイプになったりすると避けるのは脈ありの可能性があります。理由はその内容から相手のことを好きなことがばれてしまう可能性があるため。
恋の話をする
こちらは恋の話を避けるのタイプとは反対に積極的なタイプ。相手の好みを知って自分が当てはまらないか考察したり、自分の好みを伝えて「あなたが好きアピール」をする場合等があります。
すぐに怒る
自分が相手のことを好きだとバレたくないときや、好きだからこそこれ以上好きになって辛い思いをしないようにしようとする女性はすぐに怒る傾向にあります。
返信がそっけないながらも早い
返信が早いということは、あなたを待たせたくない証拠。そっけないというのは照れからくる場合や、まだあなたが好きなことをバレたくないときなどにありがちです。

脈なしサインからの逆転をするためにあなたができること

脈なしサインを出されたからといってすぐ諦められる場合はいいのですが、実際には恋愛をすぐに諦めるのは至難の技。
もし逆転して両思いになれるならなりたいですよね。
そこでここでは、脈なしサインからの逆転をするために、あなたができることを考察してみました。

相手が本当はどう思っているのかを周りに探ってもらう

相手の本心を計りかねている際に、共通の友達等がいれば有効な方法が、相手が本当はどう思っているのかを周りに探ってもらうという方法。
聞き方も様々な方法が考えられ、単刀直入に「○○さんのことどう思う？」でも良いですし、さりげなく「○○さんがこの前こんなことしてたんだけど、あの人いい感じじゃない？」と探ってもらう方法もあります。
共通の友達がいるならぜひとも活用したい方法の一つです。

まずは複数人で遊びその後2人きりのデートに誘う

恋愛の一つの王道とも言えるパターンが、まずは複数人で遊びその後2人きりのデートに誘うという方法。
最初から2人きりのデートだと、相手も緊張してしまう可能性を考えハードルが高くなりますが、一度複数人で遊んでからであれば、一度遊んだという気易さもありデートを受けてくれる可能性が高くなります。

あえてこちら側から脈なしサインに似たものを出してみる

少し捻くれた方法で、ここまでくると駆け引きになってしまいますが、あえてこちら側から脈なしサインに似たものを出してみるのも一つの方法です。
古くから恋とは追えば逃げて逃げれば追う、シーソーゲームのようなものと言われています。
こちらが脈なしサインをだして、もし相手が脈ありであれば焦って脈ありサインを出してくる可能性は高いと言えます。

告白する

できる事の最後のご紹介となりますが、王道中の王道なのは思い切って告白することです。
告白すれば、相手が脈ありであれば受け入れてくれるでしょうし、脈なしであれば断られるでしょう。
周りくどく考えているよりは、告白するのが一番分かりやすい方法です。
仮に告白してふられたとしても諦めがつき、告白せずに諦めるようとするよりは後悔が残らないというとても大きなメリットもあります。

脈なしかと思ったが諦めることなく幸せになれた体験談

ここまで、脈なしサインの心理や諦めるタイミングについてご紹介してきました。
しかし、世の中には脈なしサインを出されて脈なしかと思ったが諦めることなく幸せになれた方も大勢います。
実際にそんな経験をした方からの体験談をご紹介します。

21歳　大学生♀
今の彼と付き合い始めたときの話です。
今の彼は高校時代の同窓生、高校入学したときに知り会いました。
クラスは隣だったんだけど、イケメンでサッカーの得意な彼はたちまち女子の噂に。
私も例外ではなく、彼を見てはほのかに憧れに近い恋心を抱いていました。
帰宅部だった私は、学校帰りに他の彼ファンの女子に混ざって（とは言っても3〜4人くらい）サッカー部の練習を見て帰るのが習慣になってからは、すっかり彼の虜になっていた私。
ある日のことです。
休み時間に彼が私の教室に来ました。
サッカー部の男子となにか話でもあるのかな？と目で追っていると、なんと私のところへ。
びっくりしていると「お前ら練習中に俺の名前よぶなよ。先輩たちにからかわれるだろ！」
と結構強めに言われてしまいました。
「ヤバイ！嫌われた・・・」と思った私は、その日から練習は彼の目に留まらない場所で、こっそり見る毎日。
校内で彼とすれちがっても目も合わせてくれません。
完全に嫌われたな・・・と落ち込んでいましたが諦めるに諦められません。
もうすでに練習を見て帰るのが日課になっていた私は、彼に見つからないように練習を見続けていました。
そんな状態が１ヶ月も続いたころでしょうか。
その日は、文化祭前でサッカー部の練習がお休みで、私もいつもより早めに帰路につこうと校門を出たところに彼が。
「ちょっといい？」と聞かれたので「また怒られるのかな？」と思いつつも彼の言葉に従って彼の後について行きました。
そして、学校の裏側にあるあまり学校の生徒が通らない場所にいくと彼が「まだ俺の練習見てるよね。知ってるよ。別に名前呼んだりしなければ堂々と見てていいんだよ。」との言葉。
飛び上がるくらい嬉しかったです。
「本当？ありがとう！じゃあ明日からまたいつものところで見させてもらうね！」と返事しましたが、目に涙がたまっていたかもしれません。
すると彼が「おう！名前よばないで応援してくれ（笑）」と言いながら最後の最後に「もしかして俺お前のこと好きかも」と言って、逃げるように帰っていきました。
突然のことに天にも昇る気持ちで呆然としていた私。
涙が溢れてとまりませんでした。
それからは、またいつものところで彼の練習を見る毎日だったのですが、程なくして彼から告白され付き合い始めたという経緯です。
あのとき陰からでも練習を見続けていなかったらこんなに幸せになれたのかな？と、今でもときどき考えることがあります。

イケメンでサッカー部という絵に描いたようなモテるタイプの彼氏さん。
年齢から考えると、その彼氏さんと5年前後付き合っているようですね。
5年たっても彼氏さんを大好きなことが伝わってくるエピソードです。

26歳　看護師♀
入院病棟で看護師をしています。
看護師といえば医師と付き合ってると思う方も多いと思いますが、私の彼は元患者で5歳年上の自営業の男性。
基本的にカッコ悪いところを見たり、わがままだったりで患者さんを好きになることはほとんどないけど彼は別でした。
個室に入院してたんだけど、周りのお年寄りの患者さんにも優しいし、私たち看護師にもとても気を遣って接してくれる超紳士。
骨折で２ヶ月弱の入院生活だったのですが、日々彼に惹かれていくことが自分でも分かり、入院から1週間たったころにはすっかり彼のことを好きになっていて、彼のところにお見舞いにくる彼女にやきもちを焼く毎日。
そうなると妙に積極的な私。
日常で交わす会話も
「毎日お見舞いにきてくれるなんて彼女さんとラブラブですね」
「早くよくなって彼女さん安心させてあげなきゃ」
等、彼女のことを探るような会話ばかり。
最初は「そうなんですよ。ありがたいです」と、感謝の気持ちを言っていた彼に、私は内心『やっぱり脈なしなんだな・・・』と諦めムード。
だからといってすぐに諦められるほど諦めのいいタイプでもありません。
それからは、会話の内容が
「私が彼女だったら、こんなことするのに」
「こんなに優しい彼がいたら幸せだろうなぁ」
と、猛アプローチの開始。
でも、彼女もちの彼は苦笑いをうかべながら、返事に困ってるだけの様子でした。
これは本格的に諦めたほうがいいのかなと思いつつも諦めきれずにいると、ある日彼女が廊下にも聞こえるような声で大喧嘩。
あきらかに機嫌の悪い彼女が部屋を飛び出して帰っていき、その日以来ぱたりとお見舞いにこなくなりました。
日々の会話の中で「今日も彼女さんこなかったですね」と、探りを入れると「もう来ないと思いますよ」とそっけない返事。
どうやら別れた様子です。
このチャンスを逃す私ではありません。
それからはことあるごとに彼の部屋にいき、花を変えたりお菓子をもっていったりと個室でしかできない抜け駆け看護のはじまり。
もちろん会話の中に「こんなに素敵な彼がいたら幸せだろうな」というようなアピールも忘れません。
最初は戸惑いを隠せず申し訳ながっていた彼も、私の気持ちが伝わったのか徐々に受け入れてくれるように。
さすがに入院中に付き合うということはなかったけど、退院予定を伝えにいったときに
「ほんとうに色々ありがとう。お礼をしたいんで迷惑じゃなければ退院したら食事にいきませんか？」
とのお誘い。
もちろん二つ返事で受けて、その食事に行った日に彼が告白してくれて付き合うことに。
付き合ってからも彼は優しくて、今すごく幸せな毎日を過ごしています。

ちょっと強引な感じもしますが、前の彼女さんと別れてから付き合いだしているので略奪ではありませんね。
諦めないで思い続けて成就し、幸運が舞い込んだ典型的な例ですね。

23歳　会社員♂
高校時代の僕の初恋の話です。
中学校時代から卓球をしていた僕は、高校に入っても卓球部に所属。
そこそこ上手だったので1年からレビューラーでした。
そこにいたのが二つ年上の女子のキャプテンだった彼女。
もちろん彼女もレギュラーだったから、ミーティングや居残り練習なんかでも接触する機会はあり、いつの間にか打ち解けた雰囲気になっていました。
彼女はキャプテンだけあって、面倒見もよくハキハキしたキップの良いタイプ、しかも上戸彩のような超美人。
高校に入ったばかりの僕は、たちまち彼女に夢中になりました。
面倒見が良いとはいっても、彼女からすれば僕はただの後輩、距離感はありますがなにかと面倒はみてくれて、最下級生の僕が一人で片付けをしていると
「男子！下級生一人に片づけさせないでみんなでやらなきゃだめだよ！」と、めっちゃ優しい面もあるけど、厳しいときは超厳しい。
僕が自分でも意識しないうちに彼女を目で追ったりして、目が合うと「よそ見しないで練習に集中しな！」等、容赦無く叱られます。
卓球部のレギュラーと準レギュラーだけのグループラインががあったのですが、練習や試合日程なんかのことで僕が質問をいれても、返事をくれるのは男子のキャプテンだけで彼女から返信がきたことは一度もありませんでした。
まあ、混合の練習とは言ってもやはり男女のライン引きはあったので、当然といえば当然ですよね。
そんな彼女に思いを寄せながらも、当然告白などする勇気もなく日々悶々と過ごしていました。
彼女もその頃はいかにも卓球に夢中という感じで、卓球漬けの毎日。
きっと男子になんて興味ないんだろうな・・・ましてや僕になんか・・・
典型的な片思いで完全に脈なしです。
うちの卓球部は結構強くて、県大会の準決勝までいったのですが負けると同時に3年は引退。
もちろん彼女も引退です。
引退してしまえば1年生と3年生、中々会う機会もありません。
彼女のいない練習に寂しさを感じる毎日です。
思い切ってライングループの彼女のIDに登録申請を送ると、なんとすぐに登録してくれました。
そこで個別ライン「時間があるときでいいのでお話しできませんか？」
と送ると「放課後ならいつでもいいよ。時間と場所指定して」との返信。
すぐに「じゃあ明日。ハワイのところでいいですか？」
（ハワイとは学校から少し離れたところにある公園の中の丸くかこった花壇に椰子の木があるので学校のみんながそう呼んでる場所）
「いいよ、何時頃？」
「僕は明日部活休みなんで3年よりも早く終わると思うから学校終わったらすぐに行きます。遅くなっても大丈夫なんで、学校おわったら来てもらえますか？」
「OK」
こんな感じで、約束がきまりました。
翌日、僕がハワイのところで待っていると、30分ほどして彼女の姿。
「どうしたの？話ってなに？？」
と聞かれたので、ここで思い切って告白。
「部活に入ってからずっと好きでした。付き合ってくださいとは言えないけど、振られないと諦めきれないから・・・」
と、告白だか振ってくださいとのお願いなのか分からないような告白をすると、彼女が
「アハハハ、なにそれ告白？まああなたらしいって言えばあなたらしいけど（笑）いいよ、付き合ってあげる」
と、なんとOKの返事！
あとから聞いた話では、入部以来卓球はそこそこ上手なくせに自信のなさそうな僕をハラハラしながら見ているうちに、気になり始めていたとのこと。
その日から先輩と付き合い始めましたが、初恋の僕は彼女とは結局キスどまり。
彼女が大学進学で遠距離になってからは、連絡もとだえがちになり自然消滅。
でも、僕にとっては初恋の相手と付き合えた最高に幸せな思い出です。

あこがれの先輩とキスどまりとはいっても正式に付き合えたお話しです。
高校時代の素敵な思い出、一生大切になさってください。

36歳　スナック経営♂
とある温泉街でスナックをしています。
スナックとは言っても田舎町、渋谷や新宿等の大都会とは違いアットホームな雰囲気でお客さんも常連さん半分、観光客半分という感じ。
スナックなんで女の子もいますが、在籍が5人で出勤は曜日によって2〜3人程度のこじんまりしたお店です。
スタッフも「迎」はないけど、出勤した子は全員「送」付き。
そのお店の募集で新しく入ってきた女の子が「ミユキ」24歳です。
地元の子らしく、地味目だけど明るい感じで背の低いちょっと爬虫類系の、美人というよりは可愛いタイプ。
実は私、背の低い可愛いタイプがドンピシャで趣味なんです。
ミユキは、ちょうど私の家と同じ方向に住んでいたので仕事が終わって送る際はいつも最後で、出勤の日は必ず車の中で二人きりの時間があります。
入店して少したったころには、彼女の明るさもあり打ち解けた雰囲気で帰りの車の中は自分の趣味の女性と過ごせる至福のひと時となりました。
話の内容もざっくばらんで「彼氏いないの？」とかも普通に聞ける仲に。
彼氏がいないのか尋ねたところ「いませんよ」と笑いながら答えたミユキに、幸いにも？バツ1で独身だった私は、すでに彼女のことを好きになっていたので、半ば冗談半ば本気で「じゃあ俺たちつきあっちゃおうか？」というと、その途端にミユキが豹変。
「はい？言っていい冗談と悪い冗談がありますよ」と突然黙り込んでしまいました。
あ、下手打ったかなとその日は無言のまま送り届け、まあ次のときには機嫌も治っているだろうとたかをくくっていたのですが、翌日の出勤時もお客さんや他の女の子とは楽しげに話すのに私のことは完全無視。
目があっても「ツン」という音が聞こえそうなほど顔を背けて目をそらします。
帰りの車も二人きりになってからは終始無言。
あちゃー好きでもない男に付き合ってって言われて相当やだったんだな。
と、思っていました。完全に脈なしです。
そんな状態が1週間も続いたころ、さすがにこのままでは店の雰囲気も悪くなるし、一回話して機嫌を直してもらおうと、他の子を送り届け二人きりになったところで「この前はごめんね。俺本当は本気で君のことが好きだったから、冗談まじりにあんなこと言ったけど、一回りも違う男にあんなこと言われたら気分良くないよね。諦めきれないけどもう変なこといわないから機嫌なおしてよ」
と言ったところ彼女が思わぬ返事
「本気で好きなんですか？じゃあなんでもっと真剣にいってくれないんですか？私、マスターのこと素敵だなと思ってたから、からかわれたと思ってムカついてたんです」
とのこと。
飛び上がるほど嬉しかった私は、車を止めミユキの方をみながら「ごめん、じゃあ本気で告白します。君のことが大好きだから僕と付き合ってください、大事にします！」と、本気モード告白。
彼女はOKしてくれその日から付き合うことに、というかそのままホテルへ直行（笑）
店の他の子たちや常連さんにはまだ内緒だけど、今熱愛真っ最中です。

付き合った瞬間にホテルに直行というあたり、さすがマスターという感じです。
しかし、ちょっとちゃらく感じる面はあるものの、真剣に彼女さんを思ってる様子も伝わってきます。
言葉通り、大切にしてあげてください。