オナニー、いわゆる自慰行為といえば男性がするもので、女性がオナニーするなんて恥ずかしい、はしたないことだと思ってはいませんか?
実は最近、女性のオナニーは自分を満足させてより美しく健康になるための行為であるとして、女性が前向きにオナニーに向き合えるよう、女性向けのアダルトグッズやAVが多数開発されています。
とはいえ自分以外の女性がオナニーをしているのか、週何回、月何回くらいといった回数や平均的にはどれくらいの頻度でしているのかというオナニーに関する疑問があっても、恥ずかしくてなかなか人には聞けませんよね。
そこでこの記事ではオナニーに関する疑問を解消すべく、
- オナニーをしたことのある女性はどのくらいいるのか
- 平均的にどのくらいの頻度でオナニーをしているのか
- オナニーをするメリット・デメリットは何か
- オナニーの時にどんなグッズを使うのか
というオナニーに関する基本的なことをご説明します。
まだオナニーをしたことがない女性や、オナニーの頻度が気になる女性、オナニーについてわからないことが沢山ある女性は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
あなたはオナニーをしたことがありますか?
まず初めにお伺いしたいことがあります。それは、あなたはオナニーをしたことがありますか?ということ。
実はオナニーとはどのようなものかが、いまいちピンときていない女性も多いのではないでしょうか。
男性のオナニーに比べると女性のオナニーは外イキや中イキなど人によって方法がそれぞれですし、自分でも気づかずにしていたことが実はオナニーに繋がっていた、という人もいます。
そこでここからはまずオナニーについて詳しくご説明いたします。
そもそもオナニーとは
男性のオナニーは溜まった性欲の発散はもちろん、身体の構造上、精巣で作られた精液が日々溜まっていき、定期的に体外へ放出する必要があるためオナニーをしています。男性のオナニー頻度は人それぞれですが、人によっては毎日や2日に1回と、かなりの高頻度で行う人もいます。
一方女性は男性のように体内に何かが溜まっていくということはありませんし、生理的な必要にかられてオナニーがしたくなるということはありません。
しかし女性にも男性と同じく性欲はあります。溜まった性欲はストレスに繋がりますし、欲求不満を解消するためにもオナニーは女性にとっても必要な行為であると言えるでしょう。
自慰行為やセルフプレジャーなど呼び方がさまざま
オナニーにはいくつかの呼び方があることはご存知でしょうか?自慰行為やマスターベーションという言葉は保健体育の授業でも聞いたことがありますよね。
その他にはひとりエッチというちょっとカジュアルな呼び方もありますし、最近では、オナニーは自分の心も身体も満足させる行為であるという意味で、セルフプレジャーという呼び方をすることもあります。
セックスの相手がいないからオナニーをするしかない、という訳ではなく、相手のぬくもりや愛情を感じられるセックスとはまた違った意味で自分を喜ばせるための行為。それがオナニーであるといえるでしょう。
オナニーの頻度や経験に関するアンケート結果と割合
オナニーについては理解できたとして、実際にオナニーをしている女性はどれくらいいるのか、そしてどのくらいの頻度でオナニーをしているのか気になりませんか?
女性250人にアンケートをしリアルな女性の声を聞いてみた
オナニーについて疑問があっても、オナニーってしたことある?どんな方法で?週何回、月何回くらいの頻度でしてる?など、女友達とオープンに話すのはちょっと恥ずかしいですよね。
特に回数や頻度については、もし誰かに話して自分だけが高頻度であるとわかったら、「あの子性欲強すぎ」なんて思われる可能性があります。
そこで今回は女性250人を対象に、オナニー経験や頻度に関するアンケート調査を行い、リアルな女性の声を聞いてきました。
他の女性の声を聞くことで、オナニーに関する疑問や、平均的なオナニーの頻度、こんなの私だけかな?と思っていた悩みが解決できることもありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Q.あなたは今までセルフプレジャーをしたことがありますか?
今までセルフプレジャー、つまりオナニーをしたことがあるかという質問に対して、「ある」と答えた女性はなんと全体の8割以上。
オナニーをしているなんて私だけなんじゃないかという不安を抱いている女性もいるかもしれませんが、ご安心ください。こちらのアンケート結果から、かなり多くの女性に、オナニーした経験があるということがわかります。
10人に8人の割合でオナニーの経験があるといえども、頻度は人によって様々です。興味本位で一回したことがあるという女性もいれば、定期的にオナニーをしているという女性がいるのも確か。
もしかしたら自分のオナニー頻度が高すぎるのではないかと思うこともあるのではないでしょうか?
そこで次に、オナニーの頻度について質問してみました。
Q.あなたのオナニーの平均回数は週何回くらいですか?
こちらのアンケートでは、オナニーをする頻度で一番多いのが月に一回であるという結果が出ています。これは生理と同じように日々変化する女性のホルモンバランスの影響によってオナニーをしたくなる時期が来るのではないかと思われます。
次に多いのが週に一回という回答です。こちらはホルモンバランスの関係もあるかと推測できますが、さらにストレス解消やリラックス効果を求めて習慣化していることも考えられます。
また頻度は考えたことがなく、寂しい時や暇な時など、空いた時間にふとオナニーがしたくなるという女性もいます。
自慰行為の経験はあっても毎日など高頻度にする人は少ない
アンケート調査の結果を見たところ、オナニーをしたことがあると答えた女性のなかでもほぼ毎日という高頻度でオナニーをすると答えた女性は10パーセントにも満たない少数派であることがわかります。
さらにオナニーをほとんどしない、または年に一回、半年に一回くらいの頻度と回答している女性が半数以上という結果が出ています。
毎日でもオナニーができる人もいるという、比較的高頻度な男性とは違い、なんと女性のオナニーはあまり高頻度ではありません。
やはり男性と比べて女性は生理的なものというよりは精神的な満足感を求めていたり、ホルモンバランスの影響でオナニーがしたくなったりするということが原因なのではないでしょうか。
女性はオナニーにおいて頻度よりも満足度を重視しているのかもしれませんね。
メリット・デメリット
次に、女性がオナニーをすることで得られるメリット・デメリットについてご紹介しましょう。何事にもメリットとデメリットが存在しますので、その両方を踏まえて自分なりにオナニーに向き合ってみると良いでしょう。
メリット:オナニーをすると女性ホルモンが分泌され綺麗になれる
女性がオナニーをして性的な快感を得ることで、代表的な女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンという2つのホルモンの分泌が活性化されるといわれています。
エストロゲンは肌や髪のハリや潤いを守り、丸みを帯びた女性らしい身体をつくる働きをもち、プロゲステロンには乳腺を発達させてバストアップさせる働きがあります。
美肌やハリのあるバストを作るために、オナニーは非常に効果的であるといえるでしょう。
さらにオナニーをしたあとは程よい疲れでぐっすりと眠れるという効果もありますし、オナニーは女性の美しさを保つうえでメリットの多い行為であるといえます。
メリット:幸せホルモンが食欲を抑えてくれダイエット効果も
オナニーをして快感を得ると、脳内で幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンが分泌されます。
このオキシトシンは美味しいものを食べた時にも分泌されるホルモンであると言われているので、食事で満足したような感覚を与えて食べ過ぎを防いでくれ、ダイエットにも繋がります。
また脳内で性欲と食欲をつかさどる部分はすぐ近くにありますので、性欲が満たされることで食欲も満たされたような気になって食欲をあまり感じなくなる効果もあります。
オナニーにはインナーマッスルを刺激する効果がありますし、有酸素運動と同じくカロリーも消費できるのでダイエットには効果的ですね。
女性が1回のオナニーで消費するカロリーは平均的に60~70キロカロリーとも言われています。これは体重50㎏の人が30分程度ウォーキングするのと同じくらいのカロリーに相当しますので、オナニーには気持ちいい思いをしながら運動にもなるというメリットも。
デメリット:高頻度でのオナニーのしすぎは感度が鈍る可能性も
女性には嬉しいメリットの多いオナニーですが、回数をこなせばもっと気持ち良くなるというものではありません。
高頻度でオナニーをしすぎると、段々性感帯が刺激に慣れてしまい、感度が鈍くなってちょっとやそっとの刺激だけでは感じなくなってしまうというデメリットもあります。
さらに自分のオナニーのやり方でしか性的快感をおぼえなくなってしまい、パートナーとのセックスでは感じなくなってしまうことも。
もっと気持ち良くなりたいあまりに、強い刺激ばかりを求めるようなオナニーや特殊なやり方のオナニー、1日に何回もするなど高頻度でのオナニーのしすぎは避けた方が良いでしょう。
また美容やダイエットにいいから、という理由で高頻度のオナニーをしすぎるのも、デリケートなところを傷つけてしまう可能性があるのでおすすめできません。何事もしすぎには気を付けましょう。
オススメのオナニーグッズ
オナニーをするときは自分の指を使うのが一番手軽な方法ですが、指での刺激にちょっと物足りなさを感じたり、指では届きにくい場所を刺激したかったりする時もありますよね。
そんないつもと違う刺激を求めたいときにオススメなのが、オナニーグッズです。
オナニーグッズを購入するのには抵抗がある女性もいらっしゃるかと思いますが、最近では女性向けのオナニーグッズとして、ポップな色使いやオシャレなデザインで女性にも手に取りやすいものが多く販売されています。
なかでも女性からの人気が高く、おすすめのオナニーグッズを2つ、厳選してご紹介しましょう。
例のバイブ
こちらはTwitterなどのSNSで話題になった、女性に大人気のバイブ。本体についている3つの突起が女性の性感帯(A・U・Gスポット)を確実に刺激し、中イキへと導いてくれます。
振動の強弱やパターンが多様なので自分の好きな刺激を選べますし、膣の奥を刺激するにも十分な長さがあるので子宮口付近にあるポルチオを刺激することもできます。
今まで外イキしか経験がなく、中イキに興味がある女性には特におすすめです。
バイブと思えないスタイリッシュな見た目で、スリムなので収納場所にも困りません。USB充電式なので電池を用意する必要はなく、軽量で持ち運びもラクラク。
さらに女性の手にも持ちやすく、挿入しやすい形をしているので、あまりバイブを挿入してオナニーをしたことがないバイブ初心者にもおすすめのバイブです。
商品名 | Chillhana 例のバイブ |
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価格 | 5980円(税込) |
素材 | 医療用シリコン |
特徴 | Gスポット・Uスポット・クリトリス3点を同時刺激できる |
振動・音 | 10種類の振動パターン・静音設計 |
噂の電マ
こちらもSNSで人気沸騰中の電マです。電マといえばもともとは電気マッサージ器という健康器具であったように、見た目があまりオシャレではなく、大きいものが多いイメージがありますよね。
特にラブホに備え付けてあるような電マはコード式で使う場所が限られますし、音が大きくて、自宅で使うのはちょっと…と思われがち。
しかしこちらの噂の電マはUSB充電式でコードレスなのでどこでも使用することができます。こちらも完全防水なのでどこででも使用できるのも人気のひとつ。
静音設計なので家族と同居していてもバレずにオナニーを楽しむことができますよ。
小さめで可愛いシルエットで女性にも持ちやすく、大きさの割に振動は非常にパワフル。クリトリスを強烈に刺激して外イキへと導いてくれるでしょう。
商品名 | 噂の電マ |
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価格 | 4980円(税込み) |
素材 | シリコン |
特徴 | 絶妙な振動・刺激で即イキ可能 |
振動・音 | 20種類の振動パターン・静音設計 |
女性のオナニー頻度とオナニーのメリット・デメリットのまとめ
女性のオナニー頻度やメリット・デメリットについてお話してきましたが、女性のオナニーについてより身近に感じていただけたのではないでしょうか。また人には聞けないオナニー頻度についての疑問は少しでも解決できましたでしょうか?
この記事のポイントは
- 8割以上の女性がオナニーを経験している
- オナニーの頻度の割合は月に一回か週に一回の人が多い
- 女性にとってオナニーは美容やダイエット効果がある
- オナニーを高頻度でしすぎると感度が下がることもある
- たまにはグッズを使ってオナニーしてみると、違った刺激が得られる
今回は女性のオナニー頻度と、オナニーのメリット・デメリットについてお話しました。
女がオナニーするなんて恥ずかしいと感じていた女性もいらっしゃるかもしれませんが、女性にとってもオナニーは自然なことで、決して恥ずかしいことやいけないことではありません。
ただオナニーは非常にデリケートな部分に触れる行為です。高頻度でオナニーをしすぎると大事なところを傷つけてしまったり、雑菌などが入ってしまう可能性もあるので気を付けましょう。
自分の心も身体も満足させるため、そして美容と健康のためにも、まだオナニーをしたことがないという女性はぜひ一度オナニーにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この記事の執筆者セックステクニシャンみぃこ
元Nsセックスアドバイザーみぃこ
専門時代からマッチングアプリにドはまりしており年間で30人以上の男性との性交渉の経験を持つ。女性のオーガズムの仕組みについてかなり熱心に研究している。自身の性経験から避妊の重要性なども専門性の高い情報を持っている また元Nsとして5年間病院で従事しており、女性の体の仕組みについては精通している