「パートナーからセックスに誘われたけど気分がのらない」「疲れていて全然性欲が湧いてこない」そんな経験はありませんか?目まぐるしい現代社会では、日々の仕事や生活の中で疲れがどんどん蓄積していきます。疲れと性欲は、果たしてどのような関係があるのでしょうか。
そこでこの記事では、
- 疲れと性欲の関係性
- 疲れ以外の性欲が下がる要因
- 疲れで性欲が落ちている時の注意点
- 疲れと性欲の解決方法
などについて、詳しく解説していきます。
疲れを改善しなくては、セックスに対するモチベーションも下がり、最悪の場合パートナーとの関係も悪化してしまうかもしれません。過去に疲れてセックスができなかった経験があるという人は必見です。ぜひ最後までご覧ください。
疲れている時性欲ってどうなるの?
疲れと性欲は、大きな関係性があります。疲れが悪化していくと、セックスレスなど大きな問題を引き起こすことも。疲れている時、性欲はどうなるのでしょうか。
セックスレスでよく聞く原因は疲れ
セックスレスになる原因は様々ですが、よく聞くのが疲れによるもの。夜遅くまで残業し、次の日は早朝出勤など、現代社会では日々忙しく過ごしている人が多いですよね。そんな生活を送っていては性欲が溜まっても、「セックスするくらいなら睡眠を取りたい」「ひとりの時間を作ってゆっくり体を休めたい」と、考えるのも当たり前です。セックスレスを治療しているカップルは少なくありませんが、まずは根本的に疲れを改善しなくては意味がありません。
疲れが原因で性欲が下がったと感じる人も少なくない
疲れていると不安やストレスを感じやすかったり、精神的に不安になりますよね。精神が安定していない時は、一時的に性欲が減退すると言われています。毎日の疲れが積み重なることで、最近性欲が下がってきていると感じる人も少なくありません。休めば治るような一過性のものであれば大きな問題はありませんが、慢性的に性欲がない状態が続くと、セックスレスやEDなど性トラブルの原因にもなってしまいます。
疲れマラという言葉もある通り逆に性欲が増える人も居る
疲れマラとは、心身の疲労がピークに達した時、性的興奮がなくとも勃起してしまうことです。性欲は疲れによって減少する傾向にありますが、あまりにも疲労しすぎた場合、カテコールアミンという神経伝達物質が血圧を高め、体を動かそうと躍動。そのため、疲れているのに勃起するというアンバランスな現象が起こります。これは生命の危機を感じて本能的に勃起しているので、疲れている時は無理に動くと危険です。疲れマラが起きた時は、ゆっくりと体を休ませることを優先してください。
セックスレスで悩んでいる人ってどれぐらいいるの?
セックスレスは、カップル間のデリケートな問題なので相談や治療も難しく、多くの男女が悩みを抱えていると言われています。世の中には、そんなセックスレスで悩んでいるカップルがどれくらいいるのでしょうか。
およそ全体の6割以上の夫婦がセックスレスに関する悩みを抱えている
セックスレスとは一般的に、身体的や距離などの特殊な事情が無いにも関わらず、1ヶ月以上セックスをしていないカップルのこと。デリケートな問題なのであまり公にされず、一見周りにいないように思えますが、なんと全体の6割以上の夫婦がセックスレスに関する悩みを抱えていると言われています。結婚する前はセックスをしていたのに、結婚後に急に無くなったというパターンもあり、セックスレスは離婚の原因にもなる深刻な問題です。
中でも仕事や家事などでの疲れが原因となっている割合はかなり多い
セックスレスで悩む夫婦の中でも、疲れが原因となってい性欲が湧かないという割合がかなり多いです。日々仕事や家事などをこなして忙しく過ごしていると、 セックスよりもゆっくり休む時間が欲しくなりますよね。パートナーとのセックスよりも疲れをとることを優先し続けた結果、セックスレスになってしまう傾向があります。
働きざかりの層でもセックスレスになっている夫婦も増えている
「セックスレスになるのは、歳をとって体力がなくなったり疲れやすいからじゃないの?」と、思う人もいますよね。しかし20代や30代の働きざかりの層でも、セックスレスになっている夫婦は増えています。特に共働きも増えている現代社会では、男性も女性もお互いセックスに割く時間が少なく、気持ちに余裕が持てなくなるのが原因のひとつです。
疲れが性欲にどう関わってくるのか解説
性欲を正しく維持するには、疲れを改善する必要があることがわかりました。しかし状況によっては、疲れているにも関わらず逆に性欲が強くなることも。ここでは、疲れが性欲にどう関わってくるのか解説します。
精神的な疲れか肉体的な疲れかによって性欲の増減は異なる
疲れには、体や頭を使って起きる肉体的な疲れと、不安や悩みによって起きる精神的な疲れがありますよね。どのような疲れなのかによって、性欲の増減は異なります。それぞれの疲れは、どのように性欲に関わってくるのか見ていきましょう。
精神的な疲れが原因となる場合の性欲の変化
まずは、精神的な疲れが原因となる場合の性欲の変化です。日々の不安や悩み、ストレスや緊張などによって引き起こされる精神的な疲れ。体を休ませれば簡単に治るものではないので、長期間疲れが続くこともあります。こういった精神的な疲れは、性欲を減少させる傾向にあります。
性的な興奮や欲求が減少する
精神的な疲れがみられる時は、性的な興奮や欲求が減少すると言われています。強いストレスを感じていたり身体が緊張状態にあると、セックスをしたいという気持ちも湧いてこないですし、勃起もしにくいですよね。そのような精神的な原因を改善し、元のように性的な欲求を感じられるように、体がリラックスさせることが大切です。
性行為をすることが面倒に感じてしまう
精神的な心配があると、そればかりに目を向けてしまうため、性欲などその他のことは疎かになってしまいがち。そのため、性行為をすること自体面倒に感じてしまい、性欲もまったく湧いてきません。特にパートナーがいる場合、気分が乗らない時に誘われたり、断ることの労力でさらにストレスが蓄積。ますます性行為へのモチベーションが下がってしまいます。
性行為をすることによる疲労を避ける傾向がある。
性行為は体力を使いますが、実は体だけではなく精神的にも疲労が出ます。「気持ちよくさせてあげなきゃ」「こうしないとイケないんだよな」など、セックス中は頭で考えることも多いですよね。1度セックスが始まると、相手を気遣わなくてはなりません。そのように疲れるくらいなら最初からしない方が良いと、結果的に性行為を避けてしまいます。
快楽を感じることができなくなる場合がある。
セックスは、お互いリラックスした状態で行うことで気持ちよくなれる行為。ストレスやプレッシャーを感じている緊張状況では、快楽に集中できず、感じることができなくなりますよね。快楽を感じられないと勃起できず、それによって自信を無くしたり焦ったりするとセックスに苦手意識が生じ、ますますセックスから遠ざかるという悪循環が起きてしまいます。
肉体的な疲れが原因となる性欲の変化
続いて、肉体的な疲れが原因となる性欲の変化を見ていきましょう。日々の労働や体力の低下、年齢による衰えなど、肉体的疲れの理由はさまざまですよね。そんな肉体的疲れは、精神的疲れとは違った性欲の変化があります。
疲れによって性行為ができなくなるので性欲が強くなる傾向にある
肉体的に疲れている場合、性行為をしたくとも体が動かないのでできない状態ですよね。性欲はあるのに解消されない日々が続くので、結果的に性欲がどんどん強くなる傾向があります。性行為ができないことで、夢精をしたり我慢汁が出るようになってしまう人もいるでしょう。
性行為をすることで身体的な疲れを軽減させるため
性行為は体力を使うので身体的に疲れるのでは、と考える人もいますよね。しかし満足な性行為は疲れを感じにくくし、身体を健やかに保つと言われています。さらに身体を動かし適度な疲れを感じることで、逆に深い眠りについて休めるので、結果的に身体的な疲れを軽減させられます。
身体的な快楽を感じることができるため
性感帯を刺激されたり、オーガズムに達したりと、性行為ではさまざまな身体的な快楽を感じることができますよね。快楽には、疲れた身体を癒してくれるさまざまな効果が。特にオーガズムを得た後、愛情ホルモンとも呼ばれるオキシトシンが大量に分泌され、心も身体も満たされます。肉体的に疲れた身体を回復させるために、性行為で快楽を感じることは必要不可欠です。
性行為をすることでリラックスできるため
性行為をすると、身体を健やかに保ち深くリラックスすることができます。適度にセックスをすることで自律神経を整え、身体に蓄積している疲れを定期的に解消することが可能。キスやハグなどスキンシップをたくさん行うとオキシトシンが分泌され、疲れた身体を癒してくれます。
疲れ以外の性欲が下がる要因
疲れを感じていると、性欲が下がる傾向にあることがわかりました。しかし、疲れ以外にも性欲が下がる要因があります。ここではその要因を詳しく解説していきます。
ホルモンバランスが崩れている
女性ホルモンのエストロゲンや、男性ホルモンのテストステロンなど、ホルモンは性欲との結びつきが強いです。例えば、セックス後興奮が冷める男性の賢者タイムは、射精によってテストステロンの分泌が低下することが原因のひとつ。加齢やストレスなどで体内のホルモンバランスが崩れることにより、性欲も減退してしまいます。
運動不足
運動不足も、性欲が下がる大きな要因です。運動量が減ると、ホルモンの生成不良や基礎代謝の低下など、身体にさまざまな悪影響を及ぼし、性欲減退につながります。普段から適度な運動を行い自律神経を整えることで、ホルモンの減少を抑え、性欲を維持することが可能です。
更年期障害などの身体の状態
更年期障害は40〜60代くらいの男女に起こりやすく、身体や精神に変化が起こる障害です。その症状のひとつに、勃起不全や性欲低下など性機能の問題もあります。年齢を重ねて更年期障害などが起きると、それに伴いどんどんと性欲が減退していきます。
疲れと性欲を両方解決する方法について
疲れと性欲を、両方解決する方法はあるのでしょうか。ここでは、日常生活ですぐに取り入れられる解決方法を解説していきます。
適宜な運動や食事で性欲にかかわるホルモンを増やす
疲れと性欲の問題を解決するのに大切なのが、性欲に関わるホルモンの分泌を増やすこと。そのためには、適宜な運動や栄養バランスの良い食事をとり、身体の調子を整えましょう。過度な運動や暴飲暴食は身体を悪くしてしまうので、無理のない範囲で行うことが大切です。
精神的に疲れている場合はストレスを解消するのが一番
精神的な疲れはすぐに治療ができるわけではないので、身体の疲れよりも解決が難しい問題です。そのためストレスが大きくなるまで溜め込まず、こまめに解消するのが一番の近道です。ストレス解消は、どのように行うと良いのでしょうか。
セックスから一度離れてパートナーとコミュニケーションを取る
性欲が減退すると、パートナーへの心苦しさや自信の喪失などで、セックスに高いプレッシャーを感じます。そんな時は一度セックスから離れて、パートナーとのコミュニケーションを大切にしましょう。キスをしたりハグをしたり、同じ時間をたくさん過ごすだけでもストレス解消へとつながります。
趣味やレジャーに打ち込む
趣味やレジャーに打ち込むのは、ストレス解消にとても効果的。特に集中力が向上したり、自律神経を整えるようなものだとベストです。自分が楽しみながら続けられる趣味を見つけて、身体と精神のバランスを整えましょう。
疲れている側のペースに合わせたセックスを行う
自分が元気だからといって、身勝手なセックスをパートナーに押し付けるのはNGです。相手が疲れている場合、ストレスが溜まってセックスに嫌気がさしてしまうかもしれません。セックスをする時は、疲れている側のペースに合わせて行いましょう。相手がセックスを苦痛と感じないよう、お互い思いやりをもって行為を行うのが大切です。
身体が疲れている場合は体力の回復を優先する
性欲があってセックスがしたいと思っても、身体が疲れて動けないこともあります。その場合まずは身体を十分に休ませて、体力の回復を優先することが大切です。ここでは、体力を回復するのに有効な行動を紹介します。
軽い運動などで活力を生み出す
軽い運動を行うと活力が生まれ、ハツラツとした元気な身体を得ることができます。ジムに通ったりストレッチをして健康な身体作りを行い、体力を回復させましょう。運動は体内のホルモンバランスにも影響するので、性欲増加にも効果があります。
食事内容を変えて栄養を多く取る
体力を回復させるには、しっかりと栄養を摂ることが大切です。毎日同じものを食べていたり、アルコールばかり飲んでいるという人は、食事内容を見直してみましょう。野菜や肉、魚など、栄養豊富なメニューをバランスよく取り入れるのが効果的です。
睡眠をしっかり取る
どんなに頑張って健康な身体を作っても、睡眠不足だと疲れは取れません。毎日規則正しい時間に、睡眠をしっかり取りましょう。なかなか寝付けない人は、お風呂で身体を温めたり、ホットミルクを飲むなどしてリラックスすると、眠りにつきやすいです。
疲れによって性欲が落ちている時に気をつけたいこと
疲れの症状を放置しておくと、最悪の場合パートナーとの関係に亀裂が入ってしまう可能性も。ここでは、疲れによって性欲が落ちている時に、気をつけたいことを解説していきます。
疲れているときは素直に相手に伝える
疲れていて性欲が湧かないという時、誤魔化してセックスを行っても楽しい時間を過ごせません。それが相手にも伝わってしまうと、トラブルや別れの原因になってしまうことも。疲れているときは素直に相手に伝え、後日ゆっくりと時間を設けるなどフォローし合うことが大切です。
パートナーを責めない
セックスしたいのに、相手が疲れていて拒否されてしまうこともありますよね。そんな時は頭ごなしにパートナーを責めず、優しく受け止めてあげましょう。セックスができない場合、本人が一番罪悪感を感じたり、自信を喪失しています。「そんな時もあるよね」と相手を理解してあげることが大切です。
二人の時間を大切にすること
疲れによって性欲が湧かない時は、どんなカップルにでも必ずあります。そんな時は、まず二人の時間を大切にしましょう。趣味や時間を共有したり、ゆっくりと寄り添って眠るだけでも心身ともにリラックスし、また楽しい時間を過ごせるようになりますよ。セックスだけが全てではないので、お互いの存在を認め合うと、良い関係が築けます。
疲れると性欲が落ちてしまう本当の理由と適切なケア方法を解説のまとめ
疲れと性欲の関係についてまとめましたが、いかがでしょうか。
この記事のポイントは、
- 疲れが溜まると性欲が下がり、セックスへのモチベーションが下がる
- 疲れ以外にも、ホルモンバランスが崩れたり更年期障害などの症状で、性欲が下がることがある
- 疲れで性欲が落ちている時は、素直にパートナーに伝え、2人の時間をゆっくり過ごすことが大切
- 適度な運動や栄養バランスのとれた食事などで、疲れを溜めにくくする身体作りが必要
ということです。
疲れが溜まっている時は性欲が減退することが多く、無理をするとパートナーとの関係に亀裂が入ってしまう可能性もあります。そんな時は無理をせず、ゆっくり身体を休めて体調を整えることが大切です。またいざという時に性欲を高く維持できるよう、普段から健康な身体作りをして、楽しいセックスライフを送りましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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この記事の執筆者恋愛マスターケイスケ
打率4割の名ナンパ師
都心でバーテンダーとして働いているケースケです。夜はお客様の恋愛相談をのりながら、休みの日はで人の多い所でナンパを楽しんでいます。仕事をしている中でお客様の声をもとに恋愛とは何かについて日々考えています。夜の方も女性から人気が高いので私が今まで培ったノウハウを皆様にご教示いたします!