女性のオナニーに欠かせないアイテムといえば、ディルド。程よい圧迫感や奥を突く感覚で、まるで実際にセックスしているようなオナニーが楽しめますよね。しかしディルドを購入しようとすると、どれも数千円〜数万円するものばかり。自分の体に合うかもわからないのに、高くて簡単には手を出せないと思ったことはありませんか。そんなディルドですが、なんと意外にも身近な素材で手作りすることが可能なんです。
そこでこの記事では
- ディルドを手作りするメリット
- 手作りディルドにおすすめの材料
- ディルドの作り方
- 手作りディルドに関するQ&A
を紹介します。
これを読めば、自分にぴったりな気持ちいいディルドを簡単に作る方法がわかりますよ。世界に一つだけのディルドでオナニータイムを充実させたい人は、ぜひ最後までご覧ください。
世の中のディルドはどれも高い!
挿入すると程よい硬さと圧迫感があるディルドは、オナニーには欠かせない道具ですよね。子宮の奥まで突かれる感覚は、とても指では生み出せません。しかしディルドを購入しようと思うと少なくとも数千円、良いものだと1万円を超えるような商品ばかり。高いと思ったことはありませんか。
細かい血管まで精巧に作られているディルドですがどれも高い
ちんぽの細かいディティールもしっかりと再現されたディルド。カリの反り具合や勃起した時に浮き出る血管のラインまで如実に再現されています。商品によってはもはや芸術品のようなデザインで、そのままオブジェとして飾っても違和感がないものもありますよね。しかし精巧に作られているということは、メーカーもこだわりを持って発売しています。そのためどれも高くて簡単に手が出せない印象です。
安く買おうと思ってネットショッピングで失敗した人も多いのでは?
そんなにお金をかけたくないからといって、ネットショップで少しでも安いものがないか探した経験はありませんか?安いものがダメというわけではありませんが、やはりそれなりのクオリティの商品が多く、買ってから後悔したという人も多いのではないでしょうか。特に海外の商品は長さや太さの表記が曖昧で、届いてガッカリというパターンも珍しくありません。また、作りが粗くバリもついているものだと、膣内を傷つけてしまう可能性もあります。商品自体が悪くなくとも自分に体に合うかどうかは別問題ですし、買ってから失敗したとなるとせっかくの興奮も萎えてしまいますよね。
実は、ディルドは自作できるって知ってましたか?
購入してから失敗するリスクもあるディルド。お金をかけて失敗するのは馬鹿らしいですよね。実は、自分で作ることができるのを知っていましたか。材料や作り方にもよりますが、意外と簡単でしかも身近な素材を使って作ることができます。
手作りでディルドを作るメリット
専門店やネットショップで買うと簡単に手に入るディルドですが、手作りディルドには実は既製品にはないメリットがたくさんあるんです。
【女性】自分の満足のできるサイズ・形のディルドでオナニーできる
販売されているディルドは、メーカーが試行錯誤して作ったものなのでもちろんクオリティが高いものも多いです。しかし自分の体と合わなければ、どんなに評判の良い商品でも気持ちよさを感じられないですよね。既製品のディルドに対して、「もう少し長かったら(太かったら)良いのに…」なんて思った経験はありませんか?
手作りであれば、太さ、長さ、質感、細部の形まで自分好みに作ることができます。気持ちいいところに当たるポイントを強調して作ったり、既製品にはないギミックを搭載できるのがメリット。自分の体は自分が一番知っているのだから、自分専用の満足のいくディルドが完成します。
パートナーのちんぽを型取りしたディルドが作れる
「パートナーと忙しくてセックスできない」「遠く離れた場所に住んでいてなかなか会えない」という人もいますよね。そんな時パートナーのちんぽが手元にあれば、少しは一人寝の寂しさを埋めることができるでしょう。作り方によっては、パートナーのちんぽを型取ったディルドを作ることも可能です。太さや長さ、筋の太さまでリアルに再現できるので、パートナーと会えなくて寂しいという人はぜひちんぽを型取りしたディルドを作ってみてください。
【男性】既製品のアダルトグッズでは太いので自分にあったアナニーグッズを作成できる
男性の場合、アナニー用にアダルトグッズを購入する人も多いですよね。しかしアナル初心者にとっては、既製品のアダルトグッズだと太くて使いにくいこともあります。デリケートな部位なだけに、いきなり太いものを使うのは不安ですよね。そんな悩みは、アナニーグッズを手作りすることで解決できますよ。最初は細いものを使いたいと言う人は、ぜひ手作りアナニーグッズでアナルを馴らしていき、徐々に開発することができれば楽しみも倍増します。
手作りディルドにおすすめの人気の材料
そんなディルドを手作りするには、どういった材料を使えば良いのでしょうか。ここでは手作りディルドにおすすめの材料を紹介します。どれも手軽に購入できて家で簡単に作れるものばかりなので、ぜひ試してみてください。
おゆまる
子供がいる人であれば、おゆまるという商品を耳にしたことがあるのではないでしょうか。おゆまるは本来子供用のおもちゃで、熱可塑性(ねつかそせい)エラストマーという素材でできた、言わばプラスチックの粘土です。最初は硬い棒状ですがお湯につけると柔らかくなり、好きな大きさや形に成形することができます。ダイソーなど100円ショップでも購入することができて、温めて形を整えるだけという手軽さが魅力的なおゆまる。中に鉛筆や割り箸などの芯を仕込むと、より丈夫で折れにくいですよ。
また電動歯ブラシやローターを中に仕込むと、バイブ機能を搭載したディルドが完成します。固まった後でも再度温めるとまた柔らかくなるので、何度でも作り直し可能です。
きゅうり
ディルドの代わりといえば、真っ先に想像されるのがきゅうりではないでしょうか。スーパーで簡単に買えるきゅうりですが、太さや長さがちんこにそっくり。少し細身ですが長さがあるので、まんこの奥まで突いてしっかり刺激してくれます。ただ新鮮なきゅうりはトゲがあり危険なので、塩で板摺りをするか包丁で取り除きましょう。ヘタも尖っているので注意が必要です。
ゴーヤ
きゅうり同様、スーパーで簡単に手に入るゴーヤ。きゅうりより少し太めで、でこぼことした感触が出し入れするたびに膣壁をこすってくれます。硬くて太いので、挿入のしやすさも魅力的です。圧迫感を感じたい人におすすめ。ヘタや尖った部分があれば、忘れず処理をしましょう。
紙粘土
紙粘土もダイソーなど100円ショップなどで気軽に手に入れることができます。ヘラがあれば細かい部分も簡単に成形できるので、自分好みでカリや亀頭などリアルな形にすることが可能です。割り箸や鉛筆など、芯になるものを用意すると耐久性もアップ。おゆまるより硬さはありませんが、軽くて持ち運びやすいです。
シリコーンシーラント
シリコーンシーラントとは樹脂でできた接着剤で、本来は雨漏りや隙間風を埋めるために使われる道具です。主にホームセンターやバラエティショップで購入することができます。固まる前はどろっとした液体なのでちんこの型が必要になりますが、コンドームの中に流し込んでも作成が可能。固まるとシリコン特有のクニッとした感触になるので、既製品のディルドのような触り心地が味わえます。
ディルド作製キット
Amazonなどのネットショップを除くと、いくつかのメーカーからディルド作成キットが販売されています。ちんこの型をとってシリコン素材を流し込むだけで、簡単にオリジナルのディルドが作成できるというもの。パートナーのちんこを型取りすると、カリの角度や大きさ、裏筋までもそっくりそのままのディルドが完成します。色も人肌の自然な仕上がりなので、よりリアリティが出ますよ。お気に入りのディルドがある場合はその型取りでも作ることが出来ます。
ぷっちょの容器
ぷっちょのグミだけが入っているタイプの商品は、容器に何ヶ所かくびれがあり、凸凹とした形状です。この凸凹が膣内をこすってくれるので、出し入れするたびに快感を味わえます。お菓子の容器なので、そのまま部屋に置いていても何の違和感がありません。容器自体は軽いので挿入感が物足りないという人は、お湯やビー玉を入れて重さや温度感を調節することもできます。
編集部おすすめの手作りディルドの作り方
身近にディルドの代用品がたくさんあることがわかりました。手作りディルドはひと工夫するだけでグッとクオリティがアップします。ここではおすすめの作り方を紹介します。
手作りディルドを挿入する場合は中折れやアレルギーに気をつけて、必ずコンドームをつけて使用しましょう。本来の用途と違う使い方なので、必ず自己責任で行ってください。
代表的なのはダイソーで買えるおゆまるとビー玉のディルド
一番代表的なのが、ダイソーでも購入できる材料のおゆまるとビー玉を使ったディルドです。おゆまるの中にビー玉を包むことでボコボコとした窪みができて、まんこに挿入した時ヒダに絡みつくようなディルドに早変わりします。
他にもさまざまなディルドの代用品が手作りで作れます
おゆまる以外にも野菜や紙粘土など、さまざまなものがディルドの代用品になります。すべて身近な材料で作れるのが魅力のひとつ。自作したディルドは愛着も湧きますし、世界にひとつだけのディルドを作っていきましょう。
おゆまるとビー玉の手作りディルドの作り方
おゆまるはダイソーで買うと、1パック2本入り。太さや中に入れるビー玉の大きさにもよりますが、大体13㎝程度のディルドをつくるのに14本程度あれば十分です。ビー玉は小さいものを選ぶとつぶつぶした感触で、大きいものだと緩やかな凸凹が楽しめますよ。
- 鍋で80度以上のお湯を沸かし、おゆまるを3分ほどつけて柔らかくする
- やけどに気をつけながら取り出し、乾いたタオルやキッチンペーパーで軽く水気をとる
- おゆまるを全て混ぜ合わせて丸め、ビー玉を包めるように広げる
- ビー玉を包んだら、棒状に形成していく
- 形が整ったら冷水などで冷やして固める
ビー玉がなくても一応作れるのは作れる
あまり器用に成形できないという人はビー玉を包んだほうが楽ですが、おゆまるディルドは必ずしもビー玉がないと作れないわけではありません。器用な人は手でくびれを作れますし、おゆまるを多めに用意し、何個かボール状に丸めたものをビー玉代わりとして別のおゆまるで包んでも大丈夫。そもそもビー玉を入れずにただの棒状でも十分ディルドの形になります。
リアリティを出すためにグルーガンで血管を作るのもおすすめ
手で形成すると凸凹感は出ますが、血管などの細かい線を出すことは難しいですよね。そんな時におすすめなのがグルーガン。押し出すだけで簡単にラインをひけるので、まるで血管が浮き出ているようなリアルなちんぽを作れますよ。グルーガンもダイソーなどの100円ショップで簡単に購入できます。
野菜&コンドームで手作りディルドを作る方法
身近な野菜も少し工夫するだけで、立派な大人のおもちゃに早変わりします。注意点は、必ずコンドームをつけましょう。食べて平気でも、挿入してアレルギーが出る場合があります。また野菜には、産毛やトゲ、虫など目に見えない異物がたくさんついているので気をつけてください。適度な硬さがあって凸凹がある(初心者は凸凹がないもの)、産毛やトゲが少ない野菜がディルドの代用品としておすすめです。
- きゅうりやズッキーニ、ゴーヤなど、自分好みの野菜を用意する
- 野菜をしっかりと洗う
- 野菜の産毛やトゲなど、目に見えるものはコンドームが破けないよう処分する
- コンドームをつければ完成
紙粘土でリアリティ抜群の彫刻のような手作りディルドを作る方法
紙粘土のメリットは、細部までこだわって作れるところ。手である程度形を作ったら、ヘラやブラシなどで細かい凹凸を作り、固まってから彫刻刀で削ると、リアリティあふれるディルドが作れます。先端を太くしたりスジをくっきり表現したり、形はいろいろ。重いものから軽いものまであるので、質感も選べます。
- 紙粘土を用意する
- 手である程度棒状に整えたら、ヘラなどの道具でスジやシワを作る
- ベタベタしなくなるまでよく乾かす
- 乾いたら細部を削って調整したら完成
ディルド作製キットを使用して手作りディルドを作る方法
人肌の色と質感がえろい、リアルなディルドを作れるのがディルド制作キット。パートナーのちんぽ型ディルドを作ることも可能なので、ネットショップでは一時期在庫切れになるほど人気の商品です。メーカーによって作り方は少し違いますが、大体の流れは変わりません。
- ボウルにぬるま湯を用意する
- ぬるま湯に粉剤を入れてヘラでよくかき混ぜ、型になる液剤を作る
- 付属の容器に先ほどの液剤を流し込み、勃起したちんぽ(もしくは手持ちのディルド)を挿入して型をつくる
- 型ができたらディルドのベースになる液剤を流し込みむ(電動にする場合はローターなどを中央に埋め込む)
- 24時間ほど待って固まったら完成
ぷっちょの容器で手作りディルドを作る方法
凸凹が膣壁をこする感覚が病みつきになる、ぷっちょ容器。スーパーやダイソーでも購入できます。美味しいグミが楽しめて部屋に置いていても違和感がないのがメリットです。
- 中身のグミを全て食べる
- 外側のラベルを剥がす
- 重さが欲しい場合、ビー玉や石など重りになるものを入れる
- フタを接着剤でしっかりと貼り付ける
- バリや尖っている部分があれば、やすりで滑らかに削れば完成
シリコーンシーラントで手作りディルドを作る方法
硬いけど少し弾力があるシリコン素材は、ディルドにぴったりです。シリコーンシーラントはシリコン製のディルドを安価で自作できる優れもの。透明や白、黒など色も選べるので、何個か作成して気分によって使い分けもできます。
- コンドームなど型になるものを用意する
- トイレットペーパーの芯などパイプの内側にコンドームをはめて、シリコーンシーラントを流し込む
- 電動にしたい場合、バイブやローターを埋め込む
- 固まったら完成
手作りディルドに関するQ&A
手作りディルドを作って楽しんでいる人は増えていますが、まだ作ったことがない人からすると気になるポイントがいくつかありますよね。実際に寄せられたQ&Aを見ていきましょう。
他の大人のおもちゃと一緒に置いていたら溶けたりしないですか?
何もないのに手作りディルドがいきなり溶け出すことはありませんが、素材によっては温度や環境の変化によって溶けたり劣化する場合があります。他の大人のおもちゃが汚れたくないという人は、手作りディルドをひとつずつケースに入れて、なるべく高温多湿の場所は避けて保管しましょう。なるべく温度変化が少なくて陽の当たらないところで保管すると長持ちします。
自作ディルドを作る女はえろいから簡単にやれそうって思われたりしない?
自作ディルドを作るということは、えろいことに興味がある女性だということ。そして世の中には、えろいことに興味がある=えろいから簡単にやれる女性だと誤解する人もいます。単純に興味があるだけなのに、そんな取られ方をされると嫌な気持ちになりますよね。簡単にやれるなんてとんでもない誤解で、パートナーが大好きでその人のちんぽ型ディルドを持っている人もたくさんいます。しかしどこで誤解が生まれるかわからないので、信頼できる人以外には自作ディルドを作っていることは話さない方がいいでしょう。
買うのとこだわって作るのって実際どっちがお得なの?
既製品のディルドもメーカーのこだわりが光る素晴らしい商品がたくさんありますが、手作りだと安いものは数百円で作れるので、コスパ的には手作りのほうがお得です。さらに手作りだと、自分の好きな形や大きさで作れるメリットもありますよね。さまざまな形のディルドを揃えて、気分によって使い分けるとオナニーがさらに楽しくなりますよ。
手作りディルドで自分のいいところを刺激できるアダルトグッズを作ろうまとめ
手作りディルドについてまとめましたがいかがでしょうか。
この記事のポイントは、
- 手作りだと好きな形、大きさで作れて、自分だけのオリジナルディルドを生み出すことができる
- おゆまるや紙粘土、野菜など身近なもので手作りディルドが作れる
- スタンダードな棒状だったり凹凸をつけたり、ローターを仕込むなどさまざまな作り方がある
- 手作りディルドはコスパがいいので、たくさんディルドを揃えたいという人におすすめ
ということです。
もちろん既製品の良さもたくさんありますが、手作りだとコスパも良く自分の体にぴったりと合った形のディルドが作れるのがメリットですよね。安いので何個も作れたり、作る過程のワクワク感も楽しめます。「既製品だと気持ち良くなれなかった」「彼のちんこと同じ形のディルドが欲しい」と思っている人は、一度ディルドを手作りしてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
Cheeek[チーク]にはこの他にも多くの記事がございますので、是非ご覧ください。
この記事の執筆者アダルトショップ店員れいみ
カリスマアダルトショップ店員
私は東京都の某有名アダルトショップの店員のれいみです。普段は夜のアイドルの仕事をしながら、バイトでアダルトショップの店員をしています。仕事をしている中で、お客さんに人気な商品が分かっているのでその知識で自分も使用してみています。何百種類ものアダルトグッズを見る私がおすすめの商品をみなさんにご紹介します