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コンドームの代用になるものってあるの?使えそうなものについて解説

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セックスをするときに欠かせないアイテムであるコンドーム。コンドームをしないと白い目で見られるけれども、どうして着けなくてはいけないの?他に代用できるものはないの?と思ったことはありませんか?

そこでこの記事では、みなさんが気になっていてもなかなか聞けない

  • コンドームの役割
  • 身の回りにある代用品として使えそうなもの
  • コンドームの代用品として使えるものはあるのか?

について解説していきます。

しぶしぶつけているけれども、つけることに納得がいっていないという男性のために、その役割や代用として使えそうなものについて検証した結果を解説していきます。ぜひ最後までお付き合いくださいね。

コンドームの代用品ってどんなのがあるの?

セックスとは切っても切り離せない関係にあるコンドーム。そもそも、コンドームとは、ラテックスやポリウレタンなどの薄膜でできた避妊具のこと。セックスのときにペニスにかぶせることで、射精しても精液をコンドーム内に留めてくれるため、膣内に精子が流れ出すことを防止し、避妊をしてくれるアイテムです。「ゴム」や「スキン」と言われることもあります。

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避妊具として使用されるコンドーム

コンドームの起源は、紀元前3000年頃の古代エジプト時代にあるといわれています。古代エジプト人は、ヤギやヒツジなどの家畜動物の膀胱でペニスケースを作り、下半身を保護していたことが古代エジプトの史書や絵画などから推察されています。しかし、現在の避妊具としてではなく、保護具やセックスの小道具、おしゃれアイテムという立ち位置でした。

その後、避妊のための方法が模索される歴史が続きます。紀元前1850年のエジプト女性たちは、セックス前にワニの糞を膣奥まで挿入することで、精子の侵入を防ぎ避妊していたといわれています。エジプト以外の地域でも、様々な思考を凝らし、女性たちは避妊していました。抗菌効果があるはちみつや酢を殺精子剤として膣に塗ってみたり、石や青銅を膣に埋め込んでみたりと、今考えるとかなり無謀とも思える避妊方法に効果があると信じられていました。性行為後に水銀や毒物を服用するなんていう、下手をすると命を落としかねないような無茶な避妊方法も実践されていました。

そういった歴史を経て、コンドームが避妊や性病防止の道具として発明され、研究されるようになったのは16世紀のヨーロッパ。イタリアの解剖学者ファロピウスがリネンで作った鞘状のコンドームを性病予防目的で開発します。

歴史は流れ、現在ではラテックス製のコンドームによる避妊が主流となりました。国内生産量は、年間4億6000万個です。これは、日本の避妊方法の75%を占めており、コンドームを準備しておくことが大人の男性のマナーとなっています。

コンドームに代用品なんて存在するのでしょうか?

パートナーと家で一緒に過ごしていたら、自然とそんな雰囲気に。いざ始めようと思ったら、ゴムがない。なんて焦ったという経験はあるあるです。そのままコンビニに買いに走るのも面倒だし、何か家にあるもので代用できないか?と考えたことがある人もいるでしょう。また、コンドームは使用頻度が頻繁だと結構な出費になりますし、買うときに店員に見られるのが恥ずかしいと思うこともあるでしょう。コスパよく、買うのに恥ずかしくないものが代用になれば嬉しいですよね。

今回はそんなコンドームの代用品について解説していきます

そこで、今回はそんなコンドームの代用品について徹底解説していきます。コンドームの役割や代用品として使えるものの使用感なども細かくご紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

コンドームを使用して得られるメリット

まずは、コンドームの役割やそのメリットについてご紹介していきます。誰もがしる避妊や性病防止効果だけではなく、多くの男性を悩ませるある問題を解決してくれるというメリットもありますよ。

避妊効果

コンドームは、日本における避妊方法のファーストチョイスです。先端部に精液をためる袋状の突起があり、膣内射精をしても精子が膣に触れないため、避妊効果があります。正しく装着すれば、高い避妊効果を望めますが、破れたり外れたりすることで避妊に失敗することもあります。避妊失敗の確率は、2%~18%ほどというデータもありますので、避妊を徹底するのであれば、その他の避妊方法を併用すると安心です。

コンドーム以外の避妊方法として普及しているのは、IUSやIUDなどの避妊リング、低用量ピル、アフターピル、避妊シール、避妊パッチ、避妊インプラントなどが挙げられますが、管理コストや通院などの準備が必要なことから、もっとも手軽に入手できる男性用のコンドームが日本における避妊方法のファーストチョイスになっています。

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性病の予防

コンドームには、避妊だけでなく性病を予防するという効果もあります。海外では避妊具というよりは、性病対策のためのアイテムとして使われる側面が強いです。性病は性器が直接触れ合うことにより感染するもの。それを物理的に防いでくれるコンドームは、唯一性病を予防できる避妊具です。装着範囲外から感染する毛じらみなどは防げませんが、クラミジアやHIVなどの性病の感染はほとんど防ぐことができます。

早漏防止対策

早漏に悩む男性は、全国に1000万人いると言われています。早漏には原因がいくつかありますが、原因のひとつはペニスが膣からの刺激に耐えられないことです。早漏対策として、一番手っ取り早い対策はコンドームを使用することです。特に、厚めのものを使用することで、ペニスと膣の間の遮蔽物となり、刺激を弱めてくれます。0.1mmを超える極厚タイプのものを選べば安心してより長い時間のセックスを楽しむこともできますよ。

間違っているコンドームの代用品

ここからは、コンドームの代用品についての検証を進めていきます。結論から申し上げますと、代用できるものはありません。身近にあるものを代用したことで思わぬトラブルに発展してしまった事例もご紹介しますので、一緒に確認していきましょう。

ピル

ピルとは、女性ホルモンに働きかけることで避妊を促す経口避妊薬のことです。1日1回服用することで、身体が擬似的に妊娠しているような状態になるため、排卵を抑制し、避妊することができます。正しく服用すれば、避妊率は99.8%。日本では普及していませんが、海外ではスタンダードな避妊方法のひとつです。ピルの唯一の欠点は、避妊はできても、性病予防ができないことです。性器や粘膜、体液や血液の接触を防ぐことはできないため、性病防止という観点からは何の役にも立ちません。

もし、パートナーが自発的にピルを服用していた場合に「じゃあ、生でも大丈夫だよね!?」なんて言ってしまうと軽蔑されかねませんので、注意しましょう。日本では、避妊目的ではなく、女性器疾患や生理の不調などを理由に治療目的で服用している人が多いので、デリカシーの無い発言はあなたの信頼を失墜させてしまいます。

事前に飲んでおくピルのほかに、セックス後に服用するアフターピルもあります。セックスから72時間以内に服用することで、84%の確率で避妊効果が認められます。アフターピルは緊急避妊薬という名称のとおり、避妊に失敗したときに服用するもので、常用するものではありません。それは、女性の身体に副作用を起こすからです。代表的なものは、吐き気や強い眠気、頭痛、不正出血など。女性ホルモンに作用するため、ホルモンバランスが崩れ、肌荒れを引き起こすこともあります。また、日本ではドラックストアや薬局では購入できないため、医師の問診を受ける必要があります。料金も4,000円〜30,000円と幅広く、定期的にそして頻繁に購入できる金額ではないでしょう。万が一の場合の保険として覚えておきましょう。

和紙

江戸時代の遊女たちは和紙を使って避妊していました。上げ底と言われる避妊具で、吉野和紙という高級和紙を唾で丸めて作ったものです。この上げ底を膣の奥に詰め込むことで精液の侵入を防ぐことができると信じられていました。仕事を終えた遊女たちは、上げ底を取り出してから、膣の中を水で洗うことで避妊していました。

しかし、お分かりのとおり、この方法に避妊効果は期待できません。そしてもちろん性病も防止できませんので、絶対に真似してはいけません。避妊、性病防止効果が見込めないだけでなく、異物を膣内に挿入することで、膣周辺を傷つけてしまい、炎症などのトラブルの原因になったり、押しこんだ和紙が取れなくなり医師のお世話にならなければならないかもしれません。良い子は真似してはいけません。

ラップ

どんな家庭にもあるラップ。フィルム状になっているし、触り心地は薄く柔らかいため代用品として使えるのではと思う人もいるでしょう。しかし、それは間違いです。まず薄いわりに柔軟性がないため、ゴワゴワとしていて着け心地が悪いのです。しわの部分は意外と硬いので痛みを感じるでしょう。密着感がなく、フィットする形状でもないため、動くとズレます。

実際にラップを代用品に使おうとして、悲惨な目に遭ったカップルが世界的なニュースになりました。2016年にベトナムのハノイで大学生カップルがゴムの代わりにラップを使ってセックスしたところ、病院送りになっています。ラップは伸縮性もなく、刺激を和らげる潤滑ゼリーも塗られていませんので代用品としては使えません。この無謀な行為により、彼女は膣周辺に傷を負い、出血により救急搬送となり治療を受けました。処女と童貞だったようですが、とんでもない初体験となったようです。パートナーが大切なら絶対やってはいけません。

結論:コンドームの代用品はない!

コンドームは、セックスのときに使用するアイテムであることから、アダルトグッズというイメージを持っている人も多いでしょう。しかし、実は管理医療機器に分類される立派な医療機器なんです。医療機器と言えば、病院で使われるレントゲン装置やコンタクトレンズなどと同じ扱いです。それほど、精密にそして衛生管理されて作られたものということを意識することは少ないでしょう。人のデリケートな部分に触れるものですから、当たり前と言えば当たり前ですが、使う人に害が出ないよう、研究に研究を重ねて作られたものなのです。ですから、身近なもので形状を再現したり、代用できるような品物ではありません。

日本は世界最先端の技術を誇るコンドーム大国です。一口にコンドームと言っても、数えきれないくらいの商品が販売されています。あなたに合うものを選べば、いつものセックスがもっと充実したものになるでしょう。意外なことに、コンドームの質は女性側の気持ちよさにも直結してきます。

「セックスに物足りなさを感じる」「もっと彼女を喜ばせたい」という人には、女性の膣を刺激してくれるイボ付きがおすすめ。ほかにもフレーバー付きや潤滑ゼリー付きで挿入感を快適にしたものまで、女性に喜んでもらえるようなコンドームが販売されています。

コンドーム選びをセックスでの楽しみの一つにしてみてはいかがでしょうか?

コンドームの代用になるものってあるの?使えそうなものについて解説のまとめ

コンドームの代用品について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事では、

  • コンドームの役割
  • 身の回りにあるコンドームの代用品として使えそうなもの
  • コンドームの代用品として使えるものはあるのか?

をポイントにご紹介してきました。

義務感でつけていたコンドームがこんなにも綿密に設計された医療機器だったということに衝撃を受けた人もいるでしょう。自分やパートナーの身体を守るためのアイテムとして、セックスをより刺激的にそして楽しいものにするためのアイテムとしてコンドームを積極的に使っていきましょう。この記事があなたのセックスライフをより充実させるきっかけになれば嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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