皆さんはオナニーやセックスをする時、こう思ったことはありませんか?
「手マンのやり方これで合ってるのかな?」
「自分でしてみたけど全然気持ち良くない・・・」
実はそれ、やり方が間違っているのかもしれません。
間違った手マンをしていると膣内が傷つき、性病のリスクが高まったり、
相手が苦痛を感じるだけになってしまい、セックスレスなどの原因にもなってしまいます。
逆にや前戯や手マンが上手いと中イキがしやすくなり、女性側も今まで以上に熱い夜に
なること間違いなしです!
この記事を最後まで読むと、
- 女性のオーガズムについて
- 中イキの仕組み
- 正しい手マンのやり方と重要性
- 中イキのメリット
が分かるようになります。
是非最後までご覧になって頂き、皆さんのナイトライフをより良いものに
していきましょう!
そもそも中イキとは何なの?
中イキをよく知らない方は以外と多く、セックス経験があっても良く分からないという事
もあります。そんな方に向けて中イキとは何なのかを説明します。
女性のオーガズムには大きく分けて、外イキと中イキの2つがあります。
外イキとはクリトリスに刺激を与えて、イクことを外イキと言い、オーガズムを向かえた
時の快感の特徴としては「イク瞬間、性器に電気が走ったような感覚」「頭の中が真っ白になって何も考えられなくなる」といった感覚があり、イった後の余韻が短いのも
外イキの特徴の1つです。
では中イキとはどういったものなのか見ていきましょう。
中イキとは
中イキは膣内に刺激を与えることでオーガズムを向かえる事を中イキと言います。
つまり、指やペニスを挿入してGスポット(一般的に中指を膣に挿れて第二関節をおなか側に曲げたあたりにある性感帯)やポルチオ(膣の奥、子宮口周辺あたりの性感帯)などに
刺激を与え、オーガズムに達する事を中イキと呼びます。
快感の特徴は外イキとは違い、「身体の奥から快感が広がってくる」「身体全体が痙攣する」「満足感や幸福感がある」といった感覚があり、イった後の余韻が長い事も中イキの
特徴の1つです。
更に中イキは外イキよりも断然快感が強いと言われています。中イキをした事が無く
もっと強い快感を求める人にはお勧めです。
オーガズムの感じやすさには個人差がある
「自分で触ってもあまり気持ち良くない」そう思った方いませんか?
人それぞれ顔のかたちや身長が違うように感じやすい場所や感じ方には個人差があります。また、精神的な落ち込み、ピルの服用、子宮内膜症などの痛みによって
感じにくくなることがある為、オーガズムを向かえるには肉体面、精神面共に健康な身体を維持する事も重要です。
「身体と心が健康な状態なのにイった事が無い、イキにくい」という方は、
自分が感じやすい場所を探してオナニーを繰り返すことがオーガズムを向かえる上で1番
効果的と言われています。
中イキできない方が一般的とされている
女性の中で「オーガズムに達した事のある人」は全体の約60%程度、
その中で「中イキをした事のある女性」は30%程度と非常に少ない事が分かりました。
中イキができない原因は
・経験が少なく、膣内が十分に開発されていない
・体質的に中イキが出来ない
・パートナーのテクニック不足
などその他にも様々な原因があります。
一方で中イキを経験したことがある人の多くは「オナニーをしたことがある」
と答えています。
オーガズムに達したことが無い方はいきなり中イキをしようとするのではなく、
まずは外イキする為のオナニーに挑戦し、瞬間的な気持ち良さが味わえる
外イキができるようになりましょう。
あなたはパートナーに前戯をしっかりしてもらっていますか?
「え?もう手マンするの?」「まだ十分に濡れてないんだけど・・・」と思ってもなかなか
口には出しづらいですよね。
パートナーの前戯が雑だとその後もただ苦痛を感じるだけになってしまい、気持ちよさなど皆無なただ痛いだけのセックスになってしまいます。そういう時は、お互いの為にも勇気を
出して「舐めるのすごく上手だね、もっとして?」「もうちょっとこのまま続けて
欲しいな」と言ってみるのも良いかもしれません。
男性は女性が感じている姿や声に興奮をします。男性があなたの事を大切だと思っている
なら、喜んで前戯を続けてくれるはずです。
セックス中の前戯の時間が短いとそもそも中イキはしずらい
前戯をしている時、「どうしたら良いのかわからない」「どのくらい時間をかけるのが正解なの?」という悩みや疑問を抱えている方、実は多いんです。
中イキをする為には前戯を丁寧に行い、挿入前に女性の興奮度が最高潮でないと中イキをする事は非常に難しくなります。
この記事を読んで、中イキしてみたい・させたいと思っている方は、まずは前戯に時間を
かける事を意識すると、中イキがしやすくなります。
また、前戯が雑な人も多い為、先程も言ったように遠まわしにでもしっかりと自分の意思を伝える事が重要です。
パートナーが上手くないとイケないのでテクニックも大事
中イキに限らず、女性がイクにはパートナーにある程度のテクニックが必要です。
例えば、いきなりキスをしながら胸を触るのではなく、まずはキスをしながら頭を撫でたり背中や首を触り、「愛してるよ」など愛情のこもった言葉を口に出して伝えます。そして
女性がだんだん興奮してきたなと感じたら服の上から胸を揉んだりして相手が感じやすい
ポイントを探していくなど、やり方は無限にあります。
※男性側はAVの真似をするのは絶対にNGです。ネットやSNSで検索して参考にする事を
お勧めします。
とはいえ、急にセックスをする・したい雰囲気になることもあります。
経験が少ない男性に最初から上手いテクニックを求めるのは酷なので、そんな時は
女性から触れてほしい場所や気持ち良い所を教えてリードしてあげる事も1つの手段です。
個人差があるのでしっかりと時間をかけて前戯をすることが大切
前述の通り、女性には濡れやすい人もいれば濡れにくい人もいます。どちらのタイプの人にも優しく丁寧に、じっくりと愛情の籠った前戯をすることが大切です。
決して、激しい=気持ち良いではない事を念頭に置いておくと気持ちにも余裕が
できます。
とはいえ前戯を長くしすぎると女性のテンションが下がり、「いつまでするの?」などと
言われムードがダダ下がりになることもあります。愛液がしっかり出ているか、女性の様子などを観察しながら適度な時間で切り上げましょう。
どうしても濡れない場合は焦ったり落ち込んだりせず、ローションや玩具を使用して
イクこと・イカせる事を目標にするのではなくその女性に合わせたセックスをしましょう。
骨盤底筋(PC筋)を鍛えることで中イキしやすくなる
骨盤底筋(PC筋)とは尾てい骨から恥骨にかけてぶら下がっている筋肉の事で、この筋肉を鍛えることを世間一般ではチントレ・膣トレと言われています。
ではPC筋を鍛えるとどんな効果があるのでしょうか?
男性 | 女性 |
勃起力の向上 | 膣内の圧(膣圧)の向上 |
勃起持続力の向上 | 感度上昇 |
射精力の向上 | ボディラインの維持 |
他にも尿漏れの改善、子宮脱の予防など様々な効果があり、鍛えておいて
得しかない筋肉です。
PC筋を鍛えることでなぜ中イキがしやすくなるのかというと膣圧によって膣内の感度が
上がり中イキがしやすくなるという事です。
「じゃあどうやって鍛えるの?」という疑問が出てきますよね?
1番簡単な鍛え方はこちらです。
・肛門をキュッと5秒間締める
・5秒間かけて肛門を緩める
これを1日5セット、毎日行うだけです。初めは少し疲れますが、慣れてくるとすごく簡単なので是非やってみてください。
中イキしたい・させたいあなたに正しい手マンのやり方を伝授
ここまで記事をご覧頂いた方ならもうお分かりかと思いますが、セックスやオナニーの初めは優しく自分もしくは相手の感じるポイントを見極める事が大切です。
とはいえ、手マンをする時に「強く激しくすれば良いんでしょ?」という意見の人が多い
のも事実です。
そういった意見の人を1人でも減らす為、また更なるテクニックを磨きたい方に向けて
ここからは中イキを実現させる為の方法、実際のテクニックについて詳しく解説して
いきます。
1.清潔な手・指で行うようにする
まずセックスやオナニーをする前の準備として、必ずしておかなければならない事が
あります。
・爪を短く切る
・手と身体は隅々まで綺麗に洗う
・歯磨きなど口腔ケアをする。
この3つは最低限しておきましょう。
その中でも手や爪切りなどを忘れていると、性病のリスクや膣内を傷つけてしまう
恐れがあります。
爪は深爪にになるくらいに切っておくと安心して手マンに勤しむことが出来ます。
2.自分の気持ちいいと感じる指の形&体勢を見つける
セックスの前に自分がどのポイントが感じやすいかだけでなく、気持ち良い体位や指の形があり、人それぞれ好みがあります。
自分で知っておくとオナニーをする時やセックスの際、男性をリードする時に役立ちます。
実際に座った状態、四つん這いの状態など体位を変えながら指を挿れてGスポットなどを
刺激して試してみましょう。
人差し指派
1番スタンダードな手マンの方法です。
どんなにセックスの経験が豊富な人でも最初は人差し指でゆっくりと挿れます。
慣れてきたら指の出し入れ膣内の上側をこすってみたり、奥までゆっくりと挿れたりして
感じやすいポイントを探してみてください。
人差し指&中指派
人差し指や中指1本の刺激じゃ物足りないという方にお勧めです。
少し苦しいと感じる方も多い為、中指1本の手マンに慣れてからでないときつくて痛い
だけになってしまいます。
中指派
指の中で最も長く、奥まで刺激出来る事が中指の利点です。
人差しが疲れた時、中指と交代することで長時間の手マンをする事が可能になり、
中イキしやすくなります。
またポルチオ開発や後述するバック手マンに中指を使う事が多く、奥が感じやすい人にお勧めです。
中指&薬指派
AVでは良く見られる指の形です。最も長い指の組み合わせで奥まで刺激がしやすい上に
操作性が良く親指がクリトリスを刺激しやすい位置にある為、色々な攻め方が出来ます。
一方で、奥がまだ痛い、人差し指&中指と同様に2本はちょっと苦しいと感じる方も
いるので注意が必要です。
バック手マン
この手マンは少し特殊で、お尻の周りのスポットを責める時に使います。
指を第3関節まで挿れて、お尻の割れ目側をなぞるように刺激します。
指を最大まで奥に入れる為、経験を積んでからバック手マンに挑戦する事を
お勧めします。
3.初めはゆっくりと手前からでいきなり奥まで入れるのはNG
セックスやオナニーにおいて何事も初めはゆっくりと浅く、様子を見ながら少しずつ激しくしていくというのは鉄則です。
特に膣内はデリケートな部分なので指やペニスを強引に挿入し、
強く刺激することを気持ち良いと思う女性はほぼいません。
オナニーをする時も十分に注意して行いましょう。
4.Gスポットなどの気持ちよさを感じるポイントを刺激して気持ちいい感覚を身につける
Gスポットとは、膣の入り口から1~3cm程のところにある性感帯の事で、膣内から
クリトリス全体を刺激できる場所の事をGスポットと言い、
この部分をどれだけ上手く刺激できるかが中イキへの鍵となります。
実際に自分で手マンをしてみても、あまり気持ち良いという感覚が分からなかったり、少し痛いと感じる方もいます。そんな時は無理せずクリトリスやその周りを優しく触って、
気持ち良いという感覚を掴みその後、指を徐々に挿れGスポットを圧迫してみると
良いでしょう。
5. 感じるポイントをひたすら刺激する
気持ち良いポイントを見つけられたら、今度はひたすらそのポイントを
刺激してみて下さい。
ひたすらと言っても初めはゆっくりとリズミカルに、徐々に激しくピストン
する事によってクリトリスとは違う更なる気持ちよさを得ることが出来ます。
また通常の手マンに慣れたら、恥骨あたりを軽く圧迫し優しくピストンすることで
気持ち良さが倍増し中イキしやすくなります。
※注意※やり方を間違えた激しいだけの手マンは意味がないし逆効果
性の悩みやセックスの方法は基本的に同性にしか相談しません。なので友人や先輩などに
相談する男性は女性の気持ちが分からず、「先輩や友達がこうしてるって言ってたから
正解」と結論付け、女性の本当の気持ちは分からず、自分は上手い手マンをしていると
勘違いをしています。その逆もあり、女性は男性の気持ちが分からず力任せのフェラで
「痛い」と言われる事が多い様です。
また、男性はAVの真似をして力強く激しい手マンをする人がいますが、AVはプロの技術を駆使して手マンをしている為、素人の我々が同じようにしても苦痛とトラウマを植え付けるだけなので意味がありません。むしろ逆効果になり、膣内出血などを引き起こしてしまう
危険性があります。
思いやりを持った優しい手マンやフェラを心掛けないと夫婦間や恋人間で亀裂が入る事が
あるため注意が必要です。
中イキのメリット
中イキには様々なメリットがあります。
・外イキよりも中イキの方が断然気持ち良い
・満足感、幸福感が高い
・睡眠の改善
・生理痛や頭痛などへの鎮痛効果
・ストレスの軽減
など性に関する事はもちろん、それ以外の日常生活にも良い影響をもたらしてくれます。
他にも性に対する意欲が向上する事によって新たな性感帯、ポルチオの開発もメリットと
言えるでしょう。
あなたも今日から中イキ!正しい手マンのやり方まとめ
ここまで中イキの仕組みや正しい手マンやり方などを解説してきましたがいかがでしたか?
この記事のまとめ
- 中イキとは膣内での刺激でオーガズムを向かえる事
- 感じ方や濡れやすさには個人差があり、その時の体調によって変わる
- 膣トレ、チントレをしてPC筋を鍛える
- 手や口の中などを清潔にして事前準備をしっかり行う
- まずは自分で気持ち良いポイントを探す
- 正しい手マンは優しく丁寧に、間違った手マンに意味はなく逆効果になる
- 中イキは日常生活にも良い影響がある
今の時代、SNSでの出会い系やインターネットでいろいろな人と簡単に出会う事が
できますが、その一方で犯罪に巻き込まれる危険性も高まっています。
あなたが大切だと思った方ときちんと向き合い安心、安全により良いナイトライフが
過ごせる様に心から願っています。
それでは最後までご覧頂きありがとうございました!
この記事の執筆者セックステクニシャンみぃこ
元Nsセックスアドバイザーみぃこ
専門時代からマッチングアプリにドはまりしており年間で30人以上の男性との性交渉の経験を持つ。女性のオーガズムの仕組みについてかなり熱心に研究している。自身の性経験から避妊の重要性なども専門性の高い情報を持っている また元Nsとして5年間病院で従事しており、女性の体の仕組みについては精通している