男女問わず、アナルセックスが本当に気持ちいいのか、汚くならない正しいやり方が知りたい。
アナルセックスに興味がある、という人は多いのでは。
しかし、アナルセックスをしたことある人が実際どのくらいいるのか、面と向かってなかなか聞けないですよね。
ゲイやニューハーフ、ホモ同士にとってはアナルセックスは最高の快感と言えるでしょう。
そこでこの記事ではアナルセックスについて
- 男女別アナルセックスの経験有無
- 男女別アナルの刺激はどんな快感・感触?
- 気持ちいいアナルセックスの準備とやり方
- アナルセックスの注意点
- アナルセックスに関するQ&A
以上のことについて解説します。
この記事を読めば、アナルセックスが本当に気持ちいいのか、正しいアナルセックスのやり方と注意すべき点がわかります。
ぜひ最後までご覧ください。
アナルセックスの経験があるのか聞いてみた
実際にアナルセックスは、どのくらいの人が経験しているのでしょう。
今回当サイトでは、独自に男女100人にアンケートを取りました。
気になるアナルセックス経験について、詳しく見ていきましょう。
男性100人にアンケート
したことある:28人 したことない:72人
男性のアナルセックス経験者の割合は約30%でした。
今回のアンケートでは、挿入する側か挿入される側かの区別なしの調査でしたが、いかがでしょうか。
これを多いと捉えるか少ないと捉えるかは個人の判断によりますが、女性の場合はどうでしょうか。
女性100人にアンケート
したことある:42人 したことない:58人
女性のアナルセックス経験者の割合は約40%でした。
女性の場合は大半が挿入される側と考えられるため、男性に比べると女性の方がアナルを刺激された経験があるということになりますね。
【結論】男性より女性の方がアナルセックスの経験がある
今回のアンケート結果からは、男性よりも女性の方がアナルセックスの経験があるということがわかりました。
半数近くの女性がアナルセックスを経験しているということから、アナルセックスがエッチのプレイとしてポピュラーであると言えますね。
アナルセックスに興味があって、肛門でイク感覚を開発してみたいという人にとっては好ましい結果だったのではないでしょうか。
アナルを刺激すると、どんな快感やどんな感触なのか
それでは実際にアナル(肛門)を刺激するとどんな感触や快感があるのか、気持ちいいのか具体的な表現を解説します。
アナルセックスに興味があって、最初から開発したいという人は参考にしてくださいね。
【男性】女性器よりも締まりが良くて気持ちいい
挿入する男性側から「アナルの方が締まりが良く気持ちいいと感じる」という意見がよく聞かれます。
肛門はもともと体内から排泄物を出すための器官ですので、外から異物を挿入すると反射的に外に押し出そうとする反応が起こります。
このため、押し戻されるような感覚と、挿入させないように無意識に締まる力の強さで、気持ちいいと感じるのではないでしょうか。
【男性】普段は入れない場所に挿入するの興奮する
「普段入れない部分に挿入する」という特別感や背徳感が、いつものSEXよりも興奮して快感が増す。
ということもあるのではないでしょうか。
相手が受け入れてくれた、という満足感も快感が増す一つの理由でしょう。
「いけないことをしている」ような気分になり、お互い興奮することで特別なSEX体験ができるのかもしれませんね。
【女性】普段とは違うところに挿入するのでフワフワした感覚になる
肛門や直腸自体に性感帯があるわけではありませんが、女性の場合は「いけないことをしている」興奮や征服される感覚が好きな人は、女性器への挿入よりも気持ちいいと感じるようです。
お尻全体が気持ち良くなる感じや、イク時の持続時間がアナルSEXの方が長くていい。
という声も聞かれています。
いつもと違うところへの挿入ということがポイントではないでしょうか。
【女性】アナルとクリトリスの同時責めは一瞬でイク
アナルセックス上級者になると、膣への挿入なしでイクことができるそうです。
アナルに指やペニスを挿入しつつ、指やローターでクリトリスを刺激するとびっくりするくらいすぐにイッてしまう女性が多いとか。
「アナルで感じない」と言われた場合は、クリトリスと同時責めを試してみることをおすすめします。
気持ちいいアナルセックスで必要な準備物
ここまで読んで、ぜひアナルセックスを試したいと思った方は、これから挙げる必要な準備物を用意してください。
充分な準備のないアナルセックスは痛みや不快感を伴い、もう2度とできなくなるかもしれません。
相手のことを考え、痛みや感染症や不快感といったリスクを避けるためとても大切です。
コンドーム
「アナルは中出ししても妊娠しないからコンドームは必要ない」と思っていませんか?
確かに妊娠はしませんが、コンドームなしでのアナルセックスは感染症の危険が非常に高いです。
HIVなどの性感染症はもちろん、大腸菌や腸内細菌の感染リスクがあるため、アナルセックスにコンドームは必要です。
また、コンドームには潤滑ゼリーがついているため、ペニスを挿入しやすくする意味でも大切ですよ。
ローション
女性器とは違い、直腸や肛門には愛液の分泌がありません。
そのためローションなしに指やペニスを挿入しようとすると、強い痛みが伴います。
挿入時のみでなく、挿入後も適宜ローションを追加しながらの方法だと最後まで痛みを感じることなく気持ちいいアナルセックスができますよ。
お尻専用ローションもありますので、気になる方はぜひ試してください。
指サック
アナルセックスは、ペニスの挿入前にじっくり指で肛門をほぐすことが重要です。
直接指を出し入れすると、爪で直腸を傷つける恐れもありますし、指が汚れて不衛生になることも気になります。
そこで指サックを使用し、自分も相手も気持ちいい前戯にしましょう。
浣腸剤・浣腸器
アナルセックスの必需品といえば浣腸を思い浮かべる人も多いでしょう。
お互い気持ちいいアナルセックスのためには、事前準備が必須です。
安心して衛生的に楽しむために、浣腸器や浣腸剤は必ず使用して、直腸内を洗浄しましょう。
特に最初のアナルセックスで準備なしに行うと、大失敗しトラウマになることもありますので、注意しましょう。
気持ちいいアナルセックスのやり方・方法
アナルセックスに準備が必要なことはお分かりいただけたと思います。
ここからは気持ちいいアナルセックスの方法を具体的に解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
①浣腸器を使って肛門・アナル周辺をキレイにする
浣腸器は一般のドラッグストアで購入できるものでも構いません。
ですが、アダルトグッズとして売られているものの中には、電動の洗浄器や肛門刺激ローション付きのものもあります。
より安心安全にアナルセックスを楽しみたい方はチェックしてください。
②外側からアナルに向けてマッサージをする
肛門の筋肉はかなり強固なため、時間をかけてじっくりほぐしていくことが大切です。
いきなり肛門を刺激せず、まずは外側から円を描くように親指でマッサージしましょう。
③アナル内に指ラブグッズを入れてゆっくり優しくマッサージをする
肛門の緊張がほぐれてきたら、指を入れて回転させるように優しくマッサージしましょう。
この際必ずローションと指サック(指ラブグッズ)を使用してくださいね。
④アナルを広げるように刺激をする
指を入れて痛みがなく、肛門の締め付けが弱くなったらアナルを広げるように刺激します。
指を少し曲げて優しく引っ張るような動きを繰り返しましょう。
これで問題なければ、コンドームをつけてペニスの先端を挿入しましょう。
ゆっくり、少しずつ広げるように挿入するのがポイントです。
一気に無理やり奥まで入れないように注意してくださいね。
⑤アナルが広がるとピストン開始
ゆっくり奥まで挿入できたら、ピストン開始です。
ですが、ここで激しく動くと痛みが出ることが多いので、とにかくゆっくりピストンしましょう。
相手から「もっと激しくても大丈夫」と言われるまでは決して無理をしてはいけません。
OKが出たら、相手への気遣いを忘れずに自分の気持ちいい動きに移行しましょう。
お互い気持ちいいアナルセックスができるはずです。
気持ちいいアナルSEXにおすすめの体位
アナルセックスの体位というとバックが一般的ですが、他にもおすすめな体位が色々あります。
今まで試したことのない体位があったら、ぜひ試してくださいね。
騎乗位でアナルセックス
騎乗位のおすすめポイントは、相手に自分で挿入させることです。
ただでさえ背徳感のあるアナルへの挿入なので、M気質のある相手であれば背徳感と羞恥心でたまらなく気持ちいはずです。
後側位でアナルセックス
お互い同じ方向を向いて横向きに寝たまま挿入する体位ですので、激しいピストンよりもゆっくりじっくり出し入れする方法がアナルセックスに向いています。
相手がアナルセックスに慣れていない、感じないという場合、この体位でゆっくり動いて両手で乳首やクリトリスを同時刺激することをおすすめします。
屈曲位でアナルセックス
深い挿入が好き、という人には屈曲位がおすすめです。
正常位よりも挿入が容易で、あまり力を入れずに奥まで挿入できるのがポイントです。
後背位でアナルセックス
アナルセックスのスタンダードな体位といえます。
顔を見られないから大胆にエッチできる、という安心感からアナルセックスが気持ちいいと相手に感じさせることも期待できますよ。
寝バックでアナルセックス
寝バックは、肛門部分が上を向くためアナルセックス向きの体位といえます。
相手に負担がかかりにくいため、長い時間をかけて行うアナルセックスではおすすめです。
アナルセックスする時の注意点
アナルセックスに必要な準備についても解説しましたげ、安心安全に気持ちいいアナルセックスのためには大切な注意点がいくつかあります。
ポイントを押さえて最高のアナルセックスを楽しみましょう。
ローションはアナルセックス専用のものを使うこと
通常のオナホールやローションプレイで使われるローションは実はアナルセックスには向いていません。というのも普通のローションには浣腸などに使われるグリセリンを含んでいて大量に使うとお腹がゆるくなりやすくなってしまいます。また粘度が長続きするように作られており、長時間使ってもローションが乾かずアナルセックスがしやすいように作られているので、アナル専用ローションを積極的に使うようにしましょう。
ローションで摩擦を無くしてすること
アナルセックスにはローションで摩擦を無くすことが必須です。
肛門は常時乾燥しているため、摩擦で痛みや出血する可能性が高い場所です。
直接触るのはもちろん、唾液程度ではすぐに乾いてしまいます。
肛門専用の高粘度ローションを使用すると、長い時間潤いが継続しますので試してみてはいかがでしょう。
痛みが出たらすぐにやめること
アナルセックスに慣れていない場合、ゆっくりじっくりほぐしても、痛みが出る可能性があります。
指の挿入はできてもペニスは痛いということや、ペニスの挿入はできてもピストンは無理。
など段階的に痛みが出る可能性がありますので、相手が痛そうなそぶりを見せたらすぐにやめましょう。
アナルセックスを気持ちいいと感じるまでには時間がかかるものだと割り切って、相手の様子をしっかりみることが大切です。
性感染症対策をしっかりすること
先ほども解説したように、肛門や腸内には細菌が存在しますし、出血の可能性も高く性感染症のリスクもあります。
お互い気持ちいい、安心安全なアナルセックスのために、コンドームや指サックの使用や浣腸や腸内洗浄は必ずしましょう。
アナルセックスに関するQ&A
アナルセックスに関するQ&Aにお答えします。
気になっているけどなかなか聞けないことや、知っておきたい疑問はここで解決しましょう。
Q.アナルセックスをして中出しされました。エイズや梅毒のリスクがあるのではないかとめちゃくちゃ心配です。
A:アナルセックスは、外出しでも中出しでもコンドームなしの場合は性感染症のリスクがあります。
性感染症には色々種類があり、淋病などは性行為から24時間経過していれば受けれますが、エイズは2週間経過後といったように検査可能な時期が異なります。
とても不安だと思いますが、相手に感染症の既往がないか確かめ、女性は産婦人科、男性は泌尿器科に相談することをおすすめします。
そして、コンドームなしの性行為は行わないように徹底して自分を守りましょう。
Q.アナルセックスをして全く感じないです。これは異常ですか?
A:個人差もありますし、気持ち的な要因が大きいのではないかと思います。
そもそも肛門や直腸には性感帯がないので、感じないこと自体異常ではありません。
心配すると余計にプレッシャーがかかり気持ちいいと感じないので、まずは「感じなくても大丈夫」と楽に構えましょう。
そして、アナルセックス中に乳首やクリトリスをいじったり、言葉責めを試してみるのはいかがでしょう。
アナルに集中しなければ意外と感じることもありますよ。
Q.ゲイやニューハーフ・ホモ同士でもアナルセックスで感じることができる?
A:アナルセックスは男性同士の性行為として大昔から行われています。
ゲイやニューハーフ、ホモ同士では当たり前に知られていますが、男性の前立腺という器官を直腸の中から擦るように刺激すると、あっという間に射精してしまうほど気持ちいいと言われています。
ペニスの挿入でも、指でも前立腺は刺激できますので、挿入される快感を知ってみるのもおすすめですよ。
アナルセックスって本当に気持ちいい?正しいやり方と注意点のまとめ
ここまで「アナルセックスの正しいやり方と注意点」について解説してきましたがいかがでしょうか。
この記事のポイントは
- 経験者は男性約3割、女性約4割いる
- 通常のセックスより気持ちいと感じる人がいる
- 準備に必要な物品がある
- 時間をかけゆっくり行うことが大切で痛みがあったらすぐやめる
です。
アナルセックスは必ずしも必要なセックスの方法ではないですが、正しい準備と方法で行えば今までになく気持ちいい体験ができる方法です。
興味はあったけどよくわからないからできないと思っていた方は、この記事をきっかけにアナルセックスを実践してみてはいかがでしょうか。
当サイトでは他にも性にまつわる悩みや疑問を解説する記事を多数掲載しています。
気になるキーワードでぜひご覧ください。
この記事の執筆者セックスアドバイザーまりん
テクニシャン/ラブグッズ検定満点/セックスアドバイザー
大学生の頃に経験した大失恋からの自暴自棄のおかげで、気持ちいいことを追求するようになり風俗に3年半ほど勤め上げた後に、女性風俗ライターの道を歩むことに。現在は、女性に嬉しい最新のラブグッズの情報やテクニック面でのサポートを性業としている性のインフルエンサー