セックスがマンネリ化してきたとき、新しい快感を得るためにアナルセックスを試してみたいと思ったことはありませんか?
また、アナルセックスに興味はあるけど、やり方がわからなくてちょっと不安。
という方もいるでしょう。
そこで今回は
- アナルセックスに必要な正しい知識やメリット
- アナルセックスのやり方
- アナルセックスに必要な下準備
これらを中心に、アナルセックスにおすすめの下準備の方法と注意点を解説します。
最後まで読んでいただけたら、アナルセックスに必要な下準備が完璧にわかるはずです。
新しい快感を追求するためにも、下準備をしっかりして最高のアナルセックスをしましょう。
アナルセックスしたいけど何から始めればいいのかわからない!
「アナルセックス=女性器の代わりに肛門にペニスを挿入するセックスの方法」
だと思っていませんか?
女性器にペニスを挿入するのと同じ感覚で肛門にペニスや異物を挿入した場合、かなり激しい痛みが伴うことでしょう。
アナルセックスを継続するのは困難な状況になることが考えられます。
そもそも肛門は女性器とは構造が違い、外部から挿入を受け入れるようにはできていません。
そのため、正しい知識と事前準備が必要不可欠なのです。
アナルセックスには事前準備が不可欠です
先ほども書いたように、肛門は排泄物を排出するための器官ですので、外から異物が入ることはまずありません。
そのため、ペニスやバイブを挿入するためには、しっかり肛門をほぐし、「痛い」と感じないよう事前準備が不可欠です。
具体的な方法は後ほど詳しく紹介しますので、まずは「念入りな下準備が必要」ということを覚えておいてください。
正しい知識、コツやテクニックを持ちしっかりと下準備の上で行いましょう
排泄物を排出するということは、通常直腸内は排泄物が溜まっています。
快適なアナルセックスのためには、排泄物をすっからかんになるまで排出することが必要です。
さらに「気持ちいい」と感じさせるのにはコツやテクニックが重要です。
相手の様子をよく観察し、愛撫しながら入れるようにしましょう。
アナルセックスの前準備を怠ると怪我や病気につながる可能性も
アナルは妊娠しないからと生でしたり、下準備せずアナルセックスした場合、腸内細菌や性病に感染したり、肛門に傷がついて化膿してしまうなどの可能性があります。
セックスの最中に、興味でちょっとだけ肛門に挿入した場合など、事前準備がない時ほどリスクが上がりますので、怪我や病気の可能性があるということは忘れずにいましょう。
そもそもアナルセックスとはなんなの?
「アナルセックス」とひとことで言っても、そもそもなんなのかわかっている人は少ないのではないでしょうか。
異性間、男性同士、女性同士などパターンもいろいろあります。
まずはアナルセックスについて正しい知識を得ましょう。
アナルセックスとは
アナルセックスとは「肛門性交」のことで、男性器やバイブなどの性具を肛門・直腸へ挿入する行為のことをさします。
ゲイカップルのプレイとして広まっていますが、男女ともに肛門は性感帯になり得るため異性間でも行われます。
宗教上の理由や婚前交渉禁止などにより、あえてアナルセックスをすることもあったようです。
アナルプレイ、アナルファック、掘る・掘られるなどさまざまな呼び方が存在する
風俗店などでは、アナルプレイやAFと呼ばれることも多く、一般的にもアナルファックやおかまを掘る・掘られるなどとさまざまな呼び方があり、外国映画の中で「アナルファック」を耳にしたことがあるという方も多いはず。
セックスのことを「エッチ」や「ヤる」と言ったりするのと同じですね。
男性は前立腺へのマッサージ効果も期待できる
アナルセックスの受け手が男性の場合、ペニスやバイブが直腸壁越しに前立腺をマッサージするよう刺激できます。
前立腺のマッサージは、前立腺の鬱血を解消し、前立腺液を排出させるのに有効です。
これにより、前立腺炎の予防になる可能性もあると言えますね。
アナルセックスのメリット
アナルセックスに対して「痛そう」「汚そう」といった不安を持つ方は多いでしょうが、アナルセックスにはおすすめしたいメリットがあるんです。
パートナーに誘われているけど迷っている、という方はどうぞご覧ください。
男性は前立腺が刺激されることにより非常に気持ちいい
男性の前立腺は「男性版Gスポット」と呼ばれるくらいの性感帯で、神経終末が密集している部分です。
そのため、アナルセックスで直腸内から前立腺を刺激すると、射精と同じくらいの快感が得られ、しかも何度も快感を体感できます。
1度射精すると、時間を空けなければまた快感を感じられない男性には嬉しい発見ですね。
新しいセックスをすることでプレイの幅が広がる
男女問わず、新しいセックスプレイを体験すると、いつもより興奮したり快感が増すことはあるでしょう。
普段入れない場所に入れる背徳感や、女性に掘られる羞恥心なども、新たな快感に目覚めるきっかけになるかもしれません。
洗浄・浣腸をするので便秘にも効果あり
アナルセックスを気持ちよく快適に行うには、肛門・直腸内の洗浄が必須です。
シャワーで肛門を刺激し洗浄する「しゃわかん」という方法で簡単に洗浄している人もいるようですが、アナルセックスの前には衛生面でやはり浣腸がおすすめです。
浣腸はもともと便秘解消の方法ですので、ちょっと便秘がちという人は一石二鳥ですね。
アナルセックスの主なパターン
ここでは男性→女性、女性→男性、ゲイ同士、女性同士で行うアナルセックスのパターンを紹介します。
アナルセックスは、入れる快感と入れられる快感をどちらも楽しめるセックスプレイです。
自分に当てはまるパターンを知って他のパターンに挑戦してみることもいいのではないでしょうか。
一言でアナルセックスと言ってもさまざまなやり方が存在します
アナルセックスは男女ともに楽しめるプレイのため、男性の性器を挿入する以外にも、アナル用のおもちゃやペニスバンドを使用することもできます。
代表的なパターンを紹介しますが、アナルセックスに慣れてきたら他のパターンを模索してみてはいかがでしょう。
男性が女性のアナルに入れるパターン
男性が女性に入れるパターンは、刺激が欲しいカップルが違う快感を求めて始めることが多いようです。
男性はいつもと違うところに入れる興奮や、相手が受け入れてくれる充実感がたまらない快感になるでしょう。
女性が男性のアナルに入れるパターン
SM系の風俗店でよくみられるパターンです。
男性はM気質の人とは限らず、前立腺の刺激による快感を経験して以来ハマってしまったという人も多くみられます。
女性は、普段とは逆の経験ができて興奮する、指で前立腺の部分を刺激してイカせるのが楽しいという人が多いようです。
ゲイの男性同士で挿入するパターン
アナルセックスと言って思い浮かぶことが多いのがこのパターンではないでしょうか。
男性同士の場合も「タチ(男性役)」「ネコ(女性役)」と役割が決まっていることがほとんどで、挿入する側とされる側の役割を交換することはないという特徴があります。
女性同士で挿入するパターン
女性同士のアナルセックスは、ペニスバンドを交互に装着でき、マンネリを感じているカップルが行うことも多いようです。
アナル上級者になると、膣よりも気持ちいい体験をすることもあり、相手の感覚を分かり合える女性同士で試しているのではないでしょうか。
初心者でもわかりやすいアナルセックスの下準備のやり方
ここからは具体的なアナルセックスに必要な下準備について解説します。
必要な道具や初心者のためのアナルの広げ方、3つの洗浄方法についてしっかり学び、完璧な下準備をしましょう。
必要な道具を用意する
まずはアナルセックスに必要な道具を揃えます。
全てアダルトショップや通販で購入できますし、ドラッグストアで購入できるものがほとんどなので、不足なくしっかり揃えましょう。
アナルローション
アダルトショップやサイトにはアナル専用ローションが売られています。
普通の潤滑ローションよりも高粘度で、長時間潤うことが特徴です。
アナルセックスの最中にローションを足す手間が惜しい、という方はアナル専用ローションを準備しましょう。
浣腸器
浣腸器はドラッグストアでも購入できます。
ガラス製やプラスチック製、ゴム製などいろいろな素材や容量の違いがありますが、初心者はまず使い捨ての浣腸液から始めることをおすすめします。
使い捨ての場合、浣腸器の洗浄の手間もありませんし、専用の浣腸液であれば体への影響も少ないからです。
洗浄については後ほど詳しく紹介しますので、「準備に浣腸器が必要」ということだけ覚えておいてください。
コンドーム
アナルセックスは妊娠の心配がないからと、コンドームを使用しない男性も多いようですが、コンドームはアナルセックスの必需品です。
肛門や直腸には大腸菌などの常在菌が多く存在しますし、肛門付近は毛細血管が多く出血しやすいため細菌感染や性病感染のリスクがあります。
安心安全なアナルセックスのために、コンドームは必ず準備しましょう。
下剤
浣腸が苦手だったり、液の排泄が我慢できずうまく浣腸できない場合、下剤を使って直腸内をキレイにしましょう。
浣腸よりも時間がかかるため、ゆっくり準備に時間が取れることが前提ですが、浣腸するとお腹にすごく痛みがあるという人には緩やかに排泄できる下剤がおすすめです。
また、アナルオナニーしたいけれど、自分でうまく浣腸できない場合も下剤がおすすめです。
アナル拡張器
アナル拡張器やアナルプラグと呼ばれ、肛門周りの筋肉を緩めるために使います。
バイブなどと違い、出し入れせず入れっぱなしで使うものなので、おもちゃで代用しないようにしましょう。
素材は主にシリコン、ガラス、金属でできています。
最初は、柔らかく破損しにくいシリコン素材がおすすめですよ。
アナルセックス・アナル開発で最初に必要なアナルの広げ方
アナル開発に必須なのが、アナルを広げることです。
広げ方の手順をしっかり覚えましょう。
- 1. 事前に浣腸しておく
- 2. 横向きや後背位など広げやすい体位にする
- 3. ローションをたっぷり塗る
- 4. 指などを挿入し、徐々に広げていく
ポイントは痛いと感じたらすぐにやめることです。
最初に無理してしまうと、アナルセックス自体に恐怖感や嫌悪感を持つことにもなりかねませんので、ゆっくりじっくり開発することを念頭に置いてくださいね。
指で徐々に広げる広げ方
道具を使わずできる簡単な方法ですが、衛生面や感染防止のため、指サックや手袋などを必ず使いましょう。
指は小指からはじめ、徐々に指を太くしてから本数を増やすようにしましょう。
慣れてきたら、愛撫するように肛門を優しく中から少し掘るように動かすことがコツですよ。
アナル拡張器を使用する広げ方
アナル拡張器の場合は、下向きに四つん這いになる体位が最もやりやすいでしょう。
ローションをたっぷり塗り、拡張器挿入後はそのまま抜かずに時間を置くことがポイントです。
アナル拡張器は出し入れしないように気をつけてくださいね。
綿棒を使った広げ方
アナル拡張器や指が太くて怖い、という相手には綿棒を使って広げる方法がおすすめです。
実際綿棒を見れば、「これだけ細ければ大丈夫かも」と不安がなくなるでしょう。
肛門と綿棒両方にローションをたっぷり塗って、1本から数を増やしてください。
痛みが出たら終了しましょう。
綿棒は奥に入れすぎると取り出せなくなる危険がありますので、無理に奥まで入れず半分まで入れたらストップしましょう。
アナルセックスの下準備の重要ポイントもう一つは洗浄です
先ほどから何度も書いていますが、アナルセックスに洗浄は不可欠です。
お互い気持ち良く、安心安全にアナルセックスを楽しむための必須準備ですのでやり方をしっかり押さえておきましょう。
浣腸器を使用した洗浄方法
シリンジやスポイト、吊り下げなどいろいろなタイプの浣腸器がありますが、手順は浣腸器の説明書に従いましょう。
- 1. 汚れてもいい場所に準備する
- 2. 左が下の横向きやうつ伏せでお尻を上げた姿勢に体位を整える
- 3. 液を入れたら最低5分我慢する
- 4. 排液が透明になったら終了し10分程度休む
下剤を使用した洗浄方法
下剤はドラッグストアで売っていますが、種類がいろいろあるので自分に合ったタイプの下剤を使うと楽に準備できますので色々試してみることをおすすめします。
- 1. 数時間トイレに行き来できる時間を確保する
- 2. 下剤を飲んで排泄を待つ
- 3. 便意があるのに何も出ない状態になったら終了
直腸をシャワーで洗うシャワー浣腸(しゃわかん)での洗浄方法
しゃわかんは上級者向けの洗浄方法です。
シャワーヘッドを外し、ホースを肛門に当て直接シャワー水を注入し洗浄します。
水圧や温度など調節が難しいため、かなり浣腸に慣れている方におすすめです。
- 1. シャワーヘッドを外し、水温を38℃くらいに調節する
- 2. ホースの先端を肛門に入れる
- 3. 弱すぎず強すぎない水圧に調節しながらシャワー水を入れた後、水を止めてそのまま待つ
- 4. 何回か繰り返し、排出物が透明になったら終了
これでも不安な人は挿入直前にしっかりとアナルをほぐしましょう
準備万端な状態になったら、不安を解消するためにアナルマッサージすることもおすすめです。
マッサージにより愛情が伝わり、より深いアナルセックスが期待できますよ。
- 1. ローションをたっぷり塗って肛門の外側を指圧する
- 2. 肛門の入口が緩んだら、指先だけ入れてやさしくクニクニ触る
- 3. 指を出し入れしたり回転させる
- 4. 指を奥まで入れ、指関節を曲げ広げるように動かす
アナルマッサージ中は、適宜ローションを足して摩擦で痛みが出ないよう注意しましょう。
ここまで下準備が終わればあとはアナルローションを使用し挿入するだけ
相手の準備が十分整ったところで、いよいよ挿入です。
コンドームとローションを使用し挿入しましょう。
ここでいきなりズブっと入れてしまっては、せっかくの下準備が水の泡です。
少しずつ、ゆっくり相手の反応をみながら挿入しましょう。
アナルセックスの下準備に関する注意点や意識すべきこと
アナルセックスにあたって下準備は大変重要ですが、目的はあくまで気持ちいいアナルセックスです。
準備することに集中しすぎないよう、注意点や意識するポイントを押さえて楽しんで準備できるといいですね。
初めは必ず痛いものなのでパートナーの反応をしっかりとみながらアナルセックスをしましょう
アナルセックスには痛み伴うことが多いので、相手の反応を見逃したり勘違いすると、不快感や嫌悪感を与えてしまう可能性があります。
少しでも痛いそぶりがあったらすぐにやめること、挿入できなくても無理しないことは絶対に守りましょう。
手順を間違えると出血する可能性がありますのでしっかりとした手順を踏んで行いましょう
肛門周囲は毛細血管が集まっており、ちょっとした刺激で出血する可能性があります。
浣腸器の先端が当たっただけで出血することもあるため、器具の使用や指などの挿入の際は手順を守ることを忘れずに、ローションや指サックなどの道具を必ず使いましょう。
男性が行う場合は必ずコンドームを装着しましょう
衛生面と感染防止の面で、男性器の挿入の際は必ずコンドームを使用しましょう。
男女間でアナルセックスした後、そのまま女性器に挿入する場合は必ずコンドームを付け替え、女性側の感染防止にも気をつけてくださいね。
匂いが結構出る可能性がありますので致す場所には十分注意しましょう
浣腸や洗浄を十分行なっていても、残った便が漏れることがあります。
初めての場合は特に気になることもありますので、汚れてもいいようにタオルを下に敷くことや、バスルームでマットを使用するなど環境にもしっかり配慮しましょう。
アナルセックスが不安なあなたに!おすすめの下準備の方法と注意点まとめ
いかがでしたか?今回はアナルセックスに必要な準備と注意点について解説しました。
【この記事のポイント】
- アナルセックスは肛門で行う性交で、男女どちらも楽しめる
- アナルセックスには、浣腸などの洗浄と肛門を広げる準備が必要
- 必要な道具はドラッグストアやアダルトショップで購入しておく
- アナルセックスは十分な下準備があれば不安なく楽しめる
痛みや不潔感など、アナルセックスへの不安は念入りな下準備で解消されることがわかりましたね。
ちょっとした興味で始めるのにはハードルが高い、と思ったかもしれませんが、その分相手への思いやりが伝わり今まで以上に精神的に濃く結びついたセックスができるはずです。
安心安全で気持ちいアナルセックスをぜひ体験してください。
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この記事の執筆者ももね
元アパレル店員ももね
某都内のアパレルショップで働いていたももねです。今はIT企業で事務員をしながら、職場の女の子の恋愛相談に乗ってあげています、大学生の時から恋愛相談によく乗っている傍ら自身もいろいろな男性とお付き合いをしてきました。自分の得てきた体験をもとに皆様のお悩みを解決いたします!